歯磨き時のおすすめ道具!歯ブラシと併用して清潔な口腔内に

歯磨き 2020.06.23
毎日の歯磨きを歯ブラシだけで行っている人は多いかと思います。 しかし歯ブラシだけで落とせる歯の汚れは、全体の6割程度といわれていて、歯ブラシだけの歯磨きでは口腔内をきれいにすることは難しいのです。 清潔な口腔内にするには、ほかの道具と歯ブラシを併用することをおすすめします。 今回はそんなおすすめの歯磨き道具をご紹介しますので、虫歯などのトラブルから歯を守るために、日々の歯磨きに取り入れてみてはいかがでしょうか。

歯ブラシだけの歯磨きでは汚れはすべて除去できない?

毎日行う歯磨きで、どのような道具を使って行っていますか。

おそらく多くの人は、歯ブラシと歯磨き粉の2つを挙げるのではないでしょうか。

子供のころに、この2つを使って歯磨きすることを教わってきたと思うので、大人になっても同じように磨いていることと思います。

歯の汚れをかき出す役目は歯ブラシにありますが、歯ブラシだけでは全体の6割程度しか汚れを落とすことができません。

歯と歯の間、歯と歯茎の境目など、歯ブラシでは磨きにくい箇所があるので、このような箇所に汚れが残っていることが多いのです。

それを放置してしまうと、いずれ虫歯や口臭などのトラブルに発展する恐れがありますから、毎日の歯磨きでしっかりと取り除くことが理想です。

ではどのように歯磨きを行うと、より歯の汚れを取り除くことができるのでしょうか。

それには歯ブラシと、ほかの歯磨きの補助道具を併用することをおすすめします。

次の項からおすすめの道具をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

より汚れを落とすために!歯ブラシとほかの道具を併用しよう

歯ブラシだけではすべての汚れを取り除くことはできないので、清潔な口腔内を目指すのであれば、ほかの道具を併用すると良いでしょう。

どのような道具かというと、歯磨きの補助道具といわれるものです。

補助道具には下記のような種類があります。

・歯間ブラシ
・デンタルフロス
・ワンタフトブラシ
・舌ブラシ

これらはそれぞれ、歯や口腔内のどんな部分に効果的かが違ってきます。

そのため、使い方には注意する必要があります。

これらを歯ブラシと併用しても、使い方を誤ってしまえば効果を発揮せず、虫歯などの口腔内トラブルになる可能性も考えられます。

虫歯などを予防できる清潔な口腔内にするためにも、使い方に注意して歯ブラシと使用しましょう。

では順に、使い方などについてご説明していきます。

歯の隙間には歯間ブラシを使うのがおすすめ!選び方から注意

まずは、歯磨きの補助道具の1つ、「歯間ブラシ」からお話ししていきます。

歯間ブラシは、歯と歯の隙間、ブリッジの隙間などといった歯ブラシでは届きにくい箇所の汚れをかき出すことのできる補助道具です。

選び方に注意が必要で、歯間ブラシにはいくつかサイズがあるので、自分にあったサイズを選ぶようにしましょう。

とはいっても、初めて歯間ブラシを使用する場合はどのサイズが自分にあっているかわからないと思いますので、小さいサイズから試すことをおすすめします。

また、歯によって隙間の広さが違う場合もありますので、この場合はいくつか違うサイズのものを用意しておくと良いでしょう。

【歯間ブラシの使い方】

①歯と歯の隙間に、ゆっくりとななめに歯間ブラシを入れましょう。

②入れたら歯間ブラシを水平にし、歯面に沿わせながら左右に動かして磨きます。

③隣り合った歯の面も軽く歯間ブラシを当てて磨きます。

④上記の手順を歯全体に行ってみてください。

使用後は水で歯間ブラシをよく洗い、きれいになったら風通りの良い場所で保管しましょう。

ちなみに、歯ブラシと歯間ブラシを併用すると、歯と歯の間の汚れ(プラーク)を9割以上取り除くことができるそうです。

虫歯や口臭、歯周トラブルなどにならないよう、歯間ブラシを併用することはとてもおすすめです。

歯間ブラシでは入らない箇所はフロスを使って歯磨きしよう!

次に、「デンタルフロス」についてお話しします。

デンタルフロスは細い繊維を束にした糸状のもので、歯と歯の隙間の汚れをかき出すことができる、歯磨き補助道具です。

前の項でお話しした歯間ブラシは、一番小さいサイズの歯間ブラシを選んでも、狭すぎる歯の隙間には入らない場合もあります。

そのような隙間にはデンタルフロスだと入れやすいと思いますので、歯間ブラシでは入らなかった隙間にはデンタルフロスがおすすめといえます。

反対に広めの隙間には、歯間ブラシのほうが汚れを落としやすいので、隙間の広さでどちらを使うか選ぶと良いでしょう。

デンタルフロスにはメジャーのような糸巻きタイプと、ホルダーに糸がついたホルダータイプがあります。

今回は初めての人にも使いやすい、ホルダータイプの使い方をご紹介します。

【デンタルフロスの使い方】

①歯と歯の隙間にデンタルフロスの糸を当て、ゆっくりと入れていきます。

このとき、小さく左右に動かしながら入れるようにしてください。

勢いよく入れると、歯肉を傷つけてしまう恐れがあります。

②隙間に入ったら、歯面に沿って上下に動かして、汚れを落とすようにしましょう。

③取り出すときも、入れたときと同じように小さく左右に動かしながらゆっくり取り出してください。

④上記の手順を、歯全体に行ったら完了です。

歯磨きで届きにくい箇所はこの道具を使うのもおすすめ!

続いてお話しするのは、「ワンタフトブラシ」です。

ワンタフトブラシも歯磨きの補助道具の1つで、簡単にご説明すると歯ブラシよりも小さいブラシのことをいいます。

ブラシの毛束がぎゅっとひと塊になっていて、ヘッドがコンパクトなため、歯ブラシでは磨きにくい箇所の汚れを落とすことに活躍します。

歯ブラシでは磨きにくい歯と歯茎の隙間、親知らずの隙間、歯列の悪い箇所などを、ピンポイントで清掃することができますよ。

【ワンタフトブラシの使い方】

まず持ち方ですが、歯ブラシと同じペングリップで持ちましょう。

ペングリップとは、鉛筆を持つ持ち方のことをいいます。

①ペングリップで持ったワンタフトブラシを、歯と歯などの隙間に当てます。

②細かくくるくると回しながら、隙間の汚れを落とします。

ゴシゴシこすってしまうと、歯茎や歯肉などを傷つけてしまう恐れがあるのでご注意ください。

ほかにも気になる箇所があれば、同様の手順で磨いていきましょう。

こちらも歯ブラシと併用することでより歯の汚れを落とすことができる、おすすめの道具です。

舌ブラシもおすすめ補助道具の1つ!舌を清潔にすることも大切

最後にご紹介する歯磨きの補助道具は、「舌ブラシ」です。

名前のとおり舌をきれいにするための道具で、舌をきれいにすることで口臭や歯周トラブルなどの予防が期待できます。

口臭が気になる人には特に、舌ブラシの使用はおすすめといえるでしょう。

舌にも細菌や食べかすなどがついていることがあるので、清潔な口腔内を目指すのであれば定期的に舌もきれいにすると良いでしょう。

【舌ブラシの使い方】

①舌を出し、舌ブラシを舌の奥に当てます。

②奥から手前に向かって、やさしく舌ブラシを動かします。

力を入れて動かさないよう注意してください。

③同様の手順を2~3回行えばOKです。

やりすぎるのも良くないので、2~3回を目安に動かすようにしてください。

また、舌ブラシを往復で動かすのも良くないので、必ず「奥から手前」の一方向だけで磨くようにしましょう。

そして歯磨きのように毎日行わなくても問題ありません。

舌が白くなっている日などに行うようにし、1日1回を限度に行うようにしてください。

よく歯を磨いたついでに舌も歯ブラシで磨く人がいますが、歯ブラシの毛先はかたいので舌を傷つけてしまう恐れがあります。

舌が傷つくと、味覚に支障をきたす恐れもありますから、歯ブラシではなく、舌ブラシを使って舌の清掃を行うようにしてくださいね。

補助道具を歯ブラシと併用してきれいな口腔内を目指そう!

歯ブラシだけで歯磨きをしても、全体の6割程度しか汚れが落とせないことがほとんどです。

虫歯や口臭などの口腔内トラブルに発展しないよう、毎日の歯磨きで清潔な口腔内にすることが大切です。

そのためにおすすめの歯磨き補助道具を4つご紹介しました。

歯ブラシと併用することでよりきれいな口腔内にすることができるので、この機会にこれらの道具を使いはじめてみてはいかがでしょうか。

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