口臭対策に効果的な飲み物って?手軽に実践できる対策とは!
口臭 2019.09.06口臭の原因となる飲み物は?
口臭が気になる時、「そういえば、コーヒーを飲んだ後だった」といったことはありませんか?
仕事でちょっと休憩をはさみたい時や食後、同僚や仲間たちとカフェに立ち寄りお茶する際、コーヒーをオーダーする方もいるでしょう。
いつでもどこでも手軽に飲める飲み物が、口臭の原因になることをご存知でしょうか。
コーヒーにはカフェインが含まれていますが、カフェインには心身ともに緊張状態にする、交感神経を優位にする働きがあります。
交感神経が緊張すると唾液の分泌量が減少しますが、その結果、口腔内が乾燥し、口臭が発生しやすくなるというわけです。
また、食事の時間に食事を摂らず、コーヒーだけで済ませてしまうことがありますが、これも口臭を発生させる原因と考えられます。
空腹時にカフェインが含まれたコーヒー、栄養ドリンクなどの飲み物を摂ると、胃酸の分泌が促進されて、げっぷが出やすくなる傾向にありますので注意しましょう。
気になる口臭対策には、まずは1日3回の食事をきちんと摂ることが基本です。
空腹時にカフェインがたっぷりと含まれたコーヒーや栄養ドリンクなどの飲み物を飲んでお腹を満たすようなことがないよう、日ごろから注意してみましょう。
口臭は消臭成分たっぷりの緑茶で対策
加齢とともに気になり始めた口臭。
家族に注意され、エチケットサプリを利用している方も多いのではないでしょうか。
口臭はどんなに歯磨きを頑張っても、なかなか改善されず、気になり始めたら1日中気になっているという方も少なくありません。
口臭は自分では気づきにくいものです。
だからこそ、余計に慎重になってしまうのも共感できる部分でしょう。
口臭は気になり始めたら、消臭成分が含まれた飲み物で口臭対策を行いましょう。
もっとも手っ取り早い、手軽な飲み物といえば緑茶です。
緑茶に含まれているカテキンには、強力な殺菌、抗菌作用があり、口腔内の雑菌の繁殖を抑える効果をもちます。
また、虫歯の原因となるミュータンス菌の増殖を抑えてくれたりもします。
喉が渇いたなと思った時は、緑茶を口に少量含み、口腔内で軽くぶくぶくしましょう。
口腔内のネバつきが気になる時は、そのまま飲み込まずに、ぶくぶくした後に吐き出します。
緑茶でうがいをする要領ですね。
これで、口腔内もスッキリします。
ご飯を食べた後、お茶で口腔内をぶくぶくしてから飲み干す方がいますが、これは、虫歯予防にも効果的な飲み方だったようです。
口臭対策におすすめの飲み物は牛乳
口臭には歯周病はじめ、虫歯、ストレス、胃腸などの不調、便秘などの原因が挙げられますが、ニンニクやニラ、玉ねぎやねぎなどの臭いのきつい食べ物を食べた後に臭う場合もあります。
ちなみに、臭いのある食べ物にはその食品自体に臭いのあるもの、身体に入ることで臭いがきつくなるものに分けられます。
臭いのある食べ物とは納豆、チーズなどの発酵食品、身体に入ると臭いがきつくなるものは、先ほど挙げたニンニク、ニラ、玉ねぎなどです。
発酵食品を食べる際、その臭いが気になりますが、身体の中に入ってしまえば、食後30分ほどで消えてしまいます。
一方、ニンニク、ニラなどは食後約15時間も残るそうです。
ニンニク、ニラなどの臭いの原因は硫黄化合物になります。
この臭い成分は約15時間もの長い間、血液の中を縦横無尽に動き、あらゆる部位からその臭いを分泌します。
それが肺に留まると息として排出され、口臭となるのです。
ニンニクなどの臭い対策には、カルシウムたっぷりの飲み物・牛乳がおすすめです。
牛乳などの主成分・たんぱく質はニンニクに含まれているアリインと結合しやすく、臭いの原因をブロックする作用をもちます。
ニンニク、ニラなどを使った料理を食べる前にコップ1杯の牛乳を飲んでおきましょう。
気になる口臭!手軽な飲み物ですぐさま対策
仕事中のランチ後や仕事終わりの同僚たちとの会食時、ふと自分の口臭が気になったことはありませんか?
そんな時は、水うがいで臭い対策を行いましょう。
職場のキッチンなどに行って蛇口をひねり、少量の水を口に含み、ぶくぶくうがいを実践しましょう。
2~3回行えば、口臭対策はバッチリです。
これぞ、もっとも手軽な飲み物を使った口臭対策といえますね。
それでも、口臭が気になる時は、舌苔を疑ってみましょう。
鏡の前に立ち、大きく口を開け、舌を伸ばして確認してみてください。
舌に白い、黄色っぽい何かがたまっていませんか。
それが口臭の正体です。
一般的に舌苔といわれているものですが、これが臭いの原因です。
定期的にチェックし、ケアする習慣を身につけておきましょう。
ちなみに、舌苔をケアするグッズや舌苔を除去する口中ケアタブレットなども多数売られています。
何から始めてみればよいか迷ったときは、このようなグッズに頼ってみてはいかがでしょうか。
口臭に悩む急増!考えられる背景は?
ひと昔前までは職場へ行けば、気の合う人や同期がおり、会社の愚痴や上司や同僚の人間関係の悩みなどを相談するなど、さまざまな場所でストレスを発散することができていました。
しかし現在は、仕事は仕事、プライベートはプライベートと割り切る人が増え、一線を超えない人間関係を構築する人が増えていることから、社内の部下、同僚などの悩みを耳にすることも少なくなっているとのことです。
いわゆるコミュニケーション不足という状態ですが、実は、このコミュニケーション不足が原因で、口臭で悩む人が増えていることをご存知でしょうか。
口を開け閉めすることで唾液の分泌が活発化される構造となっていますが、誰とも話さず、口を閉めたままの状況が長時間続くと、唾液の分泌量が減少し口臭リスクが高まります。
唾液にはリゾチームという強い殺菌力をもつ酵素が含まれますが、唾液の分泌が適切に行われずに分泌量が低下することで、舌に舌苔が付着し口臭が発生します。
対策は口を開け閉めすることですが、会話を禁止されている職場もあるでしょう。
その場合は、休憩時間に水やお茶などの飲み物を定期的に飲んで、唾液の分泌を促しましょう。
疲れた時はひとかけらのチョコレートがおすすめ
パソコンを使ったデスクワークや外回り、お客さまの相手をする販売スタッフなど、仕事に疲れた時、甘いものが食べたくなりませんか?
甘いものといえば、チョコレートですね。
仕事場のデスクの引き出しや冷蔵庫の中に、一口で食べられるチョコレートを入れている方も多いのではないでしょうか。
なぜ、チョコレートが疲労に効果的かといいますと、チョコレートに含まれているカカオポリフェノールにその理由があります。
カカオポリフェノールは高い抗酸化作用があることが知られていますが、この作用は細胞の老化の原因である活性酸素を抑制する働きがあります。
ちなみに、細胞が元気になると代謝がアップし、免疫力が高まります。
免疫力が高まると血行が促進され、身体が温まります。
それが、疲労回復効果があるとされている所以です。
人は疲れてくると、口臭がひどくなることがあります。
そんな時は、一口サイズのチョコレートで口臭対策を行いましょう。
チョコレートを口に入れた後、緑茶などの飲み物を飲んでおけば、歯にステインが付着する心配もありません。
口臭対策には消臭成分とポリフェノールが入った飲み物がおすすめ
口臭は自分では気づくにくいものです。
原因は加齢、ストレス、便秘などさまざまですが、臭いに敏感になる年代になった時は早めの対策がおすすめです。
口臭はお茶、牛乳など、冷蔵庫にある手軽な飲み物でケアできます。
水うがい、お茶うがいなど、すぐさま実践できる口臭対策を習慣づけておきましょう。