基本の歯磨きの方法!きれいに磨くためのおすすめポイント

歯磨き 2020.04.09
皆さんは毎日の歯磨きをしっかりと行えている自信はありますか? 磨き残しがあると虫歯ができる原因となるため、正しい方法で歯磨きをする必要があります。 正しい歯磨きは、基本的なポイントを押さえて行うのがおすすめです。 今回は、歯の健康を守るための基本の歯磨きの方法について、詳しくご紹介していきます。

歯磨きをする目的とは?

歯磨きは歯の健康を守るために必要な習慣です。

歯の健康とは「虫歯予防」などを指し、毎日しっかりと歯を磨くことで、虫歯の原因となる歯垢を取り除く目的があります。

歯垢は細菌の塊で、歯の表面にたくさん付着しているものです。

歯垢をしばらく放置すると、虫歯菌が繁殖し、歯を溶かして虫歯となってしまうのです。

そして、歯垢はうがいをした程度では取り除くことができません。

歯ブラシを使い、しっかりと歯を磨くことで取り除くことができるのです。

中でも重要なのは「就寝前の歯磨き」です。

寝ている間は唾液の分泌量が減ることで、口の中の細菌が繁殖しやすい環境に変わります。

そのため、夜の歯磨きは正しい方法で行い、しっかりと歯垢を落とすことをおすすめします。

また、歯磨きに欠かせない歯ブラシにはさまざまな種類があります。

次項で正しい歯ブラシの選び方をご紹介していきましょう。

歯ブラシのおすすめの選び方

歯磨きに欠かせない歯ブラシですが、たくさんの種類がさまざまなメーカーから販売しています。

ここでは、歯ブラシのおすすめの選び方をご紹介していきましょう。

①硬さ

まずは毛の硬さを決めていきます。

かたい・ふつう・やわらかいの中から、自分に合ったものを選びます。

歯茎が健康で歯垢除去を重視するならかたい、歯茎が弱く出血しやすいならやわらかい、それ以外ならふつうがおすすめです。

②ヘッドの大きさ

ヘッドの大きさもさまざまですが、歯垢を落としやすいのは「小さい」タイプです。

ヘッドがコンパクトだと、奥歯や歯の隙間に毛先が届きやすく、歯垢除去効果がアップします。

③本体の形状

歯ブラシ本体が、自分の手で握りやすいか、長さがあっているかなど確認しましょう。

ネックが曲がっているものは歯の隙間にフィットし、スリムなものは奥歯まで届きやすい傾向があります。

自分が磨きやすい歯ブラシを選ぶことが重要ですよ。

次項では、歯ブラシのブラッシング方法を詳しく見ていきましょう。

歯磨きのブラッシング方法・4つご紹介

歯磨きのブラッシング方法に種類があることをご存知でしょうか。

1つのブラッシング方法だけでは歯についた歯垢は完全に除去できないと言われているため、2つ以上のブラッシング方法を併用して歯磨きすることをおすすめします。

以下で、代表的なブラッシング方法を4つご紹介します。

●ローリング法

まず、歯ブラシの毛先を歯の根元にあてます。

そのまま、歯面に向かって直角(90度)になるように遠心力で磨いていきます。

1本ずつしっかりと磨いていきましょう。

●スクラッピング法

歯ブラシの毛先を歯面に向かって直角(90度)にあてます。

そのまま上下に動かしながら、1本ずつ横に移動して磨いていきます。

小刻みに動かすところがポイントです。

●バス法

歯ブラシの毛先を歯茎に向かって、ななめ45度になるようあてていきます。

その状態で上下に動かし、横に移動しながら1本ずつ丁寧に磨いていきます。

●フォーンズ法

歯ブラシの毛先を歯面に向かって直角(90度)にあてます。

そのまま小さな円を描きながら歯を磨いていきます。

横に移動しながら、1本ずつ丁寧に磨いていきましょう。

基本の歯磨きの方法!ポイントを押さえよう

代表的なブラッシング方法を頭に入れたところで、ここでは基本の歯磨きのポイントを押さえていきましょう。

●歯ブラシの持ち方

歯ブラシには正しい持ち方があります。

鉛筆やスプーンなどと同じように、手のひらの上に歯ブラシがくるように持つのが正しい持ち方です。

この持ち方であれば、効率の良い力加減で歯垢を落とすことができるため、おすすめです。

間違った持ち方をすると、上手く力が入らないことで、圧をかけてゴシゴシと磨く原因となってしまいます。

強い力でブラッシングすると、歯ブラシが傷んだり、歯茎が傷つく可能性があるため注意しましょう。

●磨き方

正しい歯の磨き方としては、歯を1本ずつ丁寧に磨いていくことが重要です。

磨き方のポイントは、歯ブラシの毛先が「歯にしっかりとあたっている」ことです。

効果的に歯垢を落とすには、毛先を歯と歯茎にしっかりとあて、歯ブラシを小刻みに動かすことが効果的です。

鏡で歯ブラシの角度を確認しながら行うと良いでしょう。

また、歯並びが悪い場所は歯垢が残りがちになってしまいますが、歯ブラシの「かかと」や「つま先」を上手く使い、歯垢をかき出していくことが大事です。

おすすめ!基本の歯磨きで頭に入れておくポイント

前項では、正しい歯ブラシの持ち方や、歯磨きの方法についてご紹介しました。

それらにプラスして行うと、さらに効果的な歯磨きができるおすすめなポイントがあります。

以下でポイントを3つご紹介しましょう。

●時間に注目

1回の歯磨きにかける時間は「3分」くらいが目安です。

歯の表・裏・噛み合わせ部分を1本ずつ磨いていくと、3分くらいはかかる計算になります。

そんなに歯磨きの時間が取れない人は、就寝前の歯磨きだけでも時間をかけて丁寧に磨くことをおすすめします。

●歯磨き粉の成分

歯磨き粉の成分には「フッ素」が含まれているものが多いです。

フッ素は虫歯予防に有用な成分なので、積極的に選んで良いでしょう。

ただ、濃度の濃いフッ素入り歯磨き粉は「子供にはあまり向いていない」ため、大人が使う場合のみに留めましょう。

●オーラルケアグッズを併用

歯磨きと併用して、さまざまなオーラルケアグッズを使うことがおすすめです。

デンタルフロスやマウスウォッシュなど、就寝前の歯磨きの際に一緒に使うと虫歯予防に効果的です。

特にデンタルフロスや糸ようじは、歯垢除去に有効なので、1日に1回は必ず行うようにしましょう。

歯ブラシの取り扱い方法のおすすめポイント

歯磨きに重要な歯ブラシですが、皆さんは普段どのように保管していますか。

歯の健康を守るためには、歯ブラシの保管方法にも目を向けることが重要です。

以下で詳しく見ていきましょう。

●保管方法

まず、使用した歯ブラシは流水できれいに洗い流すことが大事です。

毛先の中に食べかすなどが残らないよう、手で優しく揉み洗いしましょう。

洗い終わったら、風通しの良い場所でヘッドを上にして立てて保管します。

衛生面から見て、湿気が溜まりやすい戸棚の中などに、すぐしまうことは避けた方が良いでしょう。

●交換の目安

歯ブラシには、目安となる交換の時期があります。

「1ヶ月」を目安に新しいものと交換しましょう。

歯ブラシは1ヶ月をすぎると、だんだん毛先が広がってきて、磨きづらくなってきます。

さらに毛先に付着している口内の細菌が繁殖を繰り返すことで、不衛生になりがちです。

そのため、1ヵ月を目安に交換することをおすすめします。

歯磨きは正しく行うことで虫歯予防になる!

私たちは虫歯予防で歯磨きを行っていますが、回数よりも「しっかり磨くこと」を意識することが大事です。

1日に何回も歯を磨いたとしても、磨き残しが多くては意味がありませんよね。

毎日正しい歯磨きを行い、しっかりと歯垢を除去するようにしてください。

特に、夜寝る前の歯磨きは丁寧に行いましょう。

今回は基本の歯磨きのポイントをたくさんご紹介したので、今後の歯磨きの参考にしてくださいね。

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