初めての歯磨きはいつから?赤ちゃんの歯磨きにコツはいる?

歯磨き 2020.02.23
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ歯が生えていません。 しかし生後6か月前後になると、初めての歯が生えてくる赤ちゃんが多いようです。 そこで気になるのが「いつから歯磨きを行うのか」という点でしょう。 この記事では、赤ちゃんの歯磨きについてのお話や、歯磨きのやり方やコツなどについて詳しくご紹介していきます。

赤ちゃんの歯磨きはいつからすれば良いの?コツはある?

赤ちゃんは、生後6か月前後になると初めての歯が生えてくることが多いです。

これを乳歯と呼び、最初は下の前歯から生え始め、続いて上の前歯が生えることが一般的です。

歯が生え始めると、心配なのは「いつから歯磨きを始めたら良いのか」という点でしょう。

赤ちゃんは唾液の量が多く、この唾液は浄化作用が高いと言われているため、歯が生えたからといって慌てて歯磨きを開始する必要はありません。

それよりも大事なのは、「歯が生え始める前から口のケアをしておく」ことでしょう。

歯が生える前から口の中を定期的にきれいにしておくことで、口の中を触られることに慣れさせておくことが大事なのです。

ケアの方法はとても簡単で、赤ちゃんがミルクなどを飲んだ後に、ガーゼで口の中をやさしく拭く程度で大丈夫です。

最初は1日1回から始め、慣れてきたら1日3、4回行い、徐々に回数を増やしていきましょう。

このように、口の中に異物が入ることに慣れておくことが、今後歯磨きを嫌いにならないコツとなります。

乳歯が生え始める前に、ぜひ試しておくことをおすすめします。

赤ちゃんは最初の乳歯が生えたらガーゼで歯磨きを始めよう!

実際に、赤ちゃんに最初の乳歯が生えてきたら、どのように歯磨きすれば良いのでしょうか。

先述した通り、歯が生え始めたばかりの赤ちゃんは大人よりも唾液の量が多いです。

そのため、ガーゼで歯を磨くだけで十分きれいになります。

いきなり歯ブラシを使うと痛がって歯磨きを嫌がるようになってしまう恐れがあるため、止めたほうが良いでしょう。

ここで、ガーゼを使った歯磨きの方法やコツをご紹介します。

●綿100%のガーゼを使用する

肌に優しい綿100%のやわらかいガーゼを使用しましょう。

小さくカットし、お湯をしめらせたら、清潔な指に巻き付けます。

その後、歯の表面・裏側を順番に拭いていきます。

●回数

回数はあくまで目安ですが、1日に5、6回くらいが良いでしょう。

ミルクを飲んだ後や、離乳食を食べた後に行うのが望ましいです。

夜、就寝前に磨くことで、寝る前のリズムを作ってあげることもおすすめです。

●やさしく拭く

赤ちゃんは肌だけでなく、口の中もデリケートで傷つきやすいです。

優しく拭くことを心掛け、嫌がったら止めてあげましょう。

赤ちゃんの歯磨き!ガーゼで歯を磨くコツが知りたい!

赤ちゃんに初めての乳歯が生えたら、ガーゼを使って歯磨きすることをおすすめします。

ここでは、ガーゼ歯磨きを上手くこなすコツを詳しくご紹介していきましょう。

●スキンシップを取りながら行う

赤ちゃんがリラックスした状態が望ましいので、抱っこをしながら磨くのがおすすめです。

顔や頭をなでてあげて、その延長で歯を磨くのも良いでしょう。

スキンシップの延長になるように意識して行うのが嫌がらせないコツです。

●終わったら褒めてあげる

歯磨きが終わったら、赤ちゃんをたくさん褒めてあげましょう。

大げさもで構いません。

褒められることで、「歯磨き=楽しい」と感じてくれることが重要なのです。

●小帯に注意して磨く

赤ちゃんの口の中には「小帯」と呼ばれるヒダがあります。

小帯は前歯と歯肉の間にあり、一般的に成長とともに離れていくものですが、赤ちゃんのうちは傷つきやすい部分でもあります。

ガーゼ磨きで傷つけないように注意してください。

●無理に行わない

赤ちゃんの中には、その日の気分で歯磨きを泣いて嫌がることもあるでしょう。

そのような場合は無理に行う必要はありません。

今は歯磨きの練習をする期間と思い、おおらかな気持ちでまたチャレンジしましょう。

赤ちゃんの歯磨きで歯ブラシを使うのはいつから?

赤ちゃんは、歯の生え始め頃はガーゼを使った歯磨きでも問題ありません。

では、実際に歯ブラシを使うのはいつ頃からなのでしょうか。

一般的には「奥歯が生えてから」が歯ブラシに切り替えるタイミングだと言われています。

赤ちゃんの奥歯は、目安として1歳半前後に生えてくることが多いようです。

最初に奥歯がでてくるこの時期に、歯磨きの習慣をつけ始めることが大事になってきます。

その理由としては、奥歯が生えるとガーゼではすべての歯をきれいに磨くのが難しくなってくることと、赤ちゃん自身が歯磨きの習慣を身につけるためです。

夜寝る前は唾液の分泌量が減ることもあるため、夜寝る前の歯磨きを重点的に行うことが大事です。

歯ブラシは2本用意し、「赤ちゃんが自分で磨く用」と「大人が仕上げ磨きする用」にします。

赤ちゃんはほとんどうまく磨けないため、しっかりと仕上げ磨きしてあげてください。

次項では、赤ちゃんの歯ブラシ選びのコツをお伝えしましょう。

奥歯が生えたら歯ブラシで歯磨き!歯ブラシ選びのコツとは

赤ちゃんに奥歯が生えてきたら、歯ブラシで歯磨きを開始しましょう。

ここでは親子で使う歯ブラシ選びのコツをご紹介します。

●小さめの歯ブラシ

歯ブラシはヘッド部分が小さいほうが磨きやすいです。

赤ちゃんの前歯2本分くらいの大きさを目安にし、なおかつ毛先が丸くなっているものなら口の中を傷つけにくいため、おすすめです。

●シリコン製のブラシ

シリコン製の歯ブラシは、口に入れたときに指の感覚に似ていると錯覚することが多いです。

歯ブラシを嫌がる赤ちゃんでも、受け入れやすい傾向があります。

●安全リングつきブラシ

赤ちゃん用の歯ブラシは「安全リング」がついたものがおすすめです。

赤ちゃんはうまく歯ブラシを扱えないため、誤って歯ブラシを口の奥に入れてしまうことも考えられます。

安全リングがついていれば、ある程度より奥には入らないため、誤飲を防ぐことができます。

●赤ちゃんが興味のあるもの

赤ちゃんの好きなキャラクターつきのものや、赤ちゃんの目を引くカラーの歯ブラシもおすすめです。

まずは歯ブラシに興味を持つことが、歯磨きを好きになるきっかけになるでしょう。

赤ちゃんの歯磨きにおすすめの歯ブラシ【3選】

ここまで、赤ちゃんに歯磨きをする方法や、歯ブラシ選びのコツなどをご紹介してきました。

ここでは、赤ちゃんにおすすめの歯ブラシを3つご紹介していきましょう。

【KJC:エジソンのカミカミ歯ブラシDX】

・対象年齢:6か月~

最初の歯が生え始めたら使用できる、赤ちゃん用の歯ブラシです。

歯の生え始めは歯茎がかゆく感じるため、これを噛むことで上下の歯を同時に磨くことのできる、画期的な歯ブラシです。

シリコン製なので、デリケートな赤ちゃんの口内にも心配することなく使用できます。

【和光堂:にこピカ歯ブラシ 自分でみがく用】

・対象年齢:1歳頃~

ブラシが360度についているため、赤ちゃんでも磨きやすい歯ブラシです。

持ちやすいリング状なので、歯ブラシがのどの奥に入ってしまう心配もありません。

歯磨きのトレーニングにおすすめの歯ブラシです。

【gadgettown:ライオンこどもハブラシ】

・対象年齢:0~3歳

ヘッドが小さめの子供用歯ブラシです。

指あてが持ち手にあるため、握りやすい仕様になっています。

子供の大好きなアンパンマンがプリントされているため、楽しい歯磨きタイムにすることができるでしょう。

赤ちゃんの歯磨きは歯が生え始めるタイミングで始めよう

赤ちゃんの歯磨きは、最初の歯が生え始める生後6か月前後を目安に開始しましょう。

最初はお湯に濡らしたガーゼで優しく拭く程度で大丈夫です。

1日に5、6回くらい行い、赤ちゃんが嫌がったらすぐに止めてあげましょう。

1歳半前後になると奥歯が生え始めますが、そのタイミングで歯ブラシでの歯磨きをスタートさせます。

歯ブラシは2本用意し、赤ちゃんが自分で磨く用と、仕上げ磨き用で分けておきましょう。

夜寝る前に重点的に磨くことが大切ですよ。

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