オイリー肌の洗顔!回数の目安を知って爽やかに整えよう

皮脂 2019.08.15

景色が映るほどは大げさですが、テカテカなオイリー肌だと外出時に気になりますよね。

そんなオイリー肌ですが、毎日の洗顔の方法を変えることで、肌をさっぱりと整えることができます。

どのような洗顔方法を行えば、さっぱりとした肌になるのでしょうか。

1日に行う洗顔の回数、洗顔の仕方などについてお伝えしていきます。

洗顔料に含まれる洗浄成分がオイリー肌解消の鍵

肌質には皮脂の分泌が盛んなオイリー肌、乾燥肌とオイリー肌が混合している混合肌、肌に皮脂が少ない乾燥肌の3タイプがあります。

どの肌質もそれぞれに悩みを抱えますが、今回はオイリー肌に焦点を当てていきます。

結論から申し上げると、洗顔料に配合されている洗浄成分を見直し、洗顔の回数を変えるだけで劇的に肌のコンディションを良くさせることができます。

まず、使用する洗顔料についてですが、オイリー肌におすすめの洗浄成分は、肌の皮脂を優しく洗いあげ、肌に必要な皮脂を残してくれる働きをもつアミノ酸系洗浄成分が配合された洗顔料になります。

オイリー肌の場合、皮脂をスッキリと落としたいと思うあまり、強い洗浄成分が配合された洗顔料を選びがちですが、これは良い選択とは言い難いです。

強い洗浄成分が配合された洗顔料は一度でスッキリと洗い上げることができるというメリットがあります。

その反面、肌を保護するために必要な皮脂までも落としてしまうというデメリットがあることを知っておきましょう。

続いて、洗顔の回数についてですが、一般的には朝、夜の2回の洗顔が基本となっています。

オイリー肌の場合、皮脂のべたつきが気になり、1回の洗顔で2度3度と行う方も少なくありません。

しかし、過度な洗顔は肌への負担が大きく、乾燥を招く原因にもなりますので、朝夜各1回ずつ、1日2回でとどめておきましょう。

固形石鹸に注目!優しい洗い心地がオイリー肌に打ってつけ

現在市販されている洗顔料には固形石鹸はじめ、フォームタイプ、クリームタイプ、ジェルタイプ、ミルクタイプ、パウダータイプなどがあります。

これらの洗顔料は肌質、成分、目的、使い心地などに応じて選べますが、オイリー肌の場合は皮脂を優しく、またスッキリと落としてくれるタイプを選ばなければなりません。

おすすめは、固形石鹸です。

もっとも売れていると言っても過言ではないほどの高い人気を得る固形石鹸ですが、その人気に火が点いたのは、10年前でしょうか。

その人気の火付け役となった固形石鹸は、通称赤箱・青箱と呼ばれる固形石鹸です。

この固形石鹸の販売価格は、1箱約100円。

このコスパの良さ、こだわりの成分、洗い心地が女性に受け、さまざまな女性雑誌に掲載されたことをきっかけに、再び注目が集まりました。

オイリー肌には、さっぱりと優しく洗い上げてくれる固形石鹸がおすすめです。

固形石鹸には植物系由来成分が多く含まれるものが多く、また、香料や着色料、防腐剤などの添加物が含まれていないものばかりです。

毛穴の開きに悩む男性にも向いている洗顔料と言えるでしょう。

優しい洗い心地が気に入り、1度に2回3回と回数を重ねる方も少なくありませんが、洗い過ぎはNGです。

1度に1回の洗顔を基本としましょう。

オイリー肌の洗顔方法【回数と湯の温度】

洗顔はぬるま湯でと言われますが、そのぬるま湯の温度が何度なのでしょうか。

朝スッキリと目覚めたいからお湯は出さずにそのままの水で洗っている、寒いのが苦手なので熱めのお湯で洗っているという方も少なくありませんが、その温度は肌に負担をかける可能性が高いためおすすめできません。

特に皮脂の多いオイリー肌は常温の水では皮脂が落としにくく、熱めのお湯では必要な皮脂まで落としてしまう恐れがあるため、注意が必要です。

ちなみに、オイリー肌に適したぬるま湯の温度は36~38℃になり、敏感肌や乾燥肌には30~34℃、普通肌は35℃前後になります。

洗顔時の温度は洗顔の回数に関係なく、肌質に応じて設定することをおすすめします。

昨今、シャワー派の方が増えていますが、顔を洗う時、シャワーをそのまま顔に当ててしまいがちですが、これもおすすめできません。

皮脂の多く、べたつく肌をスッキリと落としたい気持ちは分かりますが、熱めのお湯をいきなり顔に当ててしまうと、肌を保護しているバリア機能が低下して肌のターンオーバーのサイクルを乱すことにもなってしまうので、注意しましょう。

体臭を予防する洗顔方法

「パパの近くに行くと、臭い」「パパの枕、臭い」子供のふとした言葉に傷ついたことはありませんか。

年齢を重ねてくると男性女性関係なく誰でも加齢臭、体臭が気になるようになりますが、加齢臭の原因となる耳の後ろのニオイは毎朝の洗顔で予防することができます。

朝に洗顔する際、顔だけでなく、耳たぶ、耳の後ろまで手を伸ばしましょう。

ただし、ニオイの原因物質は衣類にも移ってしまいますので、洗顔、耳の後ろを洗うのは着替える前が絶好のタイミングです。

特にオイリー肌の方の場合、耳の後ろは汗に加え皮脂がたまりやすい場所でもありますので、よく泡立てた洗顔料をたっぷりと指の腹にとり、その泡で皮脂をしっかりと洗い流すことが基本になります。

ちなみにその時の洗顔回数ですが、1度でスッキリと落とせなかった時は、もう一度洗顔料を泡立て、ほおから耳たぶへ、耳の後ろを2回3回と洗いましょう。

肌の弱い方、乾燥しやすい肌質の方は、香料や着色料、防腐剤、石油系界面活性剤などの肌を乾燥させる恐れのある添加物が配合されていない洗顔料を選び、肌への負担を軽減しておきましょう。

オイリー肌の洗顔回数とタイミング

洗顔は朝夜の1日2回がベストな回数とされていますが、オイリー肌の方の場合、その基本の洗顔が肌に余計な負担をかけてしまっている恐れがあります。

洗顔は毎日行うスキンケアであるため、何気なく行っている方も多いと思います。

もし、オイリー肌が原因で大人ニキビができ、肌荒れに悩んでいる場合、まずは毎日の洗顔回数、タイミングを見直すことが大切です。

ストレスによる大人ニキビが顔中に広がると、どうしても肌がべたつきますが、その過剰な皮脂が汗とまじりあい、ニオイを発する場合も少なくありません。

そのニオイが原因で、人間関係に支障をきたすこともしばしば。

そうならないためにも、まずは洗顔回数、タイミングを見直してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、洗顔回数は朝夜の2回が最適とされていますが、オイリー肌の場合、朝はぬるま湯で洗い流すだけでも問題ありません。

夜はその日の皮脂、汚れがたっぷりと詰まっていますので、泡立てた洗顔料を手に取り、ゆっくりと優しく顔全体に広がった皮脂、汗を洗い流しましょう。

次にタイミングですが、朝は起床後、そして夜は入浴時に浴室から出る直前が目安です。

適切な洗顔方法、回数は?

どんなに高額な洗顔料を使っても、洗顔方法、回数次第では肌にダメージを残してしまいますので、注意しましょう。

ちなみに、皮脂の分泌が多いオイリー肌と乾燥しやすい乾燥肌では洗顔の方法、回数も異なりますので、肌質、悩みに合わせた洗顔を行うことが大切です。

では、おすすめの洗顔方法、回数はどうなっているでしょう。

まず洗顔の回数ですが、皮脂が多い場合は皮脂の酸化を考えると6時間おきがベストですが、仕事中はそうもいきません。

そんな時は朝夜の1日2回の洗顔で、朝はぬるま湯のみ、夜は洗顔料を使いましょう。

続いて洗顔の方法についてですが、前髪が長く垂れる場合は洗顔用ヘアバンドなどを使って前髪をあげ、額を出しましょう。

36~38℃のぬるま湯で、顔全体を何度か濡らして予洗いを行います。

大人ニキビがひどい時は、この予洗いのみで洗顔を終えても問題ありません。

梅雨時や夏場など、顔の汗、皮脂のニオイが気になる時は、柿渋成分などの消臭成分が配合された洗顔料を使いましょう。

泡立てネットを使ってたっぷりの泡をつくったら、顔全体に広げ、円を描くようにくるくると撫でていきます。

特に小鼻、額、あごは入念にしておきます。

最後はすすぎですが、たっぷりのぬるま湯で洗顔料が残らないようしっかりとすすぎます。

清潔なタオルで水気をとりますが、その際、タオルでごしごしとこすってはいけません。

タオルを肌に軽く押し当て、顔全体の水気を浸みこませるように、が基本です。

オイリー肌を改善して爽やかな印象に

オイリー肌はニキビに悩まされる方も多く、酸化が進めば悪臭を放ちかねません。

洗顔料には気を使っていると思いますが、洗顔方法を今一度見直してみましょう。

基本の回数は、1日2回。

肌に負担をかけないぬるま湯で、丁寧な洗顔を心がけましょう。

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