すみずみまでしっかり磨ける!ジェル歯磨き剤おすすめ7選

歯磨き 2020.06.26

ジェルの歯磨き剤はペースト状のものと比較すると、お口のすみずみまで浸透することが特徴です。

発泡剤が含まれていないものも多いため、泡立ちすぎて磨きにくいということもありません。

また、お口の中に入れてもそこまで不快感がなく、ゆすぎも1、2回ですむことから歯磨き剤に含まれているフッ素の流し過ぎも避けることができます。

今回は、ジェル歯磨き剤のおすすめ商品をご紹介いたします。

ペースト状とジェル状歯磨き剤の違い/研磨剤&発泡剤とは?

歯磨き剤といえば、ペースト状の歯磨き粉を思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし、昨今ではジェル状や液体など、歯磨き剤の種類はひとつではありません。

ジェル歯磨き剤のおすすめ商品をご紹介する前に、ペースト状の歯磨き粉とジェル状の歯磨き剤の違いについて解説いたします。

一般的に、ペースト状の歯磨き粉には研磨剤や発泡剤が含まれていることが多いです。

反対に、ジェル歯磨き剤には研磨剤や発泡剤が含まれていないことがほとんどです。

それでは、研磨剤と発泡剤とはそもそもどういったものなのでしょうか。

まず、研磨剤は読んで字のごとく、歯を研磨する成分のことをいいます。

研磨剤は細かな粒子なので着色汚れや歯垢(プラーク)を除去する効果を期待でき、別名清掃剤といいます。

しかし、使い方を誤ると歯や歯茎を傷つけてしまうことがありますので注意が必要です。

発泡剤は、歯磨き剤を効率よく泡立てて、お口の中に浸透させやすくするものです。

泡立つとお口の中にいきわたりやすくなる反面、お口の中がすっきりして歯磨きした気分になってしまい、磨き残しをしてしまうことが多いといわれています。

研磨剤や発泡剤が悪いわけではありませんが、よりしっかりと歯を磨くには研磨剤や発泡剤が少量だったり含まれていないジェル歯磨き剤がおすすめです。

フッ素配合の歯磨き剤がおすすめ!しかし使用には注意点も

毎日行う歯磨きに、歯磨き剤は欠かせませんよね。

しかし、虫歯の原因にもなってしまうプラークは歯磨き剤だけで清掃することは難しく、歯ブラシやデンタルフロスなどを毎日使用して取り除く必要があるといわれています。

それでは歯磨き剤を使用するメリットは何もないのではと思いますが、多くの歯磨き剤には、歯質を強化したり、虫歯予防の効果があるといわれる「フッ素(フッ化物)」が配合されています。

フッ素が含まれている歯磨き剤を使用することで、口内環境を整えることに一役買うのです。

ただし、フッ素が含まれている歯磨き剤を使用する際には注意点があります。

フッ素は多くの食品に含まれている成分ではあるものの、子供が多量に摂取するのは望ましくありません。

そのため、以下を参考にして歯磨き剤を選び、使用量も参考にしてみてください。

・歯の生え始め~2歳頃:500ppm/切った爪位のごく少量
・3~5歳:500ppm/5mm以下
・6~14歳:1,000ppm/1cmほど
・15歳以上:1,000~1,500ppm/2cmほど

フッ素配合の歯磨き剤を使用したら、その効果を発揮させるためにうがいは1回程度にとどめることをおすすめします。

また、歯磨き後1~2時間くらいは飲食を控えると効果的です。

発泡剤が含まれていないジェル歯磨き剤にフッ素が配合されていると、余計に泡立つことがなく、すみずみまでしっかりと歯磨きすることができるでしょう。

子供におすすめのジェル歯磨き剤

先述しましたように、大人が使用するようなフッ素濃度が高い歯磨き剤は、子供への使用を避けるようにしましょう。

そこで、子供用のジェル歯磨き剤をご紹介していきます。

●ライオン歯科材株式会社:Check-Up gel バナナ

こちらのジェル歯磨き剤のフッ素濃度は500ppmで、6歳未満の子供におすすめです。

研磨剤無配合、低発泡なので、毎日の歯磨きに使いやすいのではないでしょうか。

こちらの歯磨き剤で歯磨きした後は、約大さじ1程度の水で1度だけお口をすすぐだけで大丈夫です。

●ライオン株式会社:クリニカKid’s ジェルハミガキ

フッ素の他は、食品使用成分と同様の成分でできているジェル歯磨き剤です。

フレーバーには子供が好きなぶどうといちごがあるので、好みのものを選ばせるとすすんで歯磨きをしてくれるようになるかもしれませんね。

大人におすすめのジェル歯磨き剤

ここからは、大人にもおすすめのジェル歯磨き剤をご紹介していきます。

前項でもご紹介したライオン歯科材から、フッ素濃度が高めのものが発売されています。

基本的には歯科専売商品ですが、ネット通販でも購入することができます。

●ライオン歯科材株式会社:Check-Up gel ピーチ/グレープ/レモンティー

こちらのジェル歯磨き剤のフッ素濃度は950ppmです。

●ライオン歯科材株式会社:Check-Up gel ミント

こちらのミントフレーバーのフッ素濃度は1,450ppmです。

もともと日本国内でのフッ素濃度の上限は1,000ppmでしたが、1,500ppmまで引き上げられました。

また、こちらの歯磨きジェルは上限に近いフッ素濃度で、より歯をケアされたい方におすすめです。

歯磨きの工程を、

ペースト歯磨き粉でブラッシング→歯間ブラシやデンタルフロス→ジェル歯磨き剤

で行うとより効果的で、お口の中を清潔に保つことができるでしょう。

簡単に購入できておすすめ!市販のジェル歯磨き剤

歯科専売商品ではなく、ドラッグストアでも簡単におすすめのジェル歯磨き剤を購入することができますのでご紹介していきます。

●ライオン株式会社:クリニカアドバンテージ コートジェル

こちらの歯磨きジェルのフッ素濃度も1,450ppmと高濃度です。

独自処方の高粘性タイプのジェル歯磨き剤なので、お口の中にフッ素がとどまりやすいことが特徴のひとつです。

就寝前に使用すると、よりフッ素の効果が期待できるでしょう。

また、殺菌成分も含まれているので、口臭やお口の中の嫌なネバつきを抑制します。

研磨剤は無配合で低発泡なので、泡立ち過ぎることなくしっかりとすみずみまで磨きやすいですよ。

歯科専売商品を歯科医院で購入したりネット通販するのも面倒という方は、簡単に購入ができるこのような市販の歯磨きジェルがおすすめです。

歯磨きにはもちろんフッ素コートとしても大活躍のジェル歯磨き

定期健診などで歯科医院に通う際、歯磨き剤をすすめられることがありますよね。

中でも、こちらの商品はいい口コミも多数なのでご紹介いたします。

●ウェルテック:ジェルコートF

研磨剤も発泡剤も含まれていないジェル歯磨き剤で、フッ素濃度は950ppmです。

高い殺菌力があるものの、お口の中に刺激を感じることもありません。

発泡剤が含まれていないので、じっくりとブラッシングすることができます。

毎日の歯磨きにはもちろんですが、歯磨きやフロスをした後のフッ素コートとしても使用することができます。

こちらも歯科専売商品ですが、ネット通販で購入することもできます。

次に、インプラントをされている方は、こちらの商品がおすすめです。

●ウェルテック:ジェルコートIP

こちらのジェル歯磨き剤にはフッ素が含まれていません。

昨今の研究では、場合によってフッ素がチタンインプラントを腐食してしまう可能性があることがわかってきたのです。

そのため、インプラントをされている方はこのようなフッ素無配合の歯磨き剤を使用するようにしましょう。

すみずみまでしっかり磨くことのできるジェル歯磨き剤

おすすめのジェル歯磨き剤は歯科専売商品であることが多いですが、昨今ではネット通販で購入することができます。

フッ素が含まれている歯磨き剤はおすすめですが、子供に使用する際はフッ素配合濃度や使用量には注意しましょう。

ジェル歯磨き剤は発泡剤が無配合だったり低発泡であることが多いので、お口のすみずみまでしっかりと磨くことができます。

ペースト歯磨き粉と組み合わせたり、自分に合う商品や使い方をぜひ見つけてみましょう。

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