歯ブラシスタンドは気がついたら汚れてる?汚れの予防法とは
歯ブラシ 2020.02.28歯ブラシスタンドは気がついたら汚れてる?原因は?
洗面所は毎日使用する場所ですよね。
家族が多ければ、その分使用時間は長くなるでしょう。
洗顔や歯磨き、うがいなど、水を使うことが多い洗面台は、シンク以外の場所も汚れやすい傾向があります。
掃除で、「シンクは定期的にスポンジで洗っている」という人は多いと思います。
しかし、つい見逃しがちなハンドソープや石鹸トレイ、歯ブラシスタンドなどの小物類には、汚れが付着していることがとても多いのです。
この汚れの原因は主に何なのでしょうか。
これは、洗顔や手洗いで使用した洗剤の泡や、歯磨きの際の歯磨き粉が飛んだものだと考えられます。
知らず知らずの間、私たちはシンク以外の場所を汚してしまっているのです。
また、歯ブラシスタンドの底には歯ブラシから流れ出た水によるぬめりや、水道水に含まれる成分のカルキが白く固まっていることが多いです。
歯ブラシスタンドは内部に湿気も溜まりやすく、不衛生になりやすい特徴があります。
歯ブラシスタンドを清潔に保つためには、汚れないように予防することが大切です。
次項から詳しくお話ししていきましょう。
歯ブラシスタンドの汚れを予防!「重曹」を活用
歯ブラシスタンドは、気がついたらぬめりや汚れにさらされています。
毎日清潔な歯ブラシを使うためには、歯ブラシスタンドを汚れから守る予防をしましょう。
まずおすすめするのは、「重曹」を使った方法です。
他ブラシスタンドが、「歯ブラシを立てて収納するタイプ」の場合に有用でしょう。
方法はとても簡単で、歯ブラシスタンドの底に、重曹をたっぷりと入れます。
これだけで、汚れやぬめり対策になるのです。
重曹には除湿効果があるため、歯ブラシを伝って中に入った水を吸収する働きをします。
通常、歯ブラシスタンドの中で溜まった水は、カルキの汚れとして白くなりますが、重曹が吸ってくれるおかげでこれを予防できます。
また、重曹は消臭効果も期待できるため、衛生面で嬉しい効果が期待できます。
水を吸収しすぎて固まった重曹は、水に溶かせば掃除に便利な「重曹スプレー」として再利用することが可能です。
注意点としては、重曹は「食用」のものを必ず使用してください。
歯ブラシは毎日口に入れるものなので、掃除用の重曹は使用しないよう注意しましょう。
珪藻土で予防!歯ブラシスタンドを汚れから守る
重曹を使った歯ブラシスタンドの汚れ予防は、手軽でチャレンジしやすいですね。
ここでも、簡単に行える歯ブラシスタンドの汚れの予防方法をご紹介します。
それは「珪藻土コースター」を使った方法です。
珪藻土コースターとは、珪藻土を利用して作られたコップなどを置くコースターのことを言います。
歯ブラシスタンドを使っている人は、歯ブラシスタンドの中に珪藻土コースターを置いてください。
立てた歯ブラシの底に珪藻土コースターがあたるように、上手く設置することが望ましいです。
珪藻土には、「調湿」「消臭」をするという特徴があります。
これにより、歯ブラシスタンド内の湿気をなくし、汚れやぬめりの発生を抑えることに繋がるのです。
珪藻土コースターは安価なものが多いので、手軽に試せるという点でもおすすめです。
さらに、先ほどご紹介した重曹も珪藻土も、自然素材なので体に害がありません。
歯ブラシに直接触れるものなので、心配なく使用できるでしょう。
歯ブラシスタンドについた汚れの落とし方
ここでは、歯ブラシスタンドについてしまった汚れの落とし方をご紹介していきます。
洗面所などの水まわりの汚れには「クエン酸」が有用です。
クエン酸は各家庭にあるお酢やレモン汁でも代用できる、自然素材の洗剤です。
まずは、水200mlに対し小さじ1のクエン酸を溶かした「クエン酸スプレー」を作ってください。
さらにメラミンスポンジも用意しておきましょう。
【歯ブラシスタンドの汚れの落とし方】
①スポンジでこする
まず、クエン酸スプレーを汚れに吹きかけます。
軽い汚れであれば、メラミンスポンジでこするだけで汚れが落ちます。
②歯ブラシでこする
歯ブラシスタンドの中の四隅の汚れは、スポンジでは落ちにくい可能性があります。
細かい部分は古い歯ブラシを使ってこすり、汚れを落としましょう。
③頑固な汚れにはパックが有用
歯ブラシでも落ちないような頑固な汚れには、クエン酸パックをするのがおすすめです。
汚れの上にキッチンペーパーを置き、クエン酸スプレーを吹きかけて、しばらく待ちます。
汚れが浮き上がってからスポンジでこすって落とせば、きれいになるでしょう。
クエン酸は汚れを落とすだけでなく、実は除菌ができるという効果も期待できるのです。
汚れにくい!おすすめの歯ブラシスタンド「吊るすタイプ」
洗面所は汚れやすいため、歯ブラシスタンドを使うなら、なるべく汚れがつかないものが望ましいですよね。
ここからは汚れがつきにくく、水が溜まりにくい、おすすめの歯ブラシスタンドをご紹介していきましょう。
まずは、吊るすタイプの歯ブラシスタンドです。
【YAMAZAKI:歯ブラシホルダー 吸盤トゥースブラシホルダー tower5連】
・耐荷重:約250g
・サイズ:縦5.5cm×横15cm×奥行4.5cm
こちらは吸盤で簡単に取り付けられる、吊るすタイプの歯磨きスタンドです。
シンプルでおしゃれなデザインで、歯ブラシを5本まで収納できます。
コンパクトな造りなので場所をとらず、歯ブラシ以外にもシェーバーや歯磨き粉などが収納可能です。
シンクの上にくるように鏡に貼り付ければ、歯ブラシの水は下に落ちるため、溜まったカルキによる汚れが付着することもありません。
カラーはブラック・ホワイトの2色から選ぶことができます。
歯ブラシの衛生面から見ても「常に乾燥させた状態」が望ましいため、おすすめの歯ブラシスタンドだと言えるでしょう。
歯ブラシスタンドがおしゃれなインテリアになる?
続いても、汚れ予防できるおすすめの歯ブラシスタンドをご紹介していきましょう。
【イトウ:珪藻土 歯ブラシスタンド Lサイズ】
・サイズ:約4.2cm×3.4cm
こちらは珪藻土でできた歯ブラシスタンドです。
穴の開いた珪藻土のスタンドに、歯ブラシを1本立てて収納するタイプです。
マカロンのようなコロンとした優しいフォルムをしており、パステルカラーの色合いがおしゃれで可愛らしいです。
カラーはイエロー・ピンク・グリーン・ホワイトの4色展開です。
これを洗面台にいくつか並べておくだけで、おしゃれな空間にすることができるでしょう。
珪藻土は先ほどコースタータイプのものをおすすめしましたが、これは歯ブラシスタンド自体が珪藻土でできているため、水分の吸収率がとても良いです。
濡れた歯ブラシを置いても、すぐに吸収・速乾できるため、汚れることはあまりないでしょう。
おしゃれなデザインなので、歯ブラシスタンドを見える場所に収納したい人におすすめですよ。
歯ブラシスタンドは衛生面に配慮!清潔に使おう
歯ブラシスタンドは歯ブラシを収納しておく場所のため、汚れているのは衛生的に良くありません。
もし汚れていたら、クエン酸とメラミンスポンジを使い、きれいに掃除を行いましょう。
それから、歯ブラシスタンドの汚れを防止する対策をすることが大事です。
重曹や珪藻土コースターを活用し、歯ブラシスタンド内の環境を良くしましょう。
可能であれば、歯ブラシスタンドを汚れ予防しやすいものに変えるのもおすすめですよ。