簡単派?こだわり派?歯ブラシ・コップ袋を準備しよう

歯ブラシ 2018.10.09

「歯ブラシとコップを入れる袋」は幼稚園や保育園の入園準備として用意することが多いものの一つです。

幼い日の思い出として記憶に残るように、お子様にできることはしてあげたいところです。

歯ブラシとコップを入れる袋とはいえ、様々なアレンジやアイデアがあります。

お母さんだけでなくお父さんでもチャレンジできる歯ブラシ・コップ袋の作り方から、ステップアップしたこだわりの工夫までご紹介いたします。

そもそも「歯ブラシ・コップ袋」って?

多くの幼稚園・保育園では「お弁当・給食」「おやつ」の後に歯磨きをします。

また「外遊び」の後にはうがいをしたり、飲み物を注いでもらうこともあります。

衛生的にも1枚だけではなく、洗い替えとして何枚かあると毎日綺麗な歯ブラシ・コップ袋を持たせられるため、おすすめです。

準備とはいえ、手作りするのか既製品を購入するかは、それぞれの事情に合わせてとなります。

時間に余裕がある場合は、手作りにチャレンジしてみましょう。

形としては、大きく二つのタイプがあり、マチがあるタイプとマチがないタイプがあります。

マチがあるタイプは底があるのでコップの収まりがいいです。

マチがないタイプは平たいので干すときに場所をとらず、洗濯を干し際に乾きやすいです。

どちらにも利点がありますので、選ぶ際の参考にしてください。

また、近年では小学校でも給食の後に歯ブラシをする習慣になってきていますので、幼稚園や保育園を卒園した後でも歯ブラシ・コップ袋は必要となるかもしれません。

やがて歯ブラシ・コップを入れる役目が終わったとしても、小物入れなどで用途変えても使えます。

歯ブラシ・コップ袋を手縫いで作ってみよう

自宅にミシンがなくても、お裁縫に慣れていない男性でも簡単に手作りできます。

ぜひ「歯ブラシ・コップ袋」を手縫いでチャレンジしてみましょう。

【準備するもの】
・布 1枚(50センチ×20センチ)
・紐 1本
・糸(すべて2本どり)
・針(基本波縫い)

【作り方】

①長方形の布を裏向きに置き、50センチの辺の両脇を0.5センチほど折り、アイロンでクセをつけます。

さらにもう一度折り、アイロンをあてます。

裁ち目かがりをしなくても、織り込むことで裁ち目がほつれることを防止できます。

②紐通し部分となる部分(20センチの辺)を0.5センチで折り、アイロンをあてます。

さらに2センチで折り、もう一度アイロンをあてます。

③紐通し部分を、アイロンで折り目をつけた部分から0.2センチ部分の場所で縫います。

この際、0.5センチ部分で織り込まれている部分も重ねて縫うことが重要となります。

④布を中表で半分に折り、紐通し部分を残して、両わきを端から0.2センチで縫います。

強度を上げるために、紐通しの下にあたる部分(わきの縫い目終わり)は2、3針まつり縫いをするとよいです。

⑤紐を通して出来上がりです。

ポイントとしては、1枚を輪にすることで縫う範囲を狭くすることができます。

特別な道具がなくても、布と針と糸があれば作れます。

歯ブラシ・コップ袋をミシンで作ってみよう

ご自宅にミシンがある場合は、ミシンを使って「歯ブラシ・コップ袋」をチャレンジしてみましょう。

【準備するもの】

・布 1枚(50センチ×22センチ)
・紐 1本
・針 14号
・糸 60番

【作り方】

①生地の端を裁ち目かがり(ロックミシン・ジグザグミシン)で縫います。

②中表に折り、輪の部分を下にして、縫いやすいようにまち針をとめておきます。

③上部の片側6センチを残し、下部分3センチ折り曲げ、縫い代1センチで、両側をミシンで縫い合わせます。

④縫い合わされた縫い代部分と縫わずにあけておいた縫い代部分を開き、アイロンをあてます。

⑤上部の紐の通し口を作るため、上部6センチのうち3センチで折り返し、裁ち目かがりの縫い目を目安に一周縫います。

⑥ひっくり返し、紐を通して出来上がりです。

ポイントとして、下部分を折るだけで簡単にマチが作れます。

簡単な作りなので、ミシンがあるご家庭ではぜひチャレンジしてみましょう。

また、あればいいものとして、ミシンのワイドテーブルがあると縫うとき広く使えるため楽にできます。

こだわりの歯ブラシ・コップ袋にしたい!

せっかくの手作りなら、こだわりを見せたいところですね。

もちろん、手作りでない場合も、ちょっとした工夫でをするだけでオリジナルになります。

さらに見た目でオリジナル要素があると、お子様が「自分の持ち物としての目印」になります。

では、おすすめの技ありテクニックをご紹介します。

【歯ブラシホルダー】

袋の内側に歯ブラシを差し込める布を縫いこむことで、専用の歯ブラシホルダーになります。

両端を縫う時に「歯ブラシが入るくらいのわっかにした布」を外に見えないように一緒に縫い込むことで、歯ブラシを袋の端に収納することができます。

歯ブラシが動かず収まりよいので、コップも入れやすくなります。

リネンテープや余った布で対応することができます。

【裏地あり・リバーシブル】

歯ブラシ・コンプ袋の作成難易度が上がりますが、裏地を付けることで、中まで手の込んだ仕様になります。

また、縫い目を工夫するとリバーシブルにもなり、その日の気分で柄を選ぶことができます。

【ネームタグ縫込み・刺繍】

歯ブラシ・コップ袋の作成時に、名前を書いたネームタグを外側に出るように縫い付けることで名前が見やすくなります。

ネームタグは作成時に縫い込むため、手作り時におすすめな方法ですが、名前のオリジナルは刺繍でもできます。

少々手間がかかりますが、歯ブラシ・コップ袋の作成後でも、市販品でも、刺繍をすることできっと喜んでくれるでしょう。

【レース・リボン・飾りボタン・アップリケ・ワッペン】

ポイントとして、レースやリボンをあしらうだけで可愛さが一気に際立ちます。

目印になる飾りボタンもおすすめです。

また、大好きなキャラクターやモチーフをアイロンプリントするだけで大喜びします。

アイロンプリントは手軽にできますので、男性でもチャレンジできます。

【ループエンド】

紐の結び目にループエンドを付けるだけで可愛らしくなるのと、紐を引っ張りやすくなる利点があります。

既製品でも紐をほどいて通すことができます。

手作りでないと愛情不足に思われる?

それぞれのご家庭の事情がありますから、必ず手作りしないといけないことはありません。

大切なのはお子様のことを思って選んであげること、または一緒に選ぶことではないでしょうか?

お店に並ぶキャラクターや戦隊ものを見たら欲しがるお子様も多いと思います。

お子様が気に入ってくれるならそれ以上のことはありません。

突然、破れてしまって困ることもあるでしょう。

そんな時は手軽に100円ショップでも購入することができます。

また、園で手作りを推奨していても、お裁縫ができない場合もあります。

特に男性ですと悩んでしまうことでしょう。

そのような事情でも、手作りを代行サービスがあります。

ネットショップなどでは指定に合わせて作成してくれるため費用はかかりますがとても便利です。

市販品でも、手作りの生地を選ぶ際にも「どれにしようか?」「これがいいかな?」と、お子様と一緒に選んだり、お子様が喜ぶことを考えて選ぶことが愛情です。

さらに、「こだわりの歯ブラシ・コップ袋にしたい!」の項目でご紹介した工夫を加えることや、オリジナルにすることでお子様が「自分の持ち物としての目印」になります。

準備は歯ブラシ・コップ袋だけではない

お母さんはもちろんお父さんも、お子様が初めての入園となると準備に戸惑うこともあります。

入園準備は、歯ブラシ・コップ袋だけではありません。

多くの幼稚園や保育園では他にも用意するものがありますので、代表的な入園準備品をご紹介します。

なお、必要なものは園によって違いますので、入園案内等を確認して準備しましょう。

【通園用品】

・通園バッグ
・上履き袋
・お弁当袋
・ナフキン
・歯ブラシ・コップ袋
・紐付きタオル
・おむつ
・食事エプロン

【園での生活用品】

・園服(制服、体操着、帽子、着替え)
・通園靴
・上履き
・お弁当(ナフキン、ゴムバンド、箸・スプーン)
・歯磨きセット(歯ブラシ、コップ)
・お昼寝セット
・雨の日グッズ(傘、レインコート、長靴)

【園でのお道具用品】

・はさみ
・のり
・クレヨン

大切な門出を応援しよう

入園は社会にでる一歩を踏み出すことです。

最初は、緊張したりさみしい気持ちもあるかもしれませんが、大好きなお父さん、お母さんを感じるものが身近にあることで安心できます。

幼稚園や保育園でたくさんの経験をして、大きくなっても園生活で使っていたものを見るだけで幼稚園や保育園でのことを思い出せる大切なアイテムになります。

ご紹介した「歯ブラシ・コップ袋」ですが、お子様の門出を応援する気持ちで愛情がたっぷり詰まったものです。

成長するにあたり、大切な思い出の1ページとなることでしょう。

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