歯ブラシを携帯するなら要注意!衛生的に使うコツとは?

歯ブラシ 2019.05.17

歯ブラシを持ち歩いて外出先でもしっかりと歯磨きを行う方が増えてきましたよね。

しかし、その外出先で使っている歯ブラシは、雑菌だらけかもしれません。

せっかく外でもしっかりと歯のお手入れをしようと思っても、その道具が菌だらけだったら逆効果となってしまいます。

それでは、一体どんなことに気を付けていけばよいのでしょうか。

携帯用の歯ブラシを衛生的に使っていくポイントを確認していきましょう。

衛生的に大丈夫?実は菌だらけの歯ブラシ

口の中のプラーク(細菌の塊)をかき出している時点で、そもそも歯ブラシは汚れています。

プラークにもたくさんの細菌が潜んでいるため、一説によると使用後の歯ブラシはトイレブラシよりも汚いともいわれているのです。

口内の菌が付着した歯ブラシをきちんとお手入れしないままバッグにしまうと、一体どうなるのでしょうか。

一見そんなに汚れていなさそうな歯ブラシでも、目には見えない雑菌がたくさん繁殖した状態となってしまっているでしょう。

そういった状態にならないよう、普段使用している歯ブラシは丁寧なお手入れが必要です。

しかし、外出先で携帯用の歯ブラシを使用してお手入れをするとなると、時間も場所も限られているためなかなか難しいかもしれません。

そんな時は、お手入れのポイントを押さえて、効率的に衛生面を保っていきましょう。

次の項からは、歯ブラシを保管・収納するための方法を確認していきます。

歯ブラシを衛生的に保つ!基本的なお手入れ方法まとめ

衛生的に保つためには、自宅用歯ブラシも携帯用歯ブラシも、基本のお手入れは同じです。

まずは、重要な2つのポイントを確認していきましょう。

・しっかりと流水で汚れを洗い流す

時間がないからと言って、パッと流水につけただけでは汚れは落ちません。

歯ブラシの毛先に入り込んだ食べかすやプラーク(細菌の塊)を、指を使ってしっかりと洗い流しましょう。

汚れが残ってしまうと、そこからまた雑菌が繁殖してしまいます。

また、力を入れすぎると毛先がすぐに変形してしまいます。

汚れを落としきるよう、優しく丁寧に洗いましょう。

・しっかりと乾かす

水気が残ると、雑菌が繁殖しやすくなります。

そのために、しっかりと乾燥させることが重要です。

風通しの良い場所に置いて、しっかりと毛先を乾燥させてあげましょう。

天気の良い日は、天日干しができると殺菌効果があるので、よりおすすめです。

携帯用歯ブラシを衛生的に保つコツとは?

前の項では、歯ブラシの基本的なお手入れのポイントを確認しました。

しかし、外出先で使用する携帯用の歯ブラシだと、時間的にも場所的にも制約があって完全に乾かすのは難しいかもしれません。

そんな時には、「しっかりと水気を切る」ことを意識しましょう。

歯ブラシを洗った後、2~3回振っただけでケースにしまうのは厳禁です。

外出先では歯ブラシを洗った後は、ティッシュや清潔なハンカチで歯ブラシの水気を拭き取りましょう。

衛生的に保つためには、雑菌繁殖の一因である水分をできるだけなくすのが大切です。

少しでも水分をなくすために、ひと手間加えて携帯用の歯ブラシも清潔に保ちましょう。

自宅に持ち帰る場合は、家でしっかりと乾燥させてあげられるとよいですね。

また、紫外線を利用して雑菌の繁殖を抑える携帯用の除菌ケースもあります。

「除菌できるから」と油断せずに、除菌ケースを活用する際も、しっかりと水気を切ってから収納するようにしましょう。

ポーチは衛生的に歯ブラシを携帯するための必需品!

外出先で歯みがきをするために、かばんにそのまま歯ブラシを入れてしまうと毛先が色々なものに触れてしまうので、衛生的によくありません。

持ち運びには、歯ブラシや歯みがき粉をまとめて入れる歯ブラシポーチなどを利用する場合が多いでしょう。

歯ブラシポーチはシンプルなものからかわいいものまで、様々な生活雑貨ブランドから出されています。

色々なポーチがありますが、選ぶポイントは大きく2つです。

・通気性がよいもの

密閉されていると湿気がこもりやすく、水分を完全に飛ばしきるのが難しい携帯用歯ブラシは、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

衛生的に使用するには、片面や底面がメッシュ構造など通気性が確保されているものがおすすめです。

・サイズが窮屈でないもの

歯ブラシや歯みがき粉だけではなく、その他にも携帯用のコップやマウスウォッシュなど、ポーチの中に入れるものは人により異なってきます。

その時に、ポーチが小さくて入れづらかったりすると、外出先で使うのにも面倒になってしまいますよね。

また、無理やり入れることで毛先が変形してしまったり、雑菌がつきやすくなってしまったりと、サイズがあっていない状態はあまりおすすめできません。

しっかりとサイズを確認して、ポーチを選ぶようにしましょう。

最近では100均でも、機能性を備えたものが手軽に購入できるので、お気に入りのものに出会えるよう一度店頭を回ってみるのもおすすめです。

交換が衛生のコツ!歯ブラシを携帯するときの盲点とは?

携帯用歯ブラシで見逃しがちなのが、歯ブラシの交換時期が過ぎてしまうことです。

特に、旅行のために用意したトラベルセットの歯ブラシは要注意です。

以前旅行に持っていった歯ブラシのトラベルセットなどを、そのままずっとカバンに入れてはいないでしょうか?

また、セットになっている歯磨き粉がまだあるからと言って、ずっと同じ歯ブラシを使用してはいないでしょうか?

歯ブラシの交換は1か月に1回が目安です。

旅行などに持っていったトラベルセットの歯ブラシは、そのまましまい込まずに日常で活用するのがおすすめです。

トラベル用で回数が少ないからと油断して旅行のたびに使い続けてしまうと、雑菌だらけのものを使い続けることになります。

日常的に使用しているオフィス用や学校用の歯ブラシも同じです。

携帯用のものはそれでなくとも雑菌が繁殖しやすい状況にあります。

日々のお手入れはもちろん、衛生的に使用するためにも、携帯用の歯ブラシの交換時期を逃すことのないように心がけましょう。

歯ブラシだけじゃない!携帯に便利なオーラルケア製品

歯ブラシを持って行かなくとも手軽にオーラルケアができる商品もあります。

・歯みがきシート

お口の中が気になるときに、シートで歯や口内を拭くだけですっきりすることができます。

歯ブラシも水も必要がなく、手軽にケアできるのが魅力です。

災害時のオーラルケアにも役立つものですので、自分のお気に入りの一品を探して持っておくのもいいかもしれませんね。

・歯みがき綿棒

まだ歯みがきができない赤ちゃんや子どもの仕上げみがきにだけではなく、出先でも十分活用できます。

コットン部分がキシリトール配合であったり、片方が尖っていて歯間掃除ができたりと、手軽に歯の汚れを落とすことができます。

歯みがきをする時間がないけど、さっと汚れを取りたいときに便利な一品です。

・携帯用マウスウォッシュ

ブラッシングするのが理想ではありますが、なかなかそんな時間が取れない時には、マウスウォッシュもおすすめです。

最近では、1回分の個包装のマウスウォッシュがたくさんのメーカーから出ているので、それを持ち運べば荷物が重くならないのも嬉しいポイントですね。

以上、3つをご紹介しました。

「外出先で完璧なオーラルケアはしなくてもいい!」と割り切ってしまって、手軽に行うのもいいかもしれません。

携帯用のオーラルケア製品は、個包装だったり使い切りだったりするので、衛生的にもおすすめです。

衛生的な歯ブラシで、外出先でもきちんとオーラルケア!

外出先で使う歯ブラシは、気を抜くと雑菌だらけになりやすい条件が揃っています。

せっかく外出先でも歯磨きをするのであれば、清潔な歯ブラシで磨きたいですよね。

しっかりとお手入れをすることで、雑菌の繁殖も抑えることができます。

時間がない時は、手軽なオーラルケアも取り入れながら、無理なく取り組んでいくのがおすすめです。

清潔な歯ブラシで、外出先でも歯を守っていきましょう。

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