口臭対策におすすめ!話題の歯ブラシ・グッズを厳選して紹介
口臭 2019.09.04口臭は正しい歯磨きから!しっかり磨きたい方におすすめの歯ブラシは?
口臭対策のためにしっかりと磨きたい、磨いたことを実感できる歯ブラシを使いたいと思う時には、硬めのブラシの歯ブラシを選びましょう。
ただし、硬めの歯ブラシを選ぶ際は、歯茎、歯の裏側など口腔内に炎症や傷などのトラブルを確認したうえで選ぶことをおすすめします。
歯茎が弱い、何らかの炎症を起こしている、歯と歯茎の間に違和感があるなどの方には硬めの歯ブラシはおすすめできません。
というのも、歯ブラシのブラシ部分は一般的にはナイロン、PBT、PPなどの化学合成フィラメントでつくられているため、ちょっとした力の入れようで歯茎を傷つけてしまうことがあります。
豚毛などの天然毛のブラシはやわらかく、しっかりと磨きたい方には物足りなさを感じてしまうかもしれません。
歯ブラシを選ぶ時は、実際にもって磨いてみる必要がありますが、パッケージに入って売られているため、見た目で選ぶしかありません。
まずは、気になる歯ブラシを何種類か購入して磨き比べてみましょう。
しっかりと奥歯まで届くか、歯と歯茎の間は磨けているか、翌朝、ネバつきは感じないかなどをチェックし、それぞれに使い心地をメモに残しておくことをおすすめします。
次回購入時の参考になります。
歯ブラシの毛の硬さに注目!口臭予防におすすめはふつうタイプ
虫歯、歯周病が口臭の原因になることはよく知られていますが、虫歯、歯周病対策には、歯ブラシの毛の硬さを選ぶことから始めましょう。
歯ブラシの毛の硬さは、一般的にはかため・ふつう・やわらかめの3種類です。
歯茎、歯の健康を考える場合、おすすめの硬さはふつうになります。
ちなみに、歯垢を落とすには、かため、ふつう、やわらかめの順で落としやすくなります。
ただし、毛は硬ければ硬いほど歯や歯茎への抵抗が強くなるため、力の入れすぎは歯の表面をすり減らしてしまうことは、頭に入れておきましょう。
歯垢を落とすためにかためを使用する際は、歯の治療を行った歯の状態を確認しつつ、磨くことをおすすめします。
一度治療した歯は歯全体、もしくは治療で削った箇所がもろくなっていることがあり、その治療後の歯が歯ブラシですり減らされ、その箇所から虫歯が広がることもあるため、注意が必要です。
では、毛先の形状の選び方についてですが、おすすめは、毛が平らに並んでいるフラットタイプになります。
歯と歯茎の間に入り込む山切りカットタイプは、しっかりと磨けるようなイメージがありますが、実は毛先が歯にしっかりと当たらないため、歯垢が除去しにくいというデメリットがあります。
歯垢を除去したい時には、毛先の形状にも注目しましょう。
もちやすくて磨きやすい!太目ハンドルは手が小さい方におすすめ
歯ブラシを選ぶ際、毛の硬さ、毛の種類をよく見ていても、ハンドル部分の柄には重点を置かずに購入される方も多いのではないでしょうか。
一般的には、ハンドルはもちやすいストレートタイプがおすすめだとされていますが、手の大きさ、歯磨き時のクセなどによって、個人の好みはさまざまです。
選ぶ基準は、手にフィットすることです。
手が動かしにくい、奥の歯まで届かない、歯の裏側が磨きにくいなどがある時は、ハンドルの形状がフィットしていない証拠といえるでしょう。
また、歯ブラシを重く感じる方は少ないと思いますが、3~5分間、ハンドルを握って磨くにも、少々の力は必要です。
フィットしていない形状のものを選んだ場合、奥までしっかりと磨けないこともあります。
そうならないように、ハンドルは手にフィットし、余計な力を使わないものを選ぶようにしましょう。
磨き残しは虫歯、歯周病の原因になり、やがて口臭を発生させます。
定期的に鏡の前で口腔内チェックを行い、口臭対策をしておきましょう。
マイナスイオンでしっかり対策!虫歯菌まで除去する高性能歯ブラシ
歯がツルツルになった、歯磨き後のスッキリ感がたまらないなどの理由で、マイナスイオンを発生する歯ブラシを選ぶ方もいると思います。
なぜ、マイナスイオンで歯がツルツルになるのか、不思議に思う方も多いのではないでしょうか。
歯の表面はエナメル質ですが、歯垢はこのエナメル質に付着します。
一生懸命に歯磨きをし、歯垢の原因となる細菌の繁殖を防いだとしても、口腔内に潜んでいる細菌がいつの間にかエナメル質に付着し、歯の表面に歯垢が付着しやすい環境へと変えてしまいます。
その環境を変えてくれるのが、マイナスイオンを発生するイオン歯ブラシです。
細菌の表面にはマイナスが帯電していますが、マイナスイオンを発生する歯ブラシで歯を磨けば、歯の表面のエナメル質がマイナスになります。
その結果、歯垢が付着しにくくなるというわけです。
頑固な歯垢による歯周病が心配な方は、マイナスイオンを発生する歯ブラシに変えてみてはいかがでしょう。
口腔内のネバつきを抑え、スッキリとした息に変えてくれますので、口臭対策にもおすすめです。
気になる口臭は舌苔が原因?!舌ブラシでしっかり対策
「毎日しっかりと歯磨きしているのに、何だかネバつきが気になる」といった時は、舌苔を疑ってみましょう。
時間をかけて丁寧に歯を磨いているのに、寝起き、口腔内のネバつきが改善されない時は、舌苔が原因かもしれません。
鏡の前で舌を「べー」と前方に出して、確かめてみましょう。
白く、黄色い苔状のようなものが付着していませんか。
その舌苔が口臭の原因になりますので、定期的にチェックして、しっかりと対策しておくことが大切です。
舌苔を除去するには、舌ブラシがおすすめです。
初心者が試しやすいのは、ブラシタイプのものです。
形状は歯ブラシに似ており、ハンドルを手で握って、舌の奥から手前にかき出すようにして使用します。
選ぶコツは、無理なく喉の奥まで届かせることができるどうか、ある程度のしなりも必要ですので、グリップがやわらかいものを選びましょう。
ちなみに、ブラシの種類によって舌を傷つけることもありますので、最初はやわらかいブラシのものを選ぶことをおすすめします。
そのほかにも、へら状、カギ状タイプのもの、スプーンタイプ、極細ナイロン繊維をループ状にしたもの、マイクロファイバーに吸着させるものなどがあります。
歯ブラシ後のフロス・歯間ブラシで虫歯対策!
口臭の原因となる虫歯、歯周病対策には、歯磨き後のフロス・歯間ブラシがおすすめです。
フロスや歯間ブラシは歯磨き前、また、歯磨き後が良いなど、情報が交錯していますが、口臭・虫歯・歯周病対策におすすめの順番は、歯磨き、フロスまたは歯間ブラシ、最後に口腔内洗浄液での洗浄になります。
基本的な使用方法についてですが、歯磨きをした後、鏡で口腔内をチェックします。
歯と歯の間、治療したかぶせ物と歯の境い目、歯と歯の間にすき間がある場所など、念入りに確認したら、フロスを指にとり、歯間、歯周ポケットなどに残る食べかす、歯垢をこすり落としましょう。
フロスは一度入れたら4回動かすのが基本です。
すき間がある場合は歯間ブラシを使用しましょう。
最後に、口腔内洗浄液を適量口に含み、ぶくぶくして吐き出します。
口腔内洗浄液で口腔内に残る食べかす、雑菌を洗い流せば、歯磨き完了です。
ちなみに、口腔内洗浄液は配合されている成分によって差はありますが、フッ素配合のものであれば、ただ洗浄するだけでなく、歯をコーティングして強くするという効果にも期待できます。
口臭対策は毎日の歯磨きから
口臭対策の第一歩は、毎日の歯磨きをしっかりと行うことです。
そのためには希望に沿う歯ブラシを選ぶこと、口臭対策におすすめのグッズをそろえることが大切です。
高機能歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ、口腔内洗浄液を使って、虫歯、歯周病などに悩まずに済む、清潔な口腔内をめざしましょう。