加齢臭は消臭スプレーで解消!手作り消臭スプレーの作り方

加齢臭 2019.06.08

「加齢臭」という言葉は、どちらかといえば嫌な印象を持つ言葉ですよね。

「加齢臭がする」なんて陰口を聞いてしまったなら、落ち込んでしまって、一気に老けこんでしまうような人がいるかもしれないほどショッキングな言葉だといえるでしょう。

加齢臭に悩まないためには、毎日のケアが大切です。

そこで、話題の手作り消臭スプレーを試してみて、加齢臭を吹き飛ばしましょう。

加齢臭とは

まずは、加齢臭についてお話をしていきます。

加齢臭は男性特有の臭いだと思っていませんでしたか。

実は加齢臭は女性にも起こり得るもので、深刻に悩んだ結果、仕事に就けなくなった女性も少なくありません。

加齢臭の原因は、「ノネナール」という物質です。

ノネナールは、皮脂に含まれる「パルミトオレイン酸」が酸化されることで発生する物質です。

パルミトオレイン酸は、男女ともに40歳を過ぎるころから分泌量が増えてくる物質であり、皮脂量の少ない人だとしても加齢臭が発生する恐れがあります。

加齢臭が発生しやすい部位は、頭、首や耳のうしろ、背中、わき、胸です。

これらのうち、頭や背中は特に皮脂量が多いため、注意が必要です。

よくテレビドラマなどで、「枕についた臭いで加齢臭だと分かった」という表現がされますが、それは枕が直接加齢臭の元となりやすい頭や首、耳と触れ合うためです。

こういったドラマでは、旦那さまの加齢臭対策のために、奥さまたちが手作りスプレーや市販の消臭スプレーを枕や枕カバーに吹きかけるシーンがあります。

しかし、加齢臭は消臭スプレーで改善できるものなのでしょうか。

加齢臭は市販の消臭スプレーで予防できるの?

現在、さまざまなメーカーから加齢臭のための消臭スプレーが売られています。

また、手作りの消臭スプレーを使用することを検討している人もいるかもしれません。

確かにスプレータイプの消臭剤は使いやすく、利便性に長けているため重宝しますが、加齢臭の対策方法はそれだけではありません。

加齢臭を予防するには、大きく分けて3つの方法があります。

1つは、朝晩の入浴やシャワーで、加齢臭の出やすい頭、首や耳のうしろなどをデオドラント作用のある石けんで念入りに洗い、清潔な状態を保つことです。

2つめは、加齢臭に対応している消臭スプレー、拭き取りシートを活用することです。

そして3つめは、衣類をこまめに替えることです。

仕事で外出する機会が多い人の場合、消臭スプレーをもち歩くとかさばってしまうので、汗や皮脂を拭き取るシートを利用しましょう。

定期的に汗、皮脂を拭き取るだけでも、かなりの消臭効果が期待できます。

また、仕事先で着替えができるように、YシャツやTシャツをロッカーなどに保管して、汗をかくたびに着替えるというのも方法の1つです。

加齢臭を経済的に改善!手作りスプレーのすすめ

加齢臭を予防するには、加齢臭の原因となるノネナールを増やさないことがポイントです。

そのため、市販の加齢臭対策用スプレーには、ノネナールに対応する消臭成分が配合されています。

しかし、手作りでも消臭スプレーをつくることができます。

用意するものは、100円ショップなどで売られているスプレー容器と重曹です。

重曹には掃除用、食用がありますが、できれば粒子が細かく添加物の少ない食用の重曹を選びましょう。

掃除用の重曹は粒子が粗いうえに添加物が配合されているものが多く、身体への悪影響があるかもしれません。

では作り方ですが、水と重曹の分量は水100ccに対し、重曹小さじ1杯です。

スプレー容器の蓋を閉めたら、上下に振って水と重曹をしっかりと混ぜ合わせます。

その後、お風呂上がりや外出前にスプレーするだけです。

いくつか作って、玄関や寝室、リビングなどに置いてみてはいかがでしょうか。

目につく場所にあれば、気になる時にすぐスプレーでき、臭いのストレスを軽減することができます。

注意点としては、皮膚の弱い方が使用する場合、皮膚トラブルがないとも限りません。

初めてスプレーする時は体調の良い日を選び、チャレンジしましょう。

皮膚にピリピリとした刺激を感じた時は、水の分量を増やしたり、または身体には使用することは避けて、玄関や寝室などの臭い対策に使用することをおすすめします。

ミョウバンでつくる手作りスプレー

加齢臭におすすめの手作りスプレーは、重曹以外のものでもつくることができます。

その材料は、ミョウバンです。

ミョウバンには通常のミョウバンと焼きミョウバンがあり、おすすめは焼きミョウバンです。

ちなみに、焼きミョウバンの値段はドラッグストアなどであれば、100g200円前後で売られています。

作り方は、焼きミョウバン5gと水道水150ccを用意し、蓋ができるガラス瓶などの容器に入れて、常温で2~3日ほど放置します。

たまに上下を返し、ミョウバンが水に溶けだし透明になるまで待ちます。

透明になったら、できあがりです。

以上の手順で作った溶液は原液ですから、消臭スプレーとして使用する時は原液と水道水を1:10で割って、スプレー容器に入れて使ってください。

ちなみに、原液の使用期間は、2~3ヶ月です。

保存料を使用していませんので、冷蔵庫で保存しましょう。

夏場など、温度が高い季節には溶液が腐敗する恐れがありますので、保管には十分に注意してください。

また、ミョウバンは重曹同様に皮膚が弱い場合には皮膚トラブルを引き起こす可能性があることと、大量に誤飲した場合には嘔吐や下痢などの体調不良を起こすことがあります。

スプレー容器は、小さなお子さまやペットの手が届かない場所に保管することをおすすめします。

手作りのアロマ消臭スプレーの効果

加齢臭対策の消臭スプレーを手作りする際、水と重曹だけでは味気ないのでアロマオイルを数滴入れて、香りのある消臭スプレーとして利用する人も少なくありません。

水と重曹だけの消臭スプレーとアロマ入りの消臭スプレーでは、効果はどちらも同じなのでしょうか。

アロマオイルを加えるのは個人的にはおすすめしませんが、アロマセラピーとしてアロマオイルを活用されている人もいるため、一概に効果がないとも言い切れません。

重曹の手作りスプレーは臭いを消すことを目的に使用しますが、アロマオイルを入れる消臭スプレーは臭いを消すのではなく、臭いを隠すという目的で使用することになります。

消すと隠すでは根本的に目的が変わるので、消臭効果を比べることはできません。

しかし、アロマの好みの香りに包まれることでストレスが発散され、リフレッシュにつながるのであれば、精神的にも良い状態を保つことができます。

ちなみに、アロマオイルはユーカリ、ティーツリー、ペパーミントやグレープフルーツなどの殺菌効果のある柑橘系がおすすめです。

効果的な生活習慣

朝に目が覚めると、ツンとした臭いが顔のまわりに広がって、起きがけで憂鬱な気分になってしまうようなとき、その原因は加齢臭かもしれません。

朝はスッキリと目覚めたいものですが、加齢臭が気になる年齢にさしかかるとそうもいきません。

仕事や子育てなど、さまざまなストレスと戦う働き盛りの世代は、ついつい自分のことには無頓着になりがちです。

「加齢臭対策に、消臭スプレーや制汗剤でケアしているから大丈夫だ」と安易に考えていると、思ったよりも臭いが強くて、周囲に幻滅されてしまう恐れがありますので注意しましょう。

そこで、ここまでにご紹介した加齢臭対策を振り返って、臭いを軽減できる生活習慣を作っていきましょう。

加齢臭対策にもっともおすすめの方法は、朝にシャワーを浴びることです。

頭からお湯を浴びて、頭皮にしみついた寝汗や皮脂を落とすように揉み解しながら、しっかりと洗い流しましょう。

目安としては、シャワーのお湯を1分間以上浴びることで、就寝時に発生した臭いを落とすことができます。

シャワーを終えたら身体の水気を拭いて、髪をしっかりと乾かしてから、手作りの消臭スプレーや市販の加齢臭スプレー、制汗剤などで臭いのケアを行います。

身体に水気が残っている状態で消臭スプレーを使っても、水とともに流れ落ちてしまう恐れがありますので、身体と髪はしっかりと乾かした後でスプレーしてください。

加齢臭は手作りスプレーで乗り切る

加齢とともに悩ましくなってくる加齢臭ですが、生活習慣に加齢臭対策を組み込んで、臭いをなくしたり軽減できるようにしてみましょう。

最も加齢臭に効果的なのは、頻繁にシャワーを浴びて清潔にすることや、汗の処理をきちんとすることです。

また、市販のものや手作りの加齢臭対策スプレーも併せて使って、効果的な加齢臭対策を行いましょう。

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