目的別、手磨き歯ブラシでなるべく安いおすすめとその選び方

歯ブラシ 2018.10.03

歯ブラシは毎日使うものですよね?

しかし、歯ブラシは消耗品でもあって、月に一度程度で新しいものにすることが望ましいと言われます。

どうせ毎月買い換えるのなら安い方が良いと思う人も多いと思います。

そこでここでは数百円程度の安いラインでおすすめの歯ブラシをご紹介します。

電動歯ブラシと手磨き歯ブラシはどちらが良いのか

電動歯ブラシと手磨き歯ブラシはどちらが良いのか、誰しもが一度は考えたことがあるでしょう。

電動歯ブラシの方が汚れが落ちる、と思っている人も多いかもしれませんが、必ずしもそうであるとは限りません。

例えば、高価な電動歯ブラシでも、上手く使いこなすことが出来なければ、大して汚れが落とせず宝の持ち腐れになってしまいます。

反対に、安い手磨き歯ブラシだったとしても、きちんと使いこなすことが出来れば、電動歯ブラシ以上の効果を上げることが出来るでしょう。

高価な電動歯ブラシだから、と盲目的に考えることはおすすめ出来ません。

結局の所、これらはどちらが良い、悪いではなく、あくまで使い方の方が重要であることを忘れてはならないのです。

道具の真価とは使う人間によって決まるものであるのです。

このため、まずは手磨き歯ブラシで歯ブラシの使い方を理解した上で電動歯ブラシに移行することをおすすめしておきます。

歯ブラシの種類

普段はあまり意識していない人も多いかと思いますが、歯ブラシには明確に違いがあります。

歯ブラシの違いとは、ブラシの部分の硬いものや柔らかいもの、毛先が平らなものや山形になっているもの等ですが、これらの意味を理解していれば、安い歯ブラシでも十分に活用できます。

例えば、ブラシが硬めのものは歯茎が健康的な人におすすめです。

なぜなら、あまり柔らかい歯ブラシは、歯垢の除去効果が低い場合があるからです。

逆に、柔らかいものは歯周病等、歯茎に自信が無い人におすすめです。

なぜなら、歯茎に過度な刺激を与えにくいからです。

同じく、毛先の太さや形状にも違いがあり、それぞれちゃんと意味があります。

先端に向かって細くなっているものは、歯間部や歯と歯茎の隙間等の歯垢の除去に向いています。

一方、太さは変わらず、先端が丸まっているものは、歯に接する面積が大きいので歯垢の除去力が高く、固くベタつく歯垢の除去に向いています。

また、毛先が平らに揃っているものと、凸凹した山形になっているものの場合はその使い方に差異があります。
毛先が平らなものはバス法やスクラッピング法といったブラッシング法に適しており、山形のものはローリング法に適しています。

他にも大きさや、特定の用途に特化した歯ブラシ等もありますが、普段常用する歯ブラシの違いはおおよそ上記の通りでしょう。

歯ブラシ選びのポイント

歯ブラシの種類については、先程簡単に触れましたが、では実際どんなものを選ぶと良いのでしょうか?

歯ブラシの硬さは多くの場合「やわらかめ」「ふつう」「かため」というのが一般的です。

基本的には「ふつう」がおすすめですが、これはご自身の口腔状態に応じて選ぶと良いでしょう。

また、現在歯磨きの方法としては歯ブラシを細かく振動させるバス法やスクラッピング法が主流だと思われます。

したがって、歯ブラシは基本的に毛先が平らなものがおすすめです。

もし、毛先が山形の歯ブラシを使った場合、毛先が均等に当たらず、上手く歯垢を除去出来ない場合があります。

そして、ブラシの大きさについては小さめのものがおすすめです。

大きいサイズのブラシは一度に広く磨けて便利かと思うかもしれませんが、奥歯など狭い部分に磨き残しが出来てしまうことがあります。

そのため、歯ブラシは小さい方がおすすめとなります。

これらを意識して歯ブラシを選べば、安い歯ブラシでも十分に役立てることが出来るでしょう。

虫歯予防におすすめの安い歯ブラシ

虫歯予防の目的で歯ブラシを選ぶ場合は、先述の通り毛先が平らで、ブラシがやわらか過ぎないものを選ぶと良いでしょう。

ブラシがやわらか過ぎるものは毛先が寝てしまい、ブラッシング効果が薄くなりがちであまりおすすめ出来ません。

ご自身が歯周病ではなく、虫歯予防が目的であるならば「ふつう」を選びましょう。

但し、あまり力を入れて歯磨きをしてしまうと歯茎を痛める可能性があるため、つい強い力で歯磨きをしてしまう、という人はやわらかめのものを使うのも良いでしょう。

●サンスター ガム・デンタルブラシ

とてもスタンダードな歯ブラシで、日本歯科医師会推奨商品にもなっています。

この歯ブラシの毛先は、毛先に向かって細くなっているテーパード加工の他に、毛先に細かい凹凸が施されており、歯垢の除去に効果的です。

価格も300円程度と十分に安い上、たいていのドラッグストアで手に入れることが出来る点でもおすすめと言えます。

歯周病におすすめの安い歯ブラシ

歯周病の方にはブラシがやわらかく、毛が細い歯ブラシがおすすめです。

歯周病の方は歯茎が弱っていて、刺激を与えると出血したり、痛みを感じる場合があります。

なるべく歯茎にに刺激を与えないようにしつつ、歯垢を落とす為にはやわらかい歯ブラシである方が良いでしょう。

また、歯周病になると、歯と歯茎の隙間が開いてしまい、そこに歯垢が溜まってしまいます。

歯と歯茎の隙間の歯垢を取り除く為には細い毛の歯ブラシが適しています。

●ライオン DENT.EX システマ

この歯ブラシにはスーパーテーパード毛が採用されており、歯間部や歯と歯茎の隙間等の歯垢除去に向いています。

テーパード毛とは、先端に向かって細くなっている形状の毛先で、やわらかく、狭い空間に入り込みやすいものですが、こちらはさらに上をゆく、ライオン独自のスーパーテーパード毛になっています。

それゆえに、歯周病の方にはおすすめの歯ブラシとなっています。

価格は300円程度で、十分に安いと言えるでしょう。

コストを抑えたい人におすすめの安い歯ブラシ

コストを抑えたい人でも、出来れば使い勝手の良いものが欲しい所でしょう。

ことに歯ブラシは安いからと言って悪いとは限りません。

基本的には、先述してきたようなポイントを抑えておけば、非常にコストを抑えつつ、自分に合った歯ブラシを手に入れられるでしょう。

その中でも、ここでは特におすすめの歯ブラシを挙げておきます。

●オーラルケア タフト24

こちらの歯ブラシはまとめて購入すると1本辺り100円程と、とても安く手に入れることが出来る為、コストを抑えたいと思っている人には特におすすめです。

しかし、安いだけではなく耐久性も高く、歯ブラシが汚れを落とす為に必要な歯ブラシのコシも十分にキープ出来ます。

また、ブラシの毛の密度が高い為、歯垢を効果的に落とす事が出来ます。

さらに、硬さも6段階の硬さがあり、その中から自分に合ったものを選ぶことができます。

安い歯ブラシでも選び方次第

ここまで歯ブラシの違いや、選び方、おすすめのものをご紹介させていただきました。

安い歯ブラシでも、それぞれの特徴を理解して、目的に合ったものを選ぶことが出来れば、無理に高価なものを買うよりもずっと効果的です。

まずは、どんな特徴の歯ブラシが自分にとって必要なのかを考えることが、歯ブラシ選びの第一歩でしょう。

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