赤ちゃんの歯磨きにはガーゼがおすすめ!そのやり方は?
歯磨き 2020.05.01赤ちゃんの歯磨きにガーゼがおすすめな理由
「赤ちゃんだから、まだまだ歯磨きは先!」と思っていませんか。
乳歯は、一般的に生後半年くらいから生えてきます。
唾液が多い赤ちゃんのうちは虫歯になりづらいと言われていますが、歯が生えてきたら、歯磨きをし始めましょう。
ただ、歯磨きと言っても、歯ブラシや歯磨き剤を使用してゴシゴシ磨く必要はありません。
赤ちゃんはお口の中に異物が入ることを嫌がる傾向にありますから、まずは歯磨きに慣れさせるために、ガーゼで歯を磨いてあげるようにします。
パパやママが優しくガーゼで拭いてあげると、歯磨きに対する不安感をおさえることができるのでおすすめなのです。
また、歯ブラシを使うことで歯茎を傷つけてしまうこともありますので、最初のうちはガーゼでの歯磨きが適しています。
ガーゼでの歯磨きが慣れてきたら、歯ブラシを使用しての歯磨きに移行していきます。
ただしその際は、万が一のことを想定して、飲み込んでしまわないように設計させている赤ちゃん用の歯ブラシを使用しましょう。
ガーゼでの歯磨き方法
赤ちゃんにガーゼで歯磨きする際は、以下のように行いましょう。
①大人の膝の上に仰向けで赤ちゃんを寝かせます。
②歯磨きをする大人の手指をしっかりと洗い、水で湿らせたガーゼを指に巻き付けます。
③赤ちゃんの歯をつまむようにして、全体を優しく磨きます。
お口の中に指を入れる際は、いきなりだとびっくりしてしまいますから、頬やお口まわりをツンツンしてスキンシップを取ってから始めるのがおすすめです。
また、力を込めて磨くと、デリケートな赤ちゃんの歯や歯茎を傷付けてしまいかねません。
必ず、優しく磨くようにしましょう。
ガーゼでの歯磨きは、基本的に授乳後・離乳食後・就寝前に行うことが望ましいです。
大体1日5、6回が目安でしょう。
さらに、使用したガーゼは使い回しをせずに、毎回新しいものを使用するようにしましょう。
できれば、使用後洗濯して再利用するのも避け、使い捨てにするのがおすすめです。
赤ちゃんに歯磨きする際のコツと注意点
赤ちゃんにガーゼで歯磨きをする際のコツと注意点についてお話しします。
まず、赤ちゃんがご機嫌のときに歯磨きするようにします。
機嫌が悪いときに歯磨きしてしまうと、歯磨き嫌いになってしまう原因になるからです。
また、嫌がっているのに無理矢理歯磨きをすることも避けましょう。
まだ赤ちゃんのうちは、お菓子やジュースなど虫歯の原因になるようなものを飲食しませんから、神経質になりすぎないようにしてくださいね。
歯磨きの際は大人の膝の上に寝かせて行うようにしますが、上手にいかない場合は、授乳するような姿勢で抱っこしながら行ってみましょう。
お口の中に異物が入ることに恐怖心を持つ赤ちゃんもいますから、リラックスできる姿勢で歯磨きしてあげることが大切です。
最後まで歯磨きさせてくれたら、思いっきりほめてあげることをおすすめします。
大好きなパパやママにほめられると、歯磨きが楽しいものだと認識してくれるようになるかもしれません。
そうすると、歯磨きが大好きな子供になってくれるかもしれませんよ。
ガーゼから歯ブラシに移行するタイミングは?
ガーゼでの歯磨きに慣れてきたら、歯ブラシに移行するタイミングです。
また、それと同時に、奥歯が生え始めたら歯ブラシに移行することをおすすめします。
ただし、先ほども少し触れましたように、その際は赤ちゃん用の歯ブラシを使用しましょう。
自分で磨きたがるようでしたら、赤ちゃん用の歯ブラシと仕上げ磨き用の歯ブラシを用意します。
昨今では、いろいろなタイプの歯ブラシが市販されていますので一部ご紹介いたします。
●和光堂:にこピカ ベビー歯ブラシ 自分で磨く用
・参考価格:847円(税込)
360°ブラシなので、どの角度でも磨きやすい歯ブラシです。
「自分で磨く用」タイプは、喉の奥まで到達しないように大きな持ち手が付いてるので安心です。
同シリーズの仕上げ磨き用の歯ブラシも市販されています。
●和光堂:にこピカ ベビー歯ブラシ 仕上げみがき用
・参考価格:849円(税込)
柄は大人が握りやすいように6角ハンドルで、自分で磨く用と同じ360°ブラシです。
10,000本以上の超極細毛が、汚れをかき出してくれます。
おすすめの歯磨きシート
それではここから、赤ちゃんの歯磨きの際に使用するガーゼの代わりになる、便利な歯磨きシートをご紹介していきます。
●ピジョン:歯磨きナップ
・参考価格:880円(税込)
ノンアルコール・無着色・無香料・防腐剤不使用、100%食品用原料成分の歯磨きシートです。
滅菌後個包装されているので、いつでも清潔に使用することができます。
自宅ではもちろんですが、外出先でも衛生的に使用できるのでおすすめですよ。
「ほんのりいちご味」と「キシリトールの自然な甘さ」の2種類あります。
●和光堂:にこピカ 歯みがきシート
・参考価格:521円(税込)
こちらの歯磨きシートも、ノンアルコール・無着色・無香料・防腐剤不使用、100%食品原料成分です。
滅菌個包装なので、やはりこちらもいつでも衛生的に使用することができます。
●オオサキメディカル:ダッコ あかちゃんの歯のお手入れシート
・参考価格:399円(税込)
薬液をまったく使用していない、精製水100%の歯磨きシートです。
不織布なので、お口の中に繊維が残りにくいことも特徴です。
こちらの商品も、滅菌後個包装されているのでいつでも衛生的に使用できますよ。
赤ちゃんの歯磨きには綿100%のガーゼがおすすめ
赤ちゃんの歯磨きでは前述した歯磨きシートを使用すると便利ですが、コスト面を考えたり、何も含まれていないガーゼで歯磨きしたいという親御さんも多いでしょう。
赤ちゃんの歯磨きでガーゼを使用する場合は、綿100%のものを使用するようにしましょう。
また、蛍光剤や消毒薬が含まれていないことも確認することをおすすめします。
ガーゼはいろいろなサイズが市販されていますが、基本的にどれも大きめのことが多いですから、赤ちゃんの歯に合うようにカットして使用します。
赤ちゃん用のガーゼハンカチが市販されていますので、ご紹介します。
●スズラン株式会社:ベビーガーゼハンカチ5枚入
・参考価格:382円(税込)
蛍光漂白剤不使用の、綿100%のガーゼハンカチです。
赤ちゃん用のガーゼハンカチですから、心配なく使用することができますよね。
先ほども申し上げましたが、一度使用したものは衛生的に不安がありますから、使い捨てにしましょう。
赤ちゃんに歯が生えたら歯磨きスタート!
赤ちゃんに歯が生え始めたら、さっそくガーゼや歯磨きシートで歯磨きをし始めましょう。
ガーゼを使用する際は、再利用せず、使い捨てにすることをおすすめします。
市販の歯磨きシートはどれも滅菌処理後個包装されているので、外出先でも大変便利です。
ガーゼでの歯磨きに慣れてきたり、奥歯が生え始めたら歯ブラシへ移行していきましょう。
赤ちゃんが歯磨き好きになるように、歯磨きが上手にできたらたくさんほめてあげてくださいね。