コーヒーの着色予防は歯磨き&定期的なタイミングで歯科医へ

歯磨き 2019.11.21

40代を過ぎたあたりから気になりだすのが加齢臭です。

自分の体臭が他人に不快な思いをさせているかもしれない、と思うといたたまれないですよね。

素敵な50代になるために、今日から加齢臭対策を始めてみませんか。

すぐに始められるものもありますので、いっしょに見てみましょう。

歯磨きでも落ちないコーヒーの着色

毎朝、キッチンにコーヒーの香りが広がると、一日が始まるという気持ちになりますね。

朝食前や朝食後のタイミングで、一杯のコーヒーを飲むという習慣の人も多いのではないでしょうか。

一杯といわず、気分転換や眠気覚ましに一日に何杯もコーヒーを飲む人もいますね。

コーヒーには人を惹きつける魅力があります。

しかし、気になるのが歯への着色です。

コーヒーはやめられないけれど、歯の着色は気になりますよね。

コーヒーは黒に近い褐色の飲み物なので、いかにも着色しやすそうです。

コーヒーによる歯の着色は、どのようにして起こるのでしょうか。

まず、歯を見てみましょう。

歯の表面には、ペリクルという無色透明の被膜があります。

ペリクルは唾液に含まれる成分で生成され、エナメル質を保護し、歯の再石灰化を促進してくれます。

しかし、ペリクルは生成の過程で、飲食物の色素や口腔内の細菌を付着しやすいという性質を持ちます。

続いて、コーヒーの成分を見てみましょう。

コーヒーにはカフェインやポリフェノールという成分が含まれています。

コーヒーというとカフェインが有名ですが、実は着色の原因になるのはポリフェノールです。

ポリフェノールは赤ワインやココアにも含まれていることで知られています。

このポリフェノールが歯の表面のペリクルに付着すると反応を起こし、歯に色素が定着します。

この着色は強固なので、通常の歯磨きで落とすのは難しいです。

着色前のタイミングで使い始めよう!ホワイトニング系歯磨き粉

コーヒーなどによる歯の着色はステインとも呼ばれ、コーヒーだけでなく紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、カレーなどでも起こります。

どれも、一般的に飲食されているものですよね。

つまり、いつもの食生活を送るだけでも歯に着色してしまう可能性があるということです。

着色を防ぐためには、日常的なケアが大切です。

自宅でも歯の着色予防をしていきましょう。

手軽にできる方法として、「ホワイトニング系歯磨き粉」を使うという方法があります。

ドラッグストアやスーパーでも購入できるため、着色予防として取り入れやすいです。

ホワイトニング系歯磨き粉には、ステインを歯の表面から浮かび上がらせる成分や研磨剤が含まれています。

着色する前のタイミングで使い始めると、予防効果も期待できるでしょう。

ほかにも、再石灰化を促進する歯磨き粉や、週に1回のスペシャルケアとして使う歯磨き粉などもあります。

研磨剤が苦手な人には、研磨剤が入っていないホワイトニング系液体歯磨きがおすすめです。

自分が使い続けやすいものを見つけましょう。

電動歯ブラシなら力加減や磨き時間のタイミングもわかりやすい!

短時間でツルツルの磨きあがりになる電動歯ブラシにも、着色予防できるものがあります。

手で歯磨きをすることに不安がある人は、電動歯ブラシを使うのもひとつの手です。

コーヒーを毎日数杯飲む人は、着色予防のために電動歯ブラシの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ステイン除去機能が付いている電動歯ブラシをご紹介します。

●音波振動ハブラシ ドルツ EW-DL35【パナソニック】

音波振動による横磨きで歯垢をかき出してくれます。

パワーコントロールや磨き時間お知らせタイマーが付いているため、歯磨きの力加減や終えるタイミングもわかりやすいです。

ステインオフブラシが付属しているので、着色予防もできます。

●ソニッケアー ダイヤモンドクリーン ディープクリーンエディション HX9393/46【フィリップス】

歯垢除去力とステイン除去力にすぐれた電動歯ブラシです。

デザイン性も高くおしゃれで、歯磨きをするときの気持ちも上がります。

5つの歯磨きモードがあり、ホワイトモードは歯を自然な白さに導いてくれます。

歯磨きだけでは限界がある!気になったタイミングで歯科に行こう

歯磨き粉や電動歯ブラシを使えば、ある程度は着色予防をすることができます。

しかし、自宅でおこなうケアには限界があります。

セルフケアのみで歯の着色を予防することは難しいです。

かといって、コーヒーや紅茶を飲まないようにするのはストレスが溜まりますよね。

習慣的な自宅でのケアに加え、定期的に歯科に行って歯を見てもらい、必要に応じてクリーニングしてもらいましょう。

着色が気になったタイミングでも良いですし、「6ヶ月に1度」と自分でタイミングを決めておいても良いでしょう。

定期的な受診で、歯石の除去や虫歯のチェックをしてもらうことにより、口腔内の健康維持にもつながります。

着色のクリーニングは自費診療となる場合もありますので、歯科医によく相談してください。

着色がひどくなってしまった場合はホワイトニングをおこなってくれる歯科医院もあります。

自費診療となりますが、歯を美白したい場合は施術してもらうのもひとつの手です。

コーヒーの飲み方で着色しにくくなる?!

歯の着色は気になるけれどコーヒーは飲みたい、と思っている人は多いと思います。

そこで、コーヒーで着色しにくくする飲み方をご紹介します。

●アイスコーヒーを飲む

ホットコーヒーはゆっくり堪能することが多いため、コーヒーが歯に接触する時間も長くなりがちです。

その時間が長いほど着色しやすくなるため、アイスコーヒーのようにゴクゴクと飲む方が着色しにくいです。

●ストロー

ストローを使って、歯に触れないように飲むという方法もあります。

少しぬるくしたホットコーヒーをストローで飲めば、ゆっくり楽しめるでしょう。

ただし、くれぐれも火傷には注意してください。

●短時間で飲む

コーヒーのカップを手元に置いて、飲みながら仕事をするという人もいますが、長時間コーヒーを飲み続けると着色しやすくなります。

コーヒーを飲むタイミングを決めて、一日の中でメリハリを付けるのがおすすめです。

●口をすすぐ

コーヒーを飲んだあと、口をすすいで軽く洗い流すのも着色予防に役立ちます。

水を飲むだけでもOKです。

外出先では歯磨きは難しくても、口をすすぐだけなら簡単にできそうですね。

コーヒーを飲まなくても取り入れたい着色予防習慣

歯の着色を予防するためには、歯磨きアイテムやコーヒーの飲み方以外にも気をつけるべき点があります。

日常的に簡単にできることばかりですので、ぜひ生活に取り入れていきましょう。

●やさしい歯磨き

ごしごしと力を入れて歯磨きをしても、歯の着色が落ちるわけではありません。

逆に歯の表面に傷がつき、汚れや着色が入り込みやすい状態になってしまう可能性もあります。

歯や歯ぐきを傷めないように、やさしい歯磨きを心がけましょう。

●ガムを噛む

ガムを噛むと、唾液が分泌されます。

唾液は口腔内の汚れを洗い流し、殺菌する働きを持ちます。

唾液が多く分泌されると口腔内に良い影響を与えるため、歯磨きも口をすすぐこともできないときは、キシリトールが配合されたガムを噛むのがおすすめです。

食後だけでなく、気分転換のタイミングやおやつ代わりにしても良いでしょう。

歯は日々のケアが大切!

歯の着色を予防するために、まずは手軽なホワイトニング系歯磨き粉の使用がおすすめです。

毎日の歯磨きに取り入れるだけなので、とても簡単ですね。

それでも着色が気になる場合は、電動歯ブラシも使ってみましょう。

そして歯磨きアイテムだけで満足せず、定期的な歯科への受診も忘れずにおこなってください。

このような日々のケアが、健康的な歯の維持に役立つはずです。

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