電動歯ブラシは夫婦や家族で共有可能!メリットとデメリット
電動歯ブラシ 2018.11.24電動歯ブラシは夫婦・家族で共有することができる!
手磨き用の歯ブラシは、たとえ仲の良い夫婦や家族であったとしても、虫歯や歯周病が感染してしまう恐れがあることや衛生上の理由もあり、共有することはおすすめできることではありません。
しかし、電動歯ブラシの場合はブラシの取り外しができるため、ブラシを人数分用意すれば、「本体を共有する」ということでしたら問題はなく、可能なことと言えるでしょう。
むしろ、本体は性能の良いものとなると結構高額になりますので、人数分の電動歯ブラシの本体を揃えるとなると出費が大きくなってしまい、もったいないほどです。
家計のことを考えたら、本体によほどのこだわりがないようでしたら、共有することを選んだ方が経済的な理由でおすすめです。
そうは言っても、夫婦2人で同じ本体を共有する分にはそれほど問題は少ないと思われますが、家族が複数人いる場合は、いくつか考えた方が良いこともあります。
次章からは、電動歯ブラシの本体を共有するにあたって、考えた方が良いポイントをご紹介していきます。
電動歯ブラシを夫婦・家族で共有するためのポイント!①
実際に、電動歯ブラシを夫婦や家族で共有する場合は、決めておいた方が良いことがいくつかありますので、そのポイントをご紹介します。
【ブラシを間違えないように色分けなどをする】
電動歯ブラシを共有する際に一番大切なのは、お互いのブラシを間違えて使用しないようにすることです。
先ほどお話ししたように、同じブラシを使用してしまうと、虫歯や歯周病の菌が感染する可能性が出てきます。
そこで、自分のブラシだと分かりやすくするために、色分けなどをすることが必要になります。
後ほど具体的な商品のご紹介をしますが、同じ種類のブラシでも、ブラシの色が数種類あるものやブラシの根元に色がついているものなどがあります。
そのようなブラシがある機種を選ぶことも、夫婦や家族で電動歯ブラシを共有する場合に購入する際のポイントとなるでしょう。
また、色分けのされているブラシを使わない場合にも、色によって使い分けたいとしたら、カラーゴムやシールなどをつけることで、誰のものかを分かりやすくすることもおすすめです。
電動歯ブラシを夫婦・家族で共有するためのポイント!②
前章でご紹介したポイントの他にも、電動歯ブラシを夫婦や家族で共有する際に考えた方がいいことや、起こり得る問題があります。
●歯磨きをするタイミング
夫婦の2人だけで電動歯ブラシを共有する場合は、使用するタイミングを計るのはそれほど大変なことにはならないでしょう。
しかし、家族が複数人いる場合は、どうしても同じタイミングで歯磨きをしなければならない時も出てきてしまうものです。
家族が4、5人いる場合は、電動歯ブラシの本体を2本用意するなどの対応も必要でしょう。
●充電について
電動歯ブラシは、電池式のものもあれば充電式のものもあります。
夫婦や家族で共有する際に、誰かが使おうとしたら充電が少なくなっていて「忙しいのにすぐに使えない」ということもあり得るでしょう。
そのような問題が起こらないように、使用後は必ず充電器に戻すなどの習慣をつけることが大切になります。
また、複数人が続けて使用することによっても、電池は消耗されていきます。
充電時間を待つ時間もないほど忙しい生活を送っている人は、「クイックチャージ機能」のついている機種を使用することをおすすめします。
クイックチャージ機能のあるものでしたら、2分間充電するだけでも2分間歯磨きをすることができるようになります。
連続して使う可能性のある家族におすすめの電動歯ブラシと言えるでしょう。
電動歯ブラシ初心者の方へ!電動歯ブラシの種類と特徴
次に、電動歯ブラシを夫婦や家族で共有することは検討しているけれど、「まだ電動歯ブラシを使ったことがない」という方のために、電動歯ブラシの種類や特徴についてご紹介していきましょう。
電動歯ブラシには、次のような駆動方式というものがあります。
●音波式歯ブラシ
音波式の電動歯ブラシは、通常のものよりも「振動回数が多い」という特徴があります。
細かい振動によって起こる水流を使って、歯と歯ぐきの間の歯垢などを取りやすくするという仕組みになっています。
音波の振動で生まれる気泡により、毛先のあたっていない数ミリ離れた箇所の歯垢も落とすことが可能と言われています。
●回転式歯ブラシ
ブラシが丸い形で回転するタイプの電動歯ブラシです。
丸いブラシを使用することにより、通常の形の歯ブラシでは届きにくい部分まで磨くことが可能になります。
ただ、振動が他のものよりも大きいというのがデメリットとして挙げられています。
●振動式歯ブラシ
価格が手ごろなものが多い電動歯ブラシです。
他の駆動方式よりも振動回数が低く、パワーも弱いとされています。
高速で往復する振動式なので、使い方を誤ると歯や歯ぐきを傷めてしまう恐れもあるので、気をつけて使用することが必要です。
電動歯ブラシには、おもに上記のような駆動方式による違いがありますので、何を優先して選ぶかを共有する相手と一緒に考えて決めていきましょう。
夫婦や家族で共有するのにおすすめ電動歯ブラシ
先ほどは、電動歯ブラシの駆動方式についてご紹介しましたが、どの駆動方式にしようとしても、ブラシを替えて使用することができないと、共有することはできません。
そこで、夫婦や家族で共有する際におすすめの電動歯ブラシをご紹介します。
【ブラウン:オーラルB】
ブラシが丸型で、歯の1本1本を包み込めるように設計されています。
通常では届きにくい奥歯でも、歯と歯ぐきの境までフィットさせて磨くことができます。
まず、「3D丸型回転」をして、高速上下運動により歯垢をたたいて浮かせます。
そして、左右の反転運動によって、「浮いた歯垢をかき出す」という仕組みになっています。
手磨きでは実現しにくいことをオーラルBによって行なうことが可能になります。
電池が長持ちし、充電も素早くできるという、夫婦や家族での共有に便利な点もおすすめのポイントです。
また、「電動歯ブラシを夫婦・家族で共有するためのポイント!①」でご紹介した、ブラシの色や根元の色で区別をつけることができるという商品があるのは、このオーラルBになります。
【ブラウン:オーラルB 替えブラシ ベーシックブラシ 4本×4セット】
という16本をセットでまとめて購入できるので、複数人が使用するご家庭には特におすすめの商品です。
電動歯ブラシの基本的なお手入れ方法とは?
電動歯ブラシを、夫婦や家族で共有する場合の準備や心構えなどは、お分かりいただけたでしょうか。
今後、電動歯ブラシを使用していくうえで、大切なことがまだあります。
それは、毎日使用していく電動歯ブラシのお手入れについてです。
手磨きの歯ブラシも同様ですが、ブラシには、使う度に食べ物のかすや汚れがついてしまうものです。
放っておくと、細菌が繁殖してしまい、口内トラブルも引き起こしかねません。
そこで、使用後は毎回、よくすすいで洗い流すことが大切ですが、それだけでは落ちない時もあります。
そのような場合は、つまようじや清掃用に用意した歯ブラシでこすりつけるようにゴミを落としましょう。
また、時々は、台所用の洗剤や漂白剤を薄めたものを使用して、つけ置き洗いをすることもおすすめです。
10分ほどつけた後は、ぬるま湯でしっかりと洗い流してから水気をきり、乾燥させましょう。
漂白剤は非常に有害なものですので、この成分がしっかりと残らないように洗い流すようにしてください。
もちろん本体もきれいにしておく必要があります。
しかし、ブラシのように丸洗いすることはできませんので、ぬるま湯でぬらした布などでよく拭き、乾かしましょう。
夫婦や家族で共有する場合は特に、本体がすぐに汚れてしまう可能性が高いので、お互いに使用後は汚れを拭き取るように心がけましょう。
電動歯ブラシを共有する際もお互いに思いやりを!
電動歯ブラシは、本体が1本あれば、ブラシを交換することで何人かで共有することができます。
しかし、夫婦や家族だからと言って、自分本位で使用していては電動歯ブラシが原因で、険悪なムードになってしまう場合もあるかもしれません。
充電は十分にされているか、汚れはたまっていないかなど、お互いに気を配りながら使用していくことで、仲良く共有していくことができるでしょう。