口臭予防のポイント!歯磨きの仕方やおすすめの対策方法

歯磨き 2020.04.20
人と近い距離で話す際、自分の口臭が相手に不快感を与えていないか不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。 いつでも自信を持って会話できるように、日頃から口臭予防をしておくことが大事です。 今回は、口臭予防の基本である歯磨きのポイントや、おすすめの歯磨き粉などをご紹介しましょう。 その他にも、口臭予防に効果的な対策方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。

気になる口臭…原因は何?

口臭にはいくつかの種類があります。

適切な口臭予防をするためにも、口臭の種類とそれぞれの原因について押さえておきましょう。

▼生理的口臭

朝起きたときや、空腹時、緊張やストレスを感じているときなどに発する口臭のことをいいます。

これは、唾液の分泌量が減って口内の細菌が増え、口臭の原因物質が増加してしまうのが原因です。

誰にでも起こりうる口臭であり、水分を摂取して口を潤したり、食事などで唾液の分泌が増えたりすれば自然と口臭は弱まるでしょう。

▼食べ物や嗜好品による口臭

にんにくやねぎなどニオイの強い食べ物、コーヒーやお酒などの嗜好品によって起きる口臭です。

食後に歯磨きをしたり、口をゆすいだりすることで口臭は弱まります。

▼口内のトラブルによる口臭

歯磨きが不十分で歯垢が溜まったり、歯周トラブルになったりすると口臭が強くなることがあります。

歯周トラブルの場合、状況によっては歯科医院を受診する必要があるかもしれません。

そうならないためにも、普段から歯磨きを欠かさないことが大事です。

そこで次項からは、歯磨きのポイントや口臭予防におすすめの歯磨き粉などをご紹介していきます。

正しい歯磨きで口臭予防をしよう

口臭予防のため、すでに歯磨きを頻繁にしているという方も多いかと思います。

しかし、いくら回数を増やしても、口臭の原因となる歯垢をしっかりと落とせていなければ意味がありません。

以下のポイントを守れているか、チェックしてみてください。

◎歯ブラシを当てる角度に気をつける

歯磨きの際は、まず歯の側面やかみ合わせの面に対して歯ブラシをまっすぐに当て、小刻みに動かして磨きます。

この磨き方で歯の表面の歯垢を落とせたら、次に歯ブラシを45度に倒して、歯と歯茎の境目の溝まで磨きましょう。

この溝の部分は磨き残しやすく、菌が繁殖して口臭の原因になりやすいので注意してください。

◎歯磨き時の力加減に気をつける

力が入っていると歯ブラシの毛先がうまく歯の表面に当たらないので、非常に軽い力で歯ブラシを持つのがポイントです。

鉛筆を持つようなペングリップで歯ブラシを持つと、力が入りにくくなります。

◎就寝前は特に丁寧に磨く

やみくもに歯磨きの回数を増やすよりも、就寝前の歯磨きを特に丁寧にしたほうが効果的です。

就寝中は唾液が減ってしまうので、歯磨きで歯垢をしっかりと落としておく必要があります。

就寝前の歯磨きでは、デンタルフロスなどを活用して歯間部の汚れまで念入りに取り除くと良いでしょう。

◎定期的に歯ブラシを交換する

正しい方法で歯磨きができていても、歯ブラシがきれいな状態でなければ効果は半減してしまいます。

古い歯ブラシは毛先が開いて磨きにくく、また、ブラシに菌が繁殖している可能性もあります。

1か月程度のサイクルで新しい歯ブラシに替えるのがおすすめです。

口臭予防におすすめの歯磨き粉

正しい歯磨きのポイントは確認いただけたでしょうか。

ポイントを押さえたうえで、さらにここでご紹介するような口臭予防におすすめの歯磨き粉を使うと、効果的に口臭対策ができるでしょう。

【花王:ピュオーラ 泡で出てくるハミガキ】

こちらは珍しい泡状の歯磨き粉です。

舌の上に泡を乗せ、クチュクチュして口内全体へと行き渡らせた後に歯ブラシでブラッシングして使用します。

この歯磨き粉のメリットは、

・舌にまず乗せることで舌の上の細菌まで殺菌できる
・泡状なので口内全体に届きやすい

という点で、効果的に口臭予防をすることが可能です。

【コンクール:ジェルコートF】

ジェル状の歯磨き粉で、発泡剤が入っていないのが特徴です。

発泡剤入りの歯磨き粉は泡立ちが良いため爽快感があり、歯磨きが不十分でも磨けた気分になってしまいがちです。

こちらの発泡剤なしの歯磨き粉ならじっくりと歯磨きができて、口臭の原因となる歯垢を落としやすいでしょう。

また、フッ素を配合しており虫歯などの口内トラブルの予防にも役立ちます。

マウスウォッシュやスプレーも口臭予防におすすめ

忙しくて歯磨きの時間が取れないときや、外出先で急に口臭が気になったときなどには、マウスウォッシュやスプレーもおすすめです。

手軽に口臭予防ができるので、ぜひ使ってみてください。

【LION:NONIO マウスウォッシュ】

NONIOは、口臭対策に力を入れているオーラルケアグッズのブランドです。

こちらのマウスウォッシュは殺菌成分のCPCを配合しており、口臭の原因菌の殺菌と増殖予防をしてくれるため、口臭の発生を長時間防いでくれるでしょう。

80mlの小さなボトルがあるので、持ち運びにも便利です。

【サンスター:オーラツーミー マウススプレー】

こちらは、口内にスプレーするだけで口臭の原因菌を殺菌でき、クリアな息にしてくれる製品です。

いつでもさっと使えて、とても手軽なのが嬉しいですね。

ジューシーピーチやシトラスミント、ラズベリーミントなどフレーバーが豊富なので、好みやシーンに合わせて選んでみてください。

舌の汚れが口臭の原因かも?歯磨きと一緒に舌磨きをしてみよう

ちゃんと歯磨きをしているはずなのに口臭が気になる場合は、もしかしたら舌の汚れが原因かもしれません。

舌の表面につく白い苔のような汚れを、舌苔(ぜったい)といいます。

どんな方でも多少は舌が白くなるものなので、舌苔を気にしすぎる必要はありません。

しかし、舌苔の付着が多い方はそれが口臭の原因となっている可能性もあるため、口臭予防として舌磨きをしてみると良いでしょう。

舌はとてもデリケートで傷つきやすいので、舌磨きの際は歯ブラシよりも専用の舌ブラシを使うのがおすすめです。

舌を前に出して、奥のほうに舌ブラシを当てたら、手前に向かって軽くなでるようにブラシを動かしましょう。

このとき、歯磨きのようにブラシをゴシゴシと往復させず、奥から手前への一方向にのみブラシを動かすのがポイントです。

これを数回繰り返すと、少しずつ舌苔を取り除くことができます。

舌苔がついていると気になって頻繁に舌磨きをしたくなるかもしれませんが、先ほども述べた通り舌はとてもデリケートですので、一日一回までにしておきましょう。

唾液の分泌で口臭予防!おすすめのエクササイズ

この記事の初めに、唾液の分泌が減って細菌が増えると口臭の原因になるということをお話ししました。

そこで最後に、唾液の分泌を促すおすすめのエクササイズをご紹介しましょう。

やり方はとても簡単で、舌を歯と唇の間に入れ、ゆっくりと口の中を一周させます。

歯の表面をなぞるようなイメージです。

舌を動かすこと、そして口内にある小唾液腺を舌で刺激することによって、唾液の分泌を促します。

これを左右それぞれ3周ずつくらいを目安に行うと良いでしょう。

もしあごや首の筋肉が痛くなってきたら、無理はしないでくださいね。

唾液の分泌が増えれば口内に残った食べかすなどを流す効果も期待できます。

食後に歯磨きをするタイミングがないときなどの口臭予防としても、ぜひやってみてください。

口臭予防は自信にもつながる!

今回は、口臭の原因や対策方法などをお伝えしてきました。

口臭に悩む方の中には、周りに不快感を与えていないかと心配になり、人間関係にまで悪影響を及ぼしてしまう方もいるようです。

この記事でご紹介したさまざまな方法を実践して、口臭予防をすれば、きっと自信の回復にもつながることと思います。

ぜひ、できるところから少しずつ試してみてくださいね。

コンプレックスなく明るい未来を。株式会社ソーシャルテック

RANKING

人気記事