イオン歯ブラシの仕組みとは？

人気ブランド「キスユー」から発売されているイオン歯ブラシは、歯垢を効率的に取り除けるように作られています。

歯ブラシ本体に内蔵されているリチウム電池から、10～50マイクロアンペアの電流をブラシに流し、マイナスイオンを発生させ、歯垢を歯から浮かせて落とすのです。

そもそも、なぜ歯垢が歯の表面にくっついてしまうのか、ご存知でしょうか。

歯の表面にはペリクルという薄い膜が張っていて、その上には唾液が広がり、さらに細菌まみれの歯垢がくっついています。

ペリクルはマイナス、唾液に含まれているカルシウムはプラス、歯垢の表面はマイナスの電気をそれぞれ帯びています。

唾液に含まれているプラスを帯びたカルシウムは、マイナスのペリクル、マイナスの歯垢の表面の双方とくっついてしまいます。

そのため、プラスとマイナスのイオン結合によって、歯垢が歯の表面にくっついてしまうのです。

また、歯垢が歯にくっついてから時間が経つと、虫歯の元になる歯石へと変化し、ぴったりと歯に定着する状態へ変わります。

歯垢が歯にくっつくことを防ぐために、イオン歯ブラシはマイナスイオンを発生させ、カルシウムと歯垢のイオン結合を緩め、歯垢が歯にくっつきにくいようにします。

キスユーのイオン歯ブラシの使い方

キスユーのイオン歯ブラシは、見た目も普通の歯ブラシと少し変わっています。

ヘッド部分・ネック部分が交換できるようになっており、その日の気分に合わせてブラシを変えることができます。

ハンドル上部の表面には、金属プレートターミナルがあり、内部にはマイナスイオンの発生源であるリチウム電池が入っています。

そして、ハンドル下部には、電池容量を確認するためのボタンが付いています。

それでは、まず《基本的な使い方》をご紹介します。

①歯ブラシのブラシ部分を水で濡らします。

このとき、歯磨き粉を付ける必要はありません。

②次に、ハンドル部分にある金属プレートターミナルに触れて、歯ブラシを握ります。

また、金属プレートターミナルに触れる指を濡らすと、よりマイナスイオンの効果が期待されます。

③普段の歯磨きをするように、歯磨きをします。

強く磨くと、歯や歯茎を傷めてしまう可能性があるので、ペンを握るようにして持てば、強い力が入りにくくなります。

④ブラシ部分をよくすすぎます。

次は、《ブラシの交換方法》をご紹介します。

①ブラシヘッド部分をしっかりと握り、少し強めに水平方向に引くと外れます。

ブラシ・ネック部分が外れると、中心にシャフト部分が見えます。

②そして、新しいブラシをカチッと音がするまで差し込めば、交換完了です。

最後は、《お手入れ方法》のご紹介です。

①ブラシを交換するときのように、ブラシ・ネック部分とハンドル部分に分けます。

②ブラシ・ネック部分とハンドル部分の境には汚れが溜まりやすいので、水でしっかり洗いましょう。

③そこをきれいにしたら、ブラシ・ネック部分をハンドル部分に取り付けて、風通しのよい場所で保管してください。

キスユーの人気イオン歯ブラシをご紹介その①

キスユーからは、様々なタイプのイオン歯ブラシが発売されており、ブラシの替えのみの販売も行っています。

そして、ハンドル部分である本体が手元にあれば、気軽に様々なブラシが試せますね。

また、内臓されているリチウム電池は、1日15分間の歯磨きで約1年以上持つように設計されています。

しかし、内臓電池は交換ができないので、電池がなくなったら、新しい本体を使ってください。

それでは、どのような歯ブラシがあるのか見ていきましょう。

【キスユー フラットレギュラー 本体】

・カラー：ボディがブルー、ピンク、ホワイトの3色（ブラシカラーがホワイトのみ3色、ブルーとピンクは各1色）

・ブラシの硬さ：ふつう、かため

・参考価格：432円（税込）

平らな4列ブラシと先細ヘッドで、歯の面と奥歯をよく磨けます。

ブラシ・ネック部分とハンドル部分が一つずつ入っています。

【キスユー 山切りレギュラー 本体】

・カラー：ボディがブルー、ピンク、ホワイトの3色（ブラシカラーがホワイトのみ3色、ブルーとピンクは各1色）

・ブラシの硬さ：ふつう、かため

・参考価格：432円（税込）

こちらも、山型にカットされた4列のブラシが歯と歯のすき間にフィットし、歯間の汚れをよく落とせます。

上記の歯ブラシと同じく、ブラシ・ネック部分とハンドル部分が一つずつ入っています。

キスユーの人気イオン歯ブラシをご紹介その②

引き続き、キスユーにはどのようなイオン歯ブラシがあるのか、ご紹介します。

【キスユー 極細コンパクト 本体】

・カラー：ブルー、ピンク、ホワイトの3色

・ブラシの硬さ：ふつう

・参考価格：486円（税込）

ブラシのヘッド部分がコンパクトかつ前傾先細に作られているので、奥までよく磨けます。

ブラシが極細毛なので、歯と歯のすき間や歯周ポケットにも届き、細かい部分の汚れをかき出します。

ブラシ・ネック部分とハンドル部分が一つずつ入っています。

【キスユー フッ素極細コンパクト 本体】

・カラー：ホワイトのみ

・ブラシの硬さ：ふつう

・参考価格：540円（税込）

フッ素配合のブラシが使用されていて、歯垢の細菌の活動を抑える効果が期待されます。

ブラシのヘッド部分がコンパクトなので、お口の小さな方にもおすすめです。

上記の歯ブラシと同じく、ブラシ・ネック部分とハンドル部分が一つずつ入っています。

【キスユー 極細ワイドヘッド 本体】

・カラー：ブルー、ピンク

・ブラシの硬さ：やわらかめ、ふつう

・参考価格：594円（税込）

ブラシの毛の量が他のキスユーのイオン歯ブラシの約2倍もあり、奥歯までまんべんなく汚れを落とし、短時間で歯磨きができます。

ブラシ部分の外側に柔らかめの毛、内側に弾力強めの毛があり、歯茎を優しくマッサージしながら、しっかり歯垢をかき出します。

上記の歯ブラシと同じく、ブラシ・ネック部分とハンドル部分が一つずつ入っています。

電動歯ブラシも！「イオンパ」をご紹介

前述では、手で小刻みに歯ブラシを動かして歯磨きをする、いわゆる「手磨き」に使う歯ブラシをご紹介しました。

しかし、キスユーからは、手磨きに使う歯ブラシだけではなく、電動歯ブラシも販売されています。

名前は「イオンパ」で、イオンと音波振動の相乗効果により、歯垢除去率が手磨きの196％を実現した電動歯ブラシです。

持ち運びできるタイプと、家で使うタイプの2通りあります。

【キスユー IONPA 本体】

・カラー：ブラック、レッド、シャンパンゴールドの3色

・参考価格：2，160円（税込）

携帯用キャップが付いており、持ち運び可能な電動歯ブラシです。

抗菌毛を使用しているので、24時間後の生菌数は1％以下に抑えることができます。

ブラシが先端山型カットになっているので、歯と歯のすき間、奥歯を良く磨けます。

また、ブラシの替えには、イオンパ専用のブラシを使いましょう。

他のキスユーのブラシの替えを付けると、キャップの中でブラシが折れてしまうからです。

そして、電池は単四を1本使用し、使用重量が35gになります。

【キスユー IONPA home 本体】

・カラー：ホワイト、ブラックの2色

・参考価格：4，320円（税込）

こちらは前述のイオンパとは違い、ブラシの替えに、手磨きのキスユーのブラシを使うことができます。

電動歯ブラシを立てて保管でき、一緒にブラシの替えを2本立てることができる便利なホルダーも付いてきます。

また、電池は単四を2本使用し、使用重量が58gになります。

イオン歯ブラシの電流は安全？

このように、キスユーのイオン歯ブラシは、マイナスイオンで歯垢を浮かせて、汚れを落とす歯ブラシです。

そして、マイナスイオンは、リチウム電池から電流を流すことでブラシの毛先に発生します。

そうなると、電流に対して安全かどうか、心配に思う方も出てきますよね。

しかし、キスユーのイオン歯ブラシから口内に流れる電流は、約10～50マイクロアンペアで、人が感じ取ることができない電流です。

ちなみに、人が感じ取れる最小の電流は、500マイクロアンペアとされています。

そのため、「ビリッとくるのではないか…」と心配に思っている方でも、安心して使うことができます。

また、心臓ペースメーカーを使っている方でも影響が出ない電流と言われていますが、心配な方は念のため、かかりつけの医師に相談してください。

長く愛用できるキスユーイオン歯ブラシはおすすめ！

キスユーのイオン歯ブラシは、ブラシに電流を流し、マイナスイオンを発生させ、歯垢を歯から浮かせて落とします。

そして、ヘッド部分・ネック部分が交換できるようになっており、その日の気分に合わせてブラシを変えることが可能です。

また、ハンドル部分に内臓されているリチウム電池は、1日15分間の歯磨きで約1年以上持つように設計されています。

ブラシと指を水で濡らすだけで使える歯ブラシなので、ぜひお試しください。