電動歯ブラシの振動が強い!どんな歯ブラシがおすすめ?
電動歯ブラシ 2019.07.20電動歯ブラシには種類がある?
電動歯ブラシには種類があり、大きく3つに分けられます。
①電動歯ブラシ:電気によってブラシが動き、プラークを除去します。
安い物で1,000円台から購入でき、ドラッグストアやコンビニにも売っていて、気軽に購入できるのです。
②音波ブラシ:音波を発する事で、音波水流を作りプラークを除去してくれます。
水流が歯の溝や歯の隙間に流れ込み、普通の歯ブラシでは届きにくい場所も、キレイに清掃してくれます。
③超音波ブラシ:プラーク除去効果が1番高い電動歯ブラシです。
超音波が細菌層も破壊できるので、プラーク除去効果が高く、歯周病予防に期待されています。
この3つをまとめて、電動歯ブラシと呼んでいます。
電動歯ブラシと言っても効果や値段、振動の強さも様々です。
振動の数も強さも、電動歯ブラシより音波ブラシの方が比較的優れ、音波よりも超音波ブラシの方が強いと言えます。
振動の数が多くブラシが高速で動くほど、手で磨くよりプラーク除去効果が高く、普段は取り除けないプラークも簡単に取り除いてくれる優れものです。
筆者も超音波ブラシを使っていますが、驚くほど歯がツルツルになり、仕上がりの良さから手放せません。
コーヒーを好んでいるものの、着色も無くいつも歯はキレイなままでいられます。
電動歯ブラシの振動は強い方が良いの?
電動歯ブラシの振動が強いという事は、パワーが強いという事でプラーク除去がしやすくなります。
電気で動く安いものだと振動も弱く、音波ブラシや超音波歯ブラシに比べて、プラーク除去効果は劣ります。
しかし、振動が弱いからといって効果が無いわけではなく、プラークは除去できますし手を動かさなくても歯ブラシが動いてくれるので、楽に歯磨きが出来るのです。
振動が強い、音波ブラシや超音波ブラシだと、歯茎へのマッサージ効果もあり、歯周病予防にもなるメリットもあります。
総合的な面から言うと、お値段は高くなりますが、振動が強い音波ブラシや超音波ブラシの方がおすすめなのです。
強い振動が苦手な方もいますが、慣れてくると心地よくなります。
超音波ブラシに痛いという感じは無く、くすぐったい感覚です。
水流が歯の隅々まで行きわたり、プラークが落ちていく実感を味わう使用者が後を絶ちません。
振動が強いほどパワーも強く、プラーク除去効果高い電動歯ブラシと言えるでしょう。
振動が強くて電動歯ブラシが苦手
音波ブラシや超音波ブラシの強い振動が苦手な方もいらっしゃいます。
汚れがよく取れるため効果に満足だが、強い振動が苦手で続けられないという方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、慣れるまで電動歯ブラシのパワーを弱めてください。
電動歯ブラシには、パワーやモード調整する機能が備わっています。
歯茎に優しいモードもあるので、自分好みの強弱に設定し、続けられるようにしてください。
多少パワーが弱くなっても、自分の手を動かすより電動歯ブラシ方が沢山振動して細かく動いてくれます。
歯ブラシは細かく動けば動くほどよく汚れが取れますが、大きく雑に動かすほど汚れの除去は難しくなります。
一方電動歯ブラシは、力を入れずにプラークを落とせるので、不器用な方でもキレイに磨けます。
時間も短時間で終わりますし、手は動かさなくても良いので、面倒だと感じる方にもぴったりなのです。
電動歯ブラシはつわりが酷い妊婦さんも、短時間でキレイに磨けるのでおすすめです。
振動が強い電動歯ブラシは清掃効果が高い!
振動が沢山あるほど、電動歯ブラシのプラーク除去効果は上がるので、振動が強いほど清掃効果が高いと言えます。
電動歯ブラシの振動を、比べてみましょう。
①電動歯ブラシ:1分間に2000~7000回
②音波ブラシ:1分間に3万~5万回
③超音波ブラシ:100万回~150万回
このように3つの電動歯ブラシでも、振動数が全く違う事が分かります。
この違いこそが、プラーク除去効果に大きく関係しているのです。
人間の手でこのような動きは出来ません。
電動歯ブラシを使う事でプラークを驚くほどキレイに除去できます。
振動が強いと歯や歯茎を傷めるのではないかと心配する方もいらっしゃるでしょう。
音波ブラシや、超音波ブラシは水に振動が伝わり、音波水流を発生できるので優しく隅々まで磨くことが出来るのです。
軽い力で手を動かさずにプラークが除去できるので、正しく使用すれば手でゴシゴシと磨くより、歯や歯茎にも優しいと言えます。
強い振動の電動歯ブラシの注意点
電動歯ブラシはプラーク除去効果が高くおすすめですが、間違った使い方をすれば歯や歯茎に悪影響を与えます。
注意する事は、
①泡が出やすい歯磨き粉は使用しない
歯磨き粉の中には、発泡剤という泡立ちを良くする薬品を含んでいるものもあります。
音波ブラシや超音波ブラシの強い振動で、沢山の泡が出てしまうのです。
発泡作用の少ない歯磨き粉を使用するか、ジェルタイプの歯磨き粉かもしくはメーカー推奨の歯磨きジェルを使用しましょう。
②研磨剤が入っている歯磨き粉は使用しない
電動歯ブラシは、プラーク除去効果が非常に高いので、荒い研磨剤が入っていたり、研磨剤が多く入っていると歯が削れたり歯茎を傷つけます。
ジェルタイプや、研磨剤が少ない歯磨き粉を使用しましょう。
③長時間磨かない
自分の手で磨く時は時間をかけて欲しいですが、電動は歯ブラシは簡単に汚れが取れるので、長い間磨きすぎないようにしましょう。
磨き過ぎは、歯が削れる原因になりかねません。
電動歯ブラシで磨く時間は2分くらいが丁度良く、3分以上は磨かないようにしましょう。
電動歯ブラシによってはタイマーが備わっているものもありますので、ちょうどいい時間で磨き終えるように設定する事もできます。
④力を入れて動かさない
電動歯ブラシはブラシが自動に動いてくれるので、自分の手を動かしたり力を入れて押し当てないようにしましょう。
押し当てすぎると、歯が削れたり歯茎が傷つきます。
歯には優しく当てるようにしてください。
⑤歯ブラシを適正な時期に交換する
メーカーによっても交換時期が違いますが、電動歯ブラシの替えブラシは3カ月に1回を目安に交換しましょう。
毛先が開いていると、清掃効果が落ちるほか、歯や歯茎を傷つける原因になります。
また、見た目に毛先が開いていなくキレイな状態でも、衛生的に良くないので定期的に歯ブラシは交換しましょう。
電動歯ブラシを上手に使おう
電動歯ブラシを正しく使用する事で、楽にキレイに歯を磨く事ができます。
次のような方には、電動歯ブラシが特におすすめです。
・歯磨きが億劫な方
・忙しい方
・つわり中の妊婦さん
・不器用な方、歯磨きが苦手な方
・手が不自由な方
・高齢者の方
・歯の矯正器具を装着されている方
電動歯ブラシは、歯に当てるだけ簡単に磨ける、非常に便利な歯ブラシです。
面倒だった歯磨きが格段と楽になり、プラークもキレイに除去できるほか、着色も付きにくくなるので歯がいつも白くきれいな状態を保てます。
大人だけではなく、子供にも電動歯ブラシはおすすめなのです。
子供は歯磨きが不十分ですし、仕上げ磨きも時間がかかり嫌がります。
じっとしていられないので、短時間で効率よくキレイに磨ける電動歯ブラシは、子供に最適だと言えます。
通常の電動歯ブラシは、子供にとっては過度に強い振動であるため、子供用の電動歯ブラシを選びましょう。
歯ブラシのヘッドもコンパクトで、振動も弱めです。
電動歯ブラシの種類で効果が変わる!
電動歯ブラシは説明したように、種類によってプラークの除去効果が違います。
振動が強いほど、パワフルで良く汚れが取れますが、好みもあるので自分に合った電動歯ブラシを選ぶ事が大切になります。
電動歯ブラシを選ぶ時は、自分のお口の中の状態やライフスタイルに合わせて選びたいものです。
今は歯医者さんでも電動歯ブラシが売っていますし、歯科医院専用の電動歯ブラシもあり、性能も非常に良い物が多いです。
興味がある方は是非、歯医者に1度相談すると、自分に合った電動歯ブラシが見つかると思います。