洗口液は目的に応じて選ぼう!おすすめの市販商品をご紹介
オーラルケア 2020.05.17洗口液の使い方!液体歯磨きとは別物なので注意
市販のおすすめ洗口液をご紹介する前に、まず知っておいてほしいのが、「洗口液」と「液体歯磨き」は別物だということです。
この2つは一見似ているのですが、使い方が全く異なります。
液体歯磨きは、皆さんがよく使用されるであろうペースト状の歯磨き粉の、液体版だと思ってもらえれば良いでしょう。
口に含んで口内に行き渡らせてから、歯ブラシでブラッシングすることで効果を得られます。
一方、洗口液は主に、口内に残った食べかすや細菌を洗い流すために使用するもので、歯磨き後に仕上げとして使ったり、外出先などで歯磨きができないときに使ったりします。
洗口液で口をすすいだ後にブラッシングをする必要はありません。
また、液体歯磨きは通常のペースト状の歯磨き粉と同様、使用後に水でうがいをします。
しかし、洗口液は成分を口内や歯の表面に留まらせることで効果を持続させるため、使用後に水でうがいはしません。
これも洗口液と液体歯磨きの異なる点です。
このように洗口液と液体歯磨きは用途が違うものなので、店頭で選ぶ際は間違えないようにしてくださいね。
洗口液を選ぶときは効果を確認!
市販の洗口液にはさまざまな種類がありますが、その成分によって効果が異なります。
求める効果によっておすすめの洗口液は変わってくるので、まずはどのような効果があるのかを確認しておきましょう。
▼口臭予防効果
殺菌成分を含んでいる洗口液は、口臭やねばつきを抑えて口内をさっぱりとさせることができます。
朝、出掛ける前に使用したり、食事後など口臭が気になるときに都度使用したりすると良いでしょう。
主な殺菌成分としては、CPCやトリクロサンなどがあるので、これらが含まれているかチェックしてみてください。
▼虫歯予防効果
フッ素配合の洗口液であれば、虫歯予防に役立ってくれます。
就寝中は口内が乾きやすく虫歯が進行しやすいので、寝る前の歯磨きの仕上げとしてこのような洗口液を活用すると良いでしょう。
虫歯以外にも、グリチルリチン酸などの抗炎症成分を配合している洗口液なら、歯周トラブルの予防効果が期待できます。
▼洗浄効果
ポリリン酸ナトリウムなどの成分を含む洗口液はステインを分解する効果があります。
歯科医院でのホワイトニングの施術のように歯が白くなるわけではありませんが、歯の本来の白さを取り戻すことが期待できるでしょう。
市販の洗口液はアルコール入りとノンアルコールのものがある
市販の洗口液には、アルコールが入っているものと入っていないものがあります。
アルコール入りのタイプは口内への刺激が強いものが多く、使用時に少しピリピリとすることがあるかもしれません。
先ほどお話ししたとおり、洗口液の使用後は水でのうがいを避けたほうが良く、もし刺激の強さが気になってうがいをしたくなってしまっては効果が半減してしまいます。
そのため、刺激が苦手な方はノンアルコールのマイルドなタイプを使うのがおすすめです。
また、子どもが使用する際もノンアルコールのものであれば、もしうっかり飲み込んでしまっても心配ないでしょう。
アルコール入りのタイプは、刺激が強い代わりに、殺菌の即効性が高いのがメリットです。
すぐに口臭を消したい場面などで使えば効果的ですので、いつもはノンアルコールのタイプを使用する方でも、必要なときに備えて持っておくのも良いですね。
市販のおすすめ洗口液!口臭予防をしたい方にはこちら
では、ここからは市販のおすすめの洗口液をご紹介していきましょう。
まずは口臭予防におすすめな商品です。
【第一三共ヘルスケア:ブレスラボ マウスウォッシュ】
製薬会社が口臭ケアにこだわって開発したこちらの洗口液は、殺菌成分のCPC配合で口臭の原因菌を除去することができます。
生理的な口臭や、食事などによる外因的口臭など、さまざまな口臭に対して高い消臭効果が期待できるでしょう。
フレーバーはアルコール入りのダブルミントと、ノンアルコールのシトラスミントの2種類があり、自分の好みにあったほうを選べるのが嬉しいですね。
【LION:NONIO マウスウォッシュ】
こちらも、口臭予防に特に力を入れてつくられた洗口液です。
殺菌成分によって口臭の原因を元から断ち、さらに菌の増殖を抑制して口臭の発生を長時間防ぎます。
NONIOは天然ミントを使用したフレーバーにこだわっており、合成香料にはないフレッシュな味わいを楽しめるのも特徴です。
クリアハーブミント、スプラッシュシトラスミント、ノンアルコールライトハーブミントの3種類があります。
虫歯予防・洗浄効果重視ならこちらの洗口液がおすすめ
続いては、虫歯予防や洗浄効果を求める方におすすめの、市販の洗口液をご紹介します。
【サンスター:エフコート】
フッ素入りで、一日一回、食後か就寝前にぶくぶくうがいをすることで虫歯予防ができる洗口液です。
液体なので口の奥や歯と歯の間など、届きにくいところにも隅々までフッ素を行き渡らせることができるでしょう。
すっきりとしたメディカルクール香味と、刺激の苦手な方や子どもも使いやすいフルーツ香味の2種類があります。
4歳から使用可能なので、子どもと一緒に使用するのも良いですね。
【コミンゴ:ホワイトニングマウスウォッシュ】
こちらはホワイトニング効果を期待できる洗口液です。
低刺激ですが洗浄力は高く、「口をすすいで吐き出すと口内の汚れが目に見えて驚いた!」という口コミも数多く見られます。
歯の着色も抑えてくれて、歯の本来の白さをキープするのに役立ってくれるでしょう。
自宅で気軽にホワイトニングを試してみたいという方におすすめです。
外出先で使いやすい!コンパクトな市販のおすすめ洗口液
最後にご紹介するのは、持ち運びしやすく外出先での使用に便利な、市販のおすすめ洗口液です。
エチケットとして携帯しておけば、いざというときにも心配ありませんね。
【サンスター:Ora2 プレミアム ブレスフレグランス マウスウォッシュ】
小さな鞄にも入れやすい、スティックタイプの洗口液です。
保湿成分のヒアルロン酸ナトリウムを配合しており、とろみのあるしっとりとした使用感が特徴的です。
リッチな香りを楽しむことができ、パッケージも上品で、おしゃれに気を遣う女性に特におすすめできる商品でしょう。
【オキナ:ロングスピン マウスウォッシュ】
こちらはカップ状の容器に入った少量の洗口液で、持ち運びに便利です。
レストランやバーなどで業務用にも使用される商品なので、コストパフォーマンスがとても良く、毎日使いたい方にもぴったりでしょう。
ミントフレーバーとローズミントフレーバーから選べて、男女問わず使用しやすい商品です。
目的に合った洗口液を選ぼう
洗口液は口臭・虫歯予防効果や洗浄効果など、成分によってさまざまな効果があります。
たくさんの商品があるので、どれにすれば良いか迷ってしまうかもしれませんが、求める効果に応じて適した洗口液を選ぶと良いでしょう。
それぞれの効果ごとにおすすめの洗口液をご紹介したので、ぜひ参考にしてみてくださいね。