電動歯ブラシは日本製のドルツがおすすめ!種類別にご紹介!
電動歯ブラシ 2019.02.23日本製電動歯ブラシ「ドルツ」の進化
「ドルツ」という名前は、初めから使われていたわけではありません。
パナソニックが1970年代からオーラルケア商品の開発を手掛け、その過程で生まれたブランドです。
そして、主に4種類のパーツの進化で、現在のドルツが成り立っています。
①ブラシの進化
開発初期は、ブラシの形がフラット状で、歯の表面の汚れを一気に落とすことに焦点をあてていました。
現在では、歯周病で歯を失ってしまう人が多いことに注目して、歯周ポケットに入り込む極細毛を開発し、ドルツシリーズの電動歯ブラシに使っています。
②モーターの進化
また、電動歯ブラシに欠かせないのは、振動を起こすモーターです。
開発初期は、回転モーターを使っていたため熱や音が出てしまい、振動数も毎分6,000~7,200回程度でした。
その後、リニアモーターを改良することで、約60%の小型軽量化かつ金属同士のこすれる音の低減に成功し、振動数が増えました。
③振動の向き・ブラシの動きの進化
振動の向き・ブラシの動きにも、改良が重ねられてきました。
開発初期は、細かい部分が磨きにくいローリング磨き、中期は歯周ポケットの汚れが残ってしまう回転磨きでした。
現在では、歯周ポケットまでケアができる音波振動で、歯科衛生士推奨のヨコ磨きを再現できるようになっています。
④充電器の充電機能の進化
開発初期は、コストを抑えて製造できることも視野に入れ、金属製の端子を接触させて充電する充電器でした。
現在の充電器は、ドルツシリーズのハイグレードモデル電動歯ブラシで使用する、スタンドと充電器が一緒になっているフロート形状です。
17時間かかっていた充電時間を1時間に短縮させ、電動歯ブラシの底面が浮く設計で、底面と充電器が汚れにくい構造へと進化していきました。
電動歯ブラシを使うメリットと注意点とは?
「普通の歯ブラシから電動歯ブラシに替えるとどう変わるの?」と疑問に思う方がいると思います。
そんな方に、電動歯ブラシを使うメリットと、使用時の注意点をご説明します。
《電動歯ブラシを使うメリット》
・手磨きでは落としにくい箇所の汚れを落とす
・ブラッシングの時間を短縮できる
・小刻みに手を動かす必要がない
ドルツの電動歯ブラシを使うことで、ブラシの毛先が届きにくくても、音波振動によって歯間や奥歯、歯周ポケットの汚れをかき出すことができます。
そして、人間には実現できないブラシの振動によって歯を磨き、一度で歯をきれいすることができるので、歯磨きにかかる時間を短くします。
また、手を小刻みに動かす必要がないため、小刻みに動かすことが苦手な方でも、電動歯ブラシでカバーできます。
《使用時の注意点》
・研磨剤と発泡剤が配合された歯磨き粉は使わない
・長時間の使用は避ける
手磨きのときに使っていた歯磨き粉を電動歯ブラシでも使ってしまうと、いくつかのリスクに晒される可能性があります。
歯の汚れを落としやすくするための研磨剤が配合されている歯磨き粉を使うと、電動歯ブラシの振動により、歯の表面を傷つけてしまう可能性があるのです。
また、泡立ちをよくする発泡剤が配合されている歯磨き粉を電動歯ブラシに使うと、すぐに口内が泡で塞がってしまいます。
歯磨き粉なしでも歯の汚れを落とせるので、歯磨き粉を使いたい場合は研磨剤と発泡剤が入っていない種類の歯磨き粉を使ってください。
そして、長時間電池式電動歯ブラシを使うと、歯の表面を傷つけたり、歯茎を傷めてしまう可能性があるので、2~3分を目安に止めましょう。
ドルツの電動歯ブラシの特長を知ろう!
日本で販売されている電動歯ブラシは、欧米で作られた製品が多く見られます。
その中で差別化を図るために、パナソニックは日本人と欧米人の歯の違いに着目します。
日本人の歯は欧米人と違い、歯の表面が丸く曲線的な歯並びをしており、歯間のすき間が大きいなどが挙げられます。
そのため、ドルツの電動歯ブラシは、日本人の歯の大きさに合わせてコンパクトなヘッドに変え、歯間のすき間に適したブラシの作りになっています。
他にも、ドルツは歯科医師が推奨する磨き方を再現する電動歯ブラシです。
歯科医師が推奨する磨き方というのは、
・歯と歯茎の境目にブラシを45℃の角度であてて磨くバス法
・歯の表面の外側はブラシを垂直にあて、内側には45℃にあてて磨くスクラビング法
の2種類です。
ドルツの電動歯ブラシは歯にあてるだけで、毎分約31,000回の振動でバス法とスクラビング法の動きを再現することができるのです。
ドルツのハイグレードモデル!一本で口腔ケア可能な種類
ここからは、ドルツの電動歯ブラシを種類別にご紹介します。
まずは、ドルツシリーズの中でも、口内のすべてのケアができるといわれている、ハイグレードモデルの電動歯ブラシです。
【ドルツ 音波振動ハブラシ EW-DP52】
・カラー:シルバー、黒、ピンク
・参考価格:34,344円(税込)
Wの音波振動でパワフルに口内を洗浄する、ハイグレードモデルの電動歯ブラシです。
歯科医師が推奨するバス法とスクラビング法の動きを再現するヨコ磨きに加え、歯間の汚れを押し出し、歯垢を除去するタタキ磨きで口内がすっきりします。
そして、付属ブラシが6種類もあるので、用途・部位に合わせて口内全体のケアを行うことが可能です。
また、「電動歯ブラシの充電し忘れた!」という方に最適なクイックチャージ機能があり、約2分間充電するだけで1回歯磨きをすることが可能です。
防水設計なのでお風呂場や洗面台でも、気にせずに使うことができます。
【ドルツ 音波振動ハブラシ EW-DA52】
・カラー:シルバー、黒
・参考価格:24,624円(税込)
口内全体のケアができる、ハイグレードモデルの電動歯ブラシです。
歯科医師が推奨するバス法とスクラビング法の動きを再現するヨコ磨きと密集極細毛ブラシで、歯周ポケットに潜む歯周病の原因菌をかき出します。
上記の電動歯ブラシと同じくクイックチャージ機能付きで、1時間でフル充電ができ、防水設計なのでお風呂場や洗面台を気にせずに、使うことができます。
また、パワフルに口内を洗浄しながら、磨きすぎを防止するパワーコントロール機能もついています。
スタンダードモデルにも注目!種類のなかでも経済的!
次は、スタンダードモデルのドルツの電動歯ブラシをご紹介します。
前述した電動歯ブラシよりも価格が抑えられていて、電動歯ブラシ本体と充電器が一回りコンパクトに作られています。
【ドルツ 音波振動ハブラシ EW-DL54】
・カラー:白
・参考価格:17,064円
歯茎ケアに焦点をあてた、コンパクトモデルの電動歯ブラシです。
4種類の付属ブラシで、歯間や歯周ポケット、噛み合わせ面、歯並びの悪い箇所などを磨きあげます。
そして、歯科医師が推奨するバス法とスクラビング法の動きを再現するヨコ磨きができ、磨きすぎ防止のパワーコントロール機能がついています。
また、防水設計なのでお風呂場や洗面台でも、気にせずに使うことができます。
【ドルツ 音波振動ハブラシ EW-DL34】
・カラー:白、ピンク
・参考価格:11,664円
自然な白い歯へ導く、コンパクトモデルの電動歯ブラシです。
歯科医師が推奨するバス法とスクラビング法の動きを再現するヨコ磨きをしながら、ステインオフブラシで着色汚れを取り除きます。
そして、上記と同じく防水設計なので、お風呂場や洗面台を気にせずに使うことができます。
【ドルツ 音波振動ハブラシ EW-DM61】
・カラー:白、青
・参考価格:7,538円
価格も比較的安く、手軽に電動歯ブラシをはじめることができる、スリムタイプの電動歯ブラシです。
高密度で植毛されている約0.02mmの細さの極細毛ブラシで、歯間と歯周ポケットの汚れをかき出します。
スリムで軽量なボディは握りやすく、手磨きのときに使っていた歯ブラシと同じような感覚で使えます。
そして、こちらの電動歯ブラシも防水設計なので、お風呂場や洗面台でも気にせずに使うことができます。
また、ここまででご紹介しました5種類の電動歯ブラシは、海外の電圧に対応しているので、海外でも充電することが可能です。
出先で使える種類のドルツの電動歯ブラシ
最後は、ドルツシリーズの中でも持ち運びに最適な種類の電動歯ブラシ、ポケットドルツをご紹介します。
また、ポケットドルツは充電式ではなく、電池式なので持ち運びやすくなっています。
そして、使える電池が単4アルカリ乾電池だけではなく、単4充電電池も使えることが経済的ですね。
【ポケットドルツ 音波振動ハブラシ EW-DS42】
・カラー:黒、白、ペールピンク
・参考価格:4,298円(税込)
ランチ後の口内ケアにぴったりで、握りやすくてしっかり磨けるロングサイズの電動歯ブラシです。
毎分約16,000回の音波振動のため、短時間でつるつるの歯になるので、時間が限られているお昼休みに適しています。
そして、ブラシの背面には舌ブラシがついており、外出先でも手軽に舌表面の汚れを落としてケアができます。
長さが16cmあるので、男性の手でも握りやすく、奥歯まで届いて磨くことができます
【ポケットドルツ 音波振動ハブラシ EW-DS1C】
・カラー:青、ルージュピンク
・参考価格:4,298円(税込)
ランチ後の口内ケアに使えて、ポーチにも仕舞えるコンパクトサイズ(14.5cm)の電動歯ブラシです。
上記の電動歯ブラシと同じく、毎分約16,000回の音波振動で短い時間で歯磨きができ、舌ブラシで外出先でも手軽に舌表面の汚れを落としてケアができます。
別売りになりますが、ポケットドルツ用のステインオフアタッチメントや歯間ブラシを使うことで、出先でも着色汚れや歯間、矯正器具の汚れを取り除くことができます。
日本人に合わせて作られたドルツを使ってみよう
日本製電動歯ブラシ「ドルツ」は、研究を通してパーツごとに進化し、日本人に合っている電動歯ブラシを作ってきました。
電動歯ブラシを使うことで、手磨きでは落としにくい箇所の汚れを落としたり、ブラッシングの時間を短縮できたりします。
加えてドルツの電動歯ブラシは、バス法とスクラビング法の動きを再現することができ、極細毛ブラシで歯周ケアを行うことができます。
もし気になったドルツの電動歯ブラシがあったら、ぜひ使ってみましょう。