電動歯ブラシの正しい磨き方とは?おすすめパナソニック製品
電動歯ブラシ 2018.10.04おすすめ!パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」
様々な種類の電動歯ブラシが販売されていますが、ここでは、パナソニックから発売されている電動歯ブラシ「ドルツ」についてご紹介していきます。
ドルツは、二つのモーターを搭載していて、横振動に叩きの振動を加えた独自開発とされている「W音波振動」を特徴としています。
歯周ポケットの汚れやゴミをかき出す横磨きと、歯間の汚れにアプローチをする「叩き磨き」をすることが可能です。
そのため、これまで届きづらかった部分にまで、ブラシの先を入り込ませることができます。
その二つの磨き方について、詳しくご説明します。
【横磨き】(毎分、約31,000ブラシストローク)
歯科医が推奨している磨き方で、次のような動きを再現することが可能です。
・バス法(歯周ポケットケアに効果的)
歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に向けて、角度を45度にしてあてながら、小刻みに動かす磨き方です。
・スクラビング法(歯垢除去に効果的)
歯の外側を磨く際は、歯ブラシの毛先を歯に垂直にあてて、軽い力で小刻みに動かしていき、歯の内側の場合は45度の角度にあてていく磨き方です。
【叩き磨き】(毎分、約12,000ブラシストローク)
歯間部の汚れに対して、立体的にアプローチしていきます。
そして、歯垢を強力に取り除くことが可能です。
また、電動歯ブラシとしては、嬉しい次のような充電機能を搭載しています。
【フロートチャージ】
スタンドと充電器が兼用になっていて、コードをはずすことができるので、洗面台のスペースをとらずコンパクトです。
しかも、汚れがふきとりやすいように、浮かせてあるフロート形状になっています。
【1時間でフル充電可能】
1時間充電することにより、約90分(約22日)磨くことが可能です。
【2分間でクイックチャージ可能】
使おうとしたら充電が切れている場合でも、2分間充電するだけで1回(約2分間)磨くことが可能です。
電動歯ブラシを使用する磨き方のメリットとは?
パナソニック製の電動歯ブラシ「ドルツ」の、仕組みや特徴についておわかりいただけたでしょうか。
次に、パナソニック製に限らず、電動歯ブラシを使用すること自体には、どのようなメリットがあるのかをご紹介していきます。
普通の歯ブラシを使用して歯垢を完全に取るためには、最低でも「10分間は磨き続けなければならない」と言われています。
しかし、現実的に、毎回10分間も歯を磨き続けることは大変でしょう。
そこで、それを実現することが可能になるのは、電動歯ブラシを使用することです。
それでは、電動歯ブラシを使用するメリットとは、具体的にどのようなことがあるのでしょうか。
次のようなことが挙げられます。
【左右に手を動かさなくても磨ける】
通常の歯ブラシの場合は、磨く際に手を左右に動かしながら、ゴシゴシと磨く磨き方によって汚れを落とす仕組みです。
そして、電動歯ブラシを使用する場合は、左右に動かさなくても歯にあてているだけで、歯ブラシ自体が振動し、歯が磨かれる仕組みとなっています。
【短時間で磨くことが可能】
通常の歯ブラシでの歯磨きに比べて、短時間で歯を磨くことができます。
電動歯ブラシには、これらのようなメリットがあります。
毎日忙しくて「歯を磨く時間もあまりとれない」という方には、最適なツールとも言えるでしょう。
パナソニック製電動歯ブラシと他社製の違い
先ほどのパナソニック製の電動歯ブラシ「ドルツ」の説明でもお伝えしましたが、パナソニック製の電動歯ブラシは、音波振動式を採用しています。
その他の電動歯ブラシには、回転式という駆動方式もあります。
ここでは、音波振動式と回転式のメリットの違いについてお話しします。
【音波振動式の電動歯ブラシのメリット】
特長として、歯や歯ぐきにとてもやさしいということが挙げられます。
音波振動式の場合は、歯を「磨く」のではなく、「あてる」ような感じでブラッシングすることができるためです。
歯の正しい磨き方としてよく言われていることに、「ブラシを45度の角度にしてブラッシングしましょう」と言うことがありますが、音波振動式の電動歯ブラシを使用すると、それを忠実に再現することが可能です。
【回転式の電動歯ブラシのメリット】
ドイツのブラウンというメーカーの電動歯ブラシには、この回転式という駆動方式が採用されています。
これは、歯ブラシそのものが、モーターによって回転していく駆動方式です。
回転式の電動歯ブラシを使用すると、歯ブラシを手で持って磨いた時と同じような「歯を磨いた」感じがあるのがメリットとされています。
しかし、回転式は、刺激が強めなので、機種選びを慎重に行なうことと、正しい使い方をすることが大切です。
すでに歯ぐきからの出血がある方や知覚過敏の方、歯槽膿漏などの予防をしたい方は、音波振動式の電動歯ブラシを選んで使用することをおすすめします。
それぞれのメリットがある電動歯ブラシですが、正しい磨き方を知っておく必要がありますので、ご紹介していきましょう。
パナソニック製電動歯ブラシでの正しい磨き方とは?
パナソニック製の電動歯ブラシ「ドルツ」は、歯や歯ぐきにやさしいとは言っても、正しい磨き方をしないと歯や歯ぐきを傷めてしまう可能性もあります。
そこで、「ドルツ」を使用する際の正しい磨き方をご紹介します。
【動かし方】
前述したように、ブラシ自体が横磨きをするので、ゴシゴシと動かさずに、ずらしていくような感じでゆっくりと動かします。
【ドルツの持ち方】
持ち方には2種類の方法がありますが、磨きやすさを考慮して、持ち方の使い分けをしましょう。
・ペングリップ
軽い力だけで動かすことができ、ブラッシング圧を適度に保て、歯や歯ぐきへの負担も軽減されます。
・握り持ち
しっかりと握ることができるので、安定感のある磨き方ができます。
電動歯ブラシに重さを感じた時に適した持ち方になります。
【歯へのあて方】
磨く箇所により、ブラシのあて方も変えていくと効果的でしょう。
歯や歯ぐきを傷めることのないように、毛先が軽く触れる程度にあてるようにしましょう。
・歯面
歯面に向かって90度になるようにあてます。
・噛み合わせの面
噛み合わせの面に対して90度になるようにあてます。
・前歯の裏や歯並びの揃っていない部分
角度に沿って縦にあてると、汚れをかき出しやすくなります。
・歯と歯ぐきの境
45度にしてあてることで、毛先が入りやすくなり、汚れもかき出しやすくなります。
【磨き方】
歯の表側→噛み合わせの面→歯の裏側の順番に、それぞれを30秒ずつ磨きましょう。
知っておこう!電動歯ブラシでの磨き方のポイント
前章では、パナソニック製の「ドルツ」を使用する場合の正しい磨き方をご紹介しました。
パナソニック製に限らず、電動歯ブラシを使用して歯を磨く場合には、共通して気をつけた方が良いことがありますので、ご紹介しておきます。
【あてる角度】
ドルツでの磨き方の説明でもお話ししましたが、噛み合わせの面には、ブラシを垂直にあてましょう。
振動が均等に伝わることにより、磨き残しを防ぐことが可能になります。
また、歯と歯ぐきの境や歯周ポケット周辺では、ブラシを45度にあてるようにしましょう。
この部分には、歯垢がたまりやすく、磨き残しも多くなりがちです。
磨き残しが多いと、虫歯や歯周病の原因となりやすくなりますので、気をつけましょう。
【やさしくあてる】
どの電動歯ブラシを使用する際も、ブラシを強く押しつけずに、歯にやさしくあてるようにしましょう。
毛先が広がりやすくなり、歯ぐきや口内の粘膜までも傷つける恐れがあります。
これらのポイントを忘れずに、電動歯ブラシを使用するメリットを無駄にしないように、正しい磨き方をすることが大切です。
電動歯ブラシのお手入れの仕方とブラシの交換時期も知ろう!
パナソニック製の電動歯ブラシやその他の電動歯ブラシを使用した場合の正しい磨き方はおわかりいただけたでしょうか。
電動歯ブラシを使用する際には、正しい磨き方の他にも、正しいお手入れ方法なども知っておく必要がありますので、そちらもご紹介していきます。
【電動歯ブラシのお手入れの仕方】
電動歯ブラシの基本的なお手入れとしては、使用後は、流水でブラシをすすぎ、その後しっかりと乾燥させることがポイントです。
ブラシを清潔に保つことは、ブラッシング効果を高め、ブラシの劣化を防ぐことにもつながります。
ブラシだけではなく、ブラシヘッドと本体のつぎめや、電動歯ブラシの本体自体の汚れもきちんと落としておきましょう。
【ブラシの交換時期】
電動歯ブラシのブラシの交換時期は、メーカーによって違いはありますが、一般的に推奨されている交換時期は、「3ヵ月」とされています。
いくらブラシのケアを十分に行なっていたとしても、ブラシは消耗品ですので、定期的に交換する必要があります。
まだ3ヵ月経っていなくても、ブラシの毛先が広がってきたり、変色してきた場合は、早めに交換することをおすすめします。
電動歯ブラシの機種に限らず正しい磨き方を!
ここでは、パナソニックのドルツの商品をご紹介してきました。
電動歯ブラシを選ぶ際には、ご自分の歯や目的に合うものを選んで使用していくことをおすすめします。
どの電動歯ブラシを使用するとしても、歯や歯ぐきを傷つけてしまわないように、今回ご紹介したような正しい磨き方のポイントを忘れずに、健康な歯や歯ぐきを永く保てるよう心がけていきましょう。