気になる寝起きの口臭!ケアしたい方におすすめの対策6選
口臭 2019.08.24寝起きの口臭ケアはまず歯磨きから!丁寧な歯磨きで口臭を徹底予防
朝、夜の歯磨きに加え、ランチを食べた後の歯磨きを入れると1日3回の歯磨きを行っていると思いますが、きちんと奥の歯までしっかりと磨いている方、おざなりにパパッと済ませる方、さまざまです。
忙しい朝はどうしてもササッと済ませがちですが、寝起きの歯磨きこそ、しっかりと磨きましょう。
起床時、口腔内のネバつきが気になる方も多いと思いますが、それは就寝中にたまった口腔内の虫歯菌、雑菌が原因です。
口臭ケアだけでなく虫歯予防のためにも、まずは朝の歯磨きで口腔内の雑菌を退治しましょう。
では、歯磨きの仕方についてですが、歯磨きには縦磨き、横磨き、バス法、スクラッビング法などの磨き方があります。
ちなみに、バス法とは歯ブラシの毛先を歯と歯茎の間に45度の角度で当てて、毛先を小刻みに動かして磨く方法です。
スクラッビング法とは歯ブラシの毛先を歯に90度の角度で当てて、小刻みに動かして磨く方法をいいます。
歯ブラシを選ぶポイントは、ヘッドの大きさ、毛の固さ、ネックの形状、ハンドルのもちやすさです。
自分の口腔内、歯の形状に合わせた歯ブラシを選び、さまざまな磨き方を組み合わせて、奥歯までしっかりと磨き、口臭をケアしましょう。
寝起きだけじゃない!ランチタイム後の口臭ケアはガムがおすすめ
仕事をもっていると困るのがランチ後の歯磨きです。
会社に歯ブラシセットを持参して歯磨きを行っている方もいますが、営業などで外回りが多い場合にはそうもいきません。
そんな時におすすめしたいアイテムが、口臭ケア用に開発された歯磨き用のガムです。
昨今、寝起きにガムを噛む方が増えているそうですが、用いられているのが歯磨きガムであり、歯磨きの機能をもたせたガムになります。
寝起きに歯磨きの代わりのガムを噛む場合は、歯磨き機能をもったガムを選ぶことをおすすめします。
ガムは、噛むことで脳が刺激・活性化されることで注目を浴びましたが、ガムの効果はそれだけではありません。
噛むことで口腔内に唾液が増え、虫歯予防、眠気覚まし、胃の不快を解消などの効果があることが知られています。
ランチ後、歯磨きする時間がない時は歯磨きガムで歯をケアしましょう。
ただし、歯磨きガムを選ぶ際、ひとつ注意しなければならない添加物があります。
それは、人工甘味料です。
人工甘味料は虫歯の原因になるだけでなく、肥満の原因になる恐れもありますので、購入時はパッケージに記載されている原材料を確認することをおすすめします。
寝起きスッキリ!そのためには早めの就寝が大切
口臭、体臭などの臭いは寝起きにきつくなる傾向があることをご存知でしょうか。
口腔内にはさまざまな雑菌が住んでいますが、それらの雑菌の繁殖を防いでくれるのが、唾液です。
唾液にはリゾチームという酵素が含まれており、口腔内の細菌を退治してくれています。
逆を言えば、唾液が減少すると雑菌の繁殖が活発化し、虫歯、口臭の原因になります。
ご家族から、仕事や家事、育児で疲労がたまっている時ほど、寝起きの口臭がきつくなっていると言われたことはありませんか?
私たちの身体は、加齢、ストレスなどによって疲労回復が遅くなります。
疲れてくると満足に食事ができなかったり、人と会話するのも億劫になったりすることもしばしばあるでしょう。
そうなると、唾液の分泌量が減って、口臭を発生させやすい口内環境をつくってしまいます。
その日の疲れはその日のうちに、が基本です。
そのためには、まずはぐっすりと眠れる生活習慣を手に入れ、身体のケアを行いましょう。
ちなみに、質の良い睡眠をとるには夜10時までには眠っておくことが大切です。
夜9時過ぎにはベッドで横になる習慣をつけることをおすすめします。
ストレス発散で口臭を予防!新しい趣味を見つけよう
毎日の仕事、家事と忙しい日々を送っていれば、知らず知らずのうちにストレスを抱え、それによって心身ともに疲労してしまっている場合も少なくありません。
ストレスを抱えるとネガティブな発想をしがちになり、誰かと他愛もないことを話すのさえ億劫になってしまう場合もあるでしょう。
そんな時の寝起きの口臭、気になりませんか?
口腔内のネバつきがいつもよりひどくなると、口臭がきつくなります。
これは口腔内の唾液の分泌量が減ることで起こりますので、まずは、唾液の分泌を促すための習慣を身につけましょう。
ひとつは、よく噛んで食べることです。
毎日忙しい生活をしていると時間に追われるあまり、ついつい噛まずにそのまま食べ物を飲み込んでしまうことがあるのではないでしょうか。
もうひとつは、ストレス発散です。
明るく楽しい会話をすることは、口臭ケアにはとても大切なことです。
口を開けたり閉じたりの運動をすることで、唾液の分泌が促され、口腔内の唾液が増え、口臭を予防につながります。
新しい趣味を見つけ、新しい人間関係を構築されてみてはいかがでしょう。
共通の趣味から話題が盛り上がり、きっと楽しい会話ができますよ。
身体全体をケア!汗腺を鍛えてニオイ予防
身体の臭いが気になる季節がくると、制汗剤や柔軟剤で臭いケアを行う方がいますが、それは一時期的なケアであり、基本的な体臭ケアにはなりません。
体臭をケアするには、まずは、身体のとある箇所を鍛えることが大切です。
鍛えるといっても、ジムに通って筋肉質な身体を手に入れるわけではありません。
鍛えたい箇所は汗腺です。
よく働く汗腺から出る汗は成分のほとんどが水分のサラサラ汗ですが、イヤな臭いを発生する汗はミネラル分が多く含まれたベタベタ汗になります。
ベタベタ汗を防ぐには、食生活を見直すことが大切です。
動物性たんぱく質を減らし、抗酸化作用のあるビタミンCやE、乳酸の発生を抑制するクエン酸を含む梅干し、海藻類、腸内環境を整える乳酸菌を含む食品を積極的に摂取することをおすすめします。
特に、腸内環境を整える乳酸菌、食物繊維は重要です。
便秘になると体臭、口臭が発生しやすくなると言われています。
寝起きの口臭に影響するおそれもありますので、食生活にも注意が必要です。
帰宅後のうがいでネバつきを除去!うがい習慣で身につく健康志向
寝起きの口臭が気になる時は、うがいを心がけてみてはいかがでしょう。
朝起きた時、軽く口の中をゆすいで、就寝時にたまった雑菌を洗い流せば、綺麗になった状態で歯磨きができます。
うがいは口腔内を清潔に保つだけでなく、唾液の分泌を促す効果もありますので、口臭予防にもなりますね。
ちなみに、うがいをする際の水に関してですが、うがい専用の医薬品などをそろえる必要はありません。
もちろん、医薬品のうがい薬には高い殺菌、消毒効果があります。
ただ、口腔内の殺菌、口臭ケアを考えるのであれば、食塩を使った塩水うがいでも十分にその役割を果たしてくれます。
塩水のつくり方ですが、用意するものは水 500ml、塩 小さじ1です。
まず、殺菌のためにうがい水を入れる容器を煮沸しておきましょう。
鍋に水500mlを入れて10分ほど沸騰させ、冷ましておきます。
冷めたら塩を入れ、軽くかき混ぜた後、煮沸した容器に入れて完成です。
うがいの方法は、適量を口に含み、20~30秒ほどぶくぶくとしてから、すべて吐き出します。
行う回数は自由ですが、口臭、ネバつきが気になる時は、数回行ってもよいでしょう。
寝起きの口臭ケアは生活習慣を見直すことで対策できる
寝起きの口臭ケアにおすすめの対策を6選紹介しました。
口臭は口腔内が原因のこともありますが、身体の不調が原因になることも少なくありません。
食生活、生活習慣を見直し、臭いを気にせずに過ごせる健康的な毎日を手に入れましょう。