そろそろ気になる?50代からの加齢臭対策でするべきこと

加齢臭 2019.11.20

40代を過ぎたあたりから気になりだすのが加齢臭です。

自分の体臭が他人に不快な思いをさせているかもしれない、と思うといたたまれないですよね。

素敵な50代になるために、今日から加齢臭対策を始めてみませんか。

すぐに始められるものもありますので、いっしょに見てみましょう。

50代になったら加齢臭対策をしよう

年齢を重ねるにしたがって、体にまつわるさまざまな悩みが出てきます。

「におい」もそのひとつですね。

加齢臭と呼ばれる中高年特有のにおいは、40代を過ぎたあたりから気になりだし、50代に入る前に対策を考えた方が良いでしょう。

加齢臭はノネナールというにおい物質が原因で、皮脂の酸化や細菌の分解によって発生します。

加齢臭というと、皮脂の分泌量の多い男性がおもに気にしていると思いますが、女性にも加齢臭は発生します。

女性の加齢臭は、女性ホルモンが減少する50代あたりから強くなるといわれています。

これは、女性ホルモンが体のにおいを抑制する働きを持つからです。

このようなことから、男性・女性にかかわらず50代を過ぎたら加齢臭対策について考える必要があるといえます。

今日からできる加齢臭対策!手軽なものから始めよう

加齢臭対策の第一歩として、生活に簡単に取り入れられるものから始めましょう。

また、体臭には加齢臭以外にも汗臭や疲労臭、口臭などさまざまなものがあり、50代になっていなくても対策をしておくことをおすすめします。

1つ目の対策は、こまめに汗を拭くことです。

ハンカチやデオドラント製品で、「汗をかいたら拭く」を習慣にしましょう。

体臭は汗が雑菌に分解されて発生することが多いため、汗を拭くことは加齢臭対策に役立ちます。

2つ目は入浴することです。

シャワーで済ませる人も多いと思いますが、浴槽にお湯を張り、しっかり湯船に浸かりましょう。

入浴で汗をかくことで、老廃物を洗い流すことができます。

3つ目は、におい対策用のせっけんやボディソープを使うことです。

ノネナールを除去するものや殺菌効果のあるものなど、さまざまなにおい対策用せっけんが発売されています。

おすすめは、柿渋エキスや緑茶エキス、ミョウバンなどが配合されている製品です。

炭や銀イオンも良いですね。

上記の3つのにおい対策は、今日からすぐにできるものばかりですので、ぜひ試してみてください。

食生活も見直したい50代の加齢臭対策

前項のように、すぐに取り入れられる対策もありますが、50代からの本格的な加齢臭対策のためには生活を見直さなければなりません。

加齢臭のためだけでなく、健康のためにも食生活を見直してみましょう。

皮脂の酸化によって加齢臭は発生するため、抗酸化の働きを持つ食べ物の摂取が効果的と考えられます。

ビタミンCやビタミンE、カロチンを含む野菜類や果物類などがおすすめです。

ナッツ類やポリフェノールを含む食品も良いでしょう。

また、梅干しやお酢などのクエン酸もにおいの抑制に効果的だといわれています。

そして、腸内環境を整える食品も意識的に取り入れましょう。

食物繊維やオリゴ糖を含む食品、食物繊維を多く含む食品などです。

これらの食品を、毎日食事に取り入れることは難しいと思いますので、まずは一品を意識することから始めて、少しずつ増やしていきましょう。

「毎日ひと粒の梅干しを食べる」「毎日果物を食べる」などは続けやすい食習慣だと思います。

まずは続けることが大切なので、好きな食品や果物から始めてみるのがおすすめです。

50代は脂質の摂りすぎに注意!

前項のような食生活を意識するのと同時に、50代からの加齢臭対策には脂質の摂りすぎにも注意すると良いでしょう。

脂質の多い食事は加齢臭を強くするといわれています。

体臭が強くなるといわれる食品をご紹介します。

・肉類/動物性脂肪

動物性脂肪は、皮脂の分泌を過剰にするとされています。

皮脂の酸化により加齢臭が強くなるため、肉類や動物性脂肪は控えると良いでしょう。

・にんにく

にんにくは体臭を強くするとして知られています。

これは、アリシンという物質が消化されて皮膚から排出されるためです。

仕事の前や仕事中の昼食には摂取を控えた方が良いでしょう。

・辛い食品

辛いものを食べると、汗をかきやすくなります。

汗はにおいの元になるため、においが気になるときは摂取を控えることをおすすめします。

ただし、汗がにおいの原因であっても、汗をかかないように水分を控えるのはやめましょう。

水分を摂って汗をかくことは悪いことではありません。

汗をかかないと、体に老廃物をため込んでしまい、汗が濃くなってかえって強いにおいを発生させてしまいます。

上記の食品を控え水分をしっかり摂れば、体の代謝がきちんと働いて、結果的ににおい予防につながるでしょう。

肌に触れるものは早めに交換して加齢臭を予防

食生活以外にも、見直したい生活習慣があります。

「肌に触れるもの」を早めに交換することです。

具体的には、下着と歯ブラシです。

50代になると、下着についたにおいや黄ばみは取れにくくなります。

引き出しがなんだかにおう、と思ったら下着のにおいだったということはありませんか。

抗菌作用や消臭作用が付いている下着も、徐々に効果は減少します。

特に、下着はにおいが出る前に交換するようにしましょう。

下着だけでなく、靴下も早めに買い替えると良いですよ。

新しい下着を身に着けると気持ちもシャキッとします。

年末年始など、区切りの良いときに買い替えるのがおすすめです。

そして、歯ブラシも同様です。

50代は、加齢臭だけでなく口臭にも気をつける必要があります。

毛先が開く前に交換し、清潔な歯ブラシで歯磨きをし、口臭対策に努めましょう。

ストレスも加齢臭の敵!ストレス発散が加齢臭対策になる

加齢臭は50代を過ぎると誰でも発生する可能性がありますが、においが強くなる要因としてストレスや疲労の存在も無視できません。

加齢臭はストレスによって強くなるといわれています。

過剰にストレスが溜まらないように、適度に発散することを心がけましょう。

ときには、加齢臭を気にしすぎることもストレスのひとつになります。

ストレスから加齢臭が発生し、気になってストレスが強くなりさらに加齢臭が強くなる、という悪いループ状態になってしまう可能性もあります。

入浴や食生活などの対策をしているのであれば、必要以上に気にしすぎることはありません。

心配であれば、ときどき家族に確認してもらいましょう。

ストレス対策には、スポーツで汗をかくのがおすすめです。

また、カラオケで大きな声を出して歌うのも良いですね。

趣味を共有できる友人がいると、さらに楽しくストレスが発散できるでしょう。

体を動かしたり、何かに打ち込んだりすると、自然とストレスも減少するはずです。

心と体、両方元気であることが、結果的に加齢臭対策になるのです。

あまり気にしすぎず対策をする

年齢を重ねると加齢臭が発生するのは自然なことです。

対策は必要ですが、あまり気にし過ぎるのも良くありません。

いろいろな対策がありますが、ストレスを上手に発散して、清潔に気持ち良く生活することが、加齢臭の予防につながると思います。

まずは今日からできる対策がありますので、少しずつ始めてみましょう。

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