加齢臭には洗濯が関係していた?ニオイが移るワケとは?

加齢臭 2019.08.20

加齢臭というのは、自分ではなかなか気づかないものです。

というのも、鼻がニオイに慣れてしまっているためです。

一方、加齢臭はまくらや服などに移ることがあるので、そのニオイをかいで気づく方もいるかもしれません。

そして、その移ったニオイの原因は、実は洗濯の仕方にある可能性があります。

そこで、加齢臭が移る原因や、加齢臭がなぜ起こってしまうのかなどをご紹介します。

ニオイが移るのが気になる!知らなきゃ防げない加齢臭の原因とは?

「服に移るニオイが洗濯しても残ったままで困る」「家族にニオイを指摘されたがどうすればいいのかわからない」といったように、加齢臭で悩まれている方は少なくないでしょう。

しかし、加齢臭について何も知らなければ対策の仕方もわかりません。

そこで、まずは加齢臭の原因についてご紹介していきます。

加齢臭は一般的に40歳代で発生してくる体臭です。

なぜ40歳代から発生するのかというと、それは「ノネナール」という物質が関係しています。

このノネナールは皮膚の常在菌が皮脂を分解したときに発生する物質です。

歳を取ることで皮脂の量が多くなり、それに伴いノネナールの産生量が増加するため、加齢臭が発生してしまうのです。

また体の部位でも皮脂の量が違うので、ニオイの強さが異なることがあります。

一般的に背中が一番皮脂が多いため、背中は特に気を付ける必要があります。

また、活性酸素も加齢臭の原因となることがあるので、活性酸素ができにくい生活をしたほうが良いです。

さらに、皮脂は一年中分泌されます。

加齢臭は年中対策する必要があるのです。

このように、加齢臭の原因は一つだけではないので、様々なところで対策を行いましょう。

加齢臭だけではなかった?!加齢臭以外の体臭とは?

先ほど加齢臭の原因についてご紹介しました。

しかし、体臭は加齢臭以外にもあります。

加齢臭は、加齢臭と加齢臭以外の体臭が混ざり合うことで、嫌なニオイが強くなると言われています。

そこで、加齢臭以外の体臭についてもご紹介します。

一つ目に、疲労臭があります。

これは、肝臓や腎臓などのはたらきが低下し、ニオイの原因物質を分解するのに限界が生じ、汗と混ざり出てきてしまうため起こるものです。

入浴などでしっかりと体を休ませることや、過度の飲酒、暴食などを控えることで、ニオイの発生を防ぐことができる可能性があります。

二つ目に、ストレス汗臭があります。

これは、睡眠不足やストレスなどが原因となる体臭です。

アンモニアに近いニオイを発生させます。

ストレスをリフレッシュするための時間を確保し、しっかり睡眠をとることで、改善できるかもしれません。

三つ目にダイエット臭があります。

これは、食事制限を行っているダイエットの方に発生するニオイです。

食事制限によって体が栄養不足になるとケトン体というものを産生し、それがニオイの原因となります。

ケトン体は運動することで消費することができるので、運動を取り入れたダイエットや、過度な食事制限は控えるべきです。

このような体臭が混ざり合い、服に移ることで、洗濯しても落ちないニオイができあがってしまうのです。

服にニオイが移る!ニオイが移る原因は洗濯だった?

加齢臭は様々な物に移るため、身近なものから全部臭ってしまうこともあるかもしれません。

では、なぜニオイは移ってしまうのでしょうか。

それは、ニオイの原因である皮脂が様々な物に付着してしまっているからです。

また洗濯してもニオイが取れないワケは、洗濯の仕方が間違っている可能性があります。

服などの繊維の奥まで入ってしまった皮脂は、普通の洗い方では取り除くことができません。

また、洗い方だけでなく、使用している洗剤が皮脂を落とすのに適していない場合も、ニオイが残ったままになることがあります。

さらに、水温が低い状態での洗濯は、皮脂を取り除くには適した温度ではないため、ニオイを落としにくい状態で洗濯していることになります。

このように洗濯の仕方、適した洗剤選びを行わないと、洗濯後のニオイを落とすことはできないのです。

移るニオイにはこれ!正しい洗濯の方法

先ほど移るニオイが、洗濯した後も残ってしまう原因をご紹介しました。

ここでは、正しい洗濯の方法や洗剤の選び方などをご紹介していきます。

まず、正しい洗濯の方法です。

ニオイが落ちないからと言って、洗剤の量を増やしている方はいらっしゃいますか?

これは正しい洗濯方法とは言えません。

加齢臭を取るために洗剤の量を増やしても、洗浄力はあまり変化がなく、すすぎでの泡残りの原因となることもあります。

ニオイを取るための正しい洗い方は、浸け置きをすることです。

浸け置きをする際に大切なのが、洗剤と水の温度です。

洗剤は酸素系漂白剤を使い、さらに水の温度を40℃あたりにすることで、洗剤の効果を引き出すことができます。

また、浸け置きする時間は30分から1時間ほどにすることで、繊維の奥の皮脂汚れまで取り除くことができます。

こうすることで、洗濯後のニオイを改善することができるかもしれません。

洗濯だけじゃない!食生活を見直そう!

正しい洗濯の方法をご紹介しました。

しかし、毎回浸け置きする時間がある方のほうが少ないと思います。

そこでもっと簡単な方法で加齢臭を予防する方法をご紹介します。

それは毎日の食生活です。

加齢臭というのは普段皆さんが食べている食材によって、ニオイが強くなってしまうことがあるのです。

ではどのような食事が良いのでしょうか?

ニオイの対策として効果的な食材は、アルカリ性の食材です。

アルカリ性の食材と聞いても、よくわからないと思います。

具体的には、野菜や果物、海藻やキノコ類があります。

このアルカリ性の食材は、加齢臭の原因物質の一つである乳酸の産生を防ぐことができるのです。

そして、加齢臭の嫌なニオイを改善することができる可能性があります。

逆に酸性の食材として、肉類や魚、卵や穀類があります。

これらは、食べすぎることでニオイの原因となることがあるので、意識して食べる量を制限することで、ニオイの改善ができるかもしれません。

ニオイが移るのが気になる方で、簡単に対策したいと思っていらっしゃる方は一度食生活を見直してみるとよいのではないでしょうか。

ニオイ対策には運動を!加齢臭を予防するための運動とは?

加齢臭には洗濯や食生活も大切ですが、やはり運動不足でもニオイの原因となってしまうことがあります。

加齢臭は酸化によって引き起こされます。

体の酸化には活性酸素が関わっているため、体の活性酸素が多いとニオイの原因となってしまうのです。

しかし、有酸素運動をすることで、体の中にある活性酸素の産生を抑制する酵素を活性化することができます。

これにより、体の活性酸素が生まれるのを抑制し、ニオイを予防することができます。

逆に無酸素運動では、活性酸素を産生してしまう恐れがあるので、控えるべきです。

また、運動し汗をかくことで汗腺が発達し、サラサラな汗をかくことができるようになることがあります。

さらに、汗が皮膚表面のノネナールを薄めることで、ニオイを予防することができます。

このように、運動を行うことでニオイの原因を防ぎ、ニオイを改善することができることがあります。

様々な方法を試してみても効果が得られなかった方は、運動することで汗からのニオイが移ることも改善できる可能性があり、大きな効果が得られるかもしれません。

加齢臭対策は自分に合った方法で継続しよう!

様々な加齢臭の原因や対策についてご紹介してきました。

ニオイの対策は沢山ありますが、自分に合ったものを継続していかなければ、ニオイは改善できないかもしれません。

したがって、毎日続けることができそうな方法を見つけ出し、自分に合った方法で対策することが大切なのです。

ニオイ対策をしっかり行い、快適な生活を手に入れましょう!

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