歯磨きはポイントを押さえて!赤ちゃんの「嫌がる」を防ごう

歯磨き 2020.02.26
赤ちゃんの歯を守るためにも、歯磨きを行うことは大切です。 しかし、中には歯磨きを嫌がる赤ちゃんもいるため、困っているパパやママも多いことでしょう。 そこで今回は、赤ちゃんが歯磨きを嫌がることを防ぐ方法や、楽しく行うためのポイントについてご説明していきます。

スムーズな歯磨きに繋がる!ガーゼ磨きで赤ちゃんの口内を清潔に

まだ歯が生えていない赤ちゃんには、口内を清潔に保つためにも、ガーゼ磨きを行いましょう。

またこの時期は、赤ちゃんの歯が生えてきた時の備えて、スムーズな歯磨きに繋がるよう、ガーゼ磨きの段階から赤ちゃんを慣れさせておくことが大切です。

ここでは、赤ちゃんが嫌がらずに行える、ガーゼ磨きのポイントをご説明します。

それにまず挙げられるのが、赤ちゃんと触れ合いながらガーゼ磨きをすることです。

赤ちゃんは、パパやママに触れられると安心するものですね。

パパやママに触れられながら、心が落ち着いている状態でガーゼ磨きをすると、赤ちゃんが嫌がることなく行えることが多いです。

抱っこをするなどして、赤ちゃんの身体を優しく支えながら行いましょう。

頭や身体をなでながらガーゼ磨きをするのもおすすめです。

「上手だね」など、赤ちゃんに優しく声をかけながらガーゼ磨きを行うことを心掛けてください。

ガーゼ磨きは赤ちゃんが嫌がることも!意外な原因が隠れている?

赤ちゃんは、その時々によって機嫌が変わることも多いです。

まだ生まれて間もない赤ちゃんですから、幼さゆえ機嫌が変わることは珍しいことではありません。

そのため、前項で述べた方法でガーゼ磨きを行おうとしても、嫌がることもあります。

そのような場合には、無理はせず、赤ちゃんの気持ちに寄り添うつもりでガーゼ磨きを中止しても良いでしょう。

そこで無理をしてしまうと、口内に物が入ることに抵抗を感じ、後の歯磨きを嫌がることも予想されます。

また、意外な理由で赤ちゃんがガーゼ磨きを嫌がることもあります。

例えば、使っているガーゼが固かったりガザガザしていたりすると、赤ちゃんが痛みを感じて嫌がることがあります。

特に、赤ちゃんの口内は柔らかく敏感なため、ガーゼの肌触りが良いかどうかも確認するようにしてください。

洗濯洗剤や柔軟剤の臭いが強い場合、それが付着したガーゼを使おうとすると嫌がる赤ちゃんもいます。

それから、しっかりと赤ちゃんの口内を清潔にしようと思うあまり、ガーゼ磨きの時に力が入りすぎてはいないでしょうか。

ガーゼは柔らかい素材ですが、それでも強くこするように磨くと、場合により赤ちゃんの口内を傷つける恐れもあるため注意が必要です。

赤ちゃんの歯磨きは徐々にステップアップ!習慣化は1歳半が目安

生後6ヶ月頃になると、下の前歯が1、2本生えてくる赤ちゃんが多いです。

歯が生えてくると、パパやママとしてはしっかりと歯磨きをしなければと思うかもしれませんが、この頃の赤ちゃんに必要なのは歯ブラシに慣れるということです。

そのため、まずは赤ちゃんの口内に歯ブラシを入れる練習から行います。

初めは、歯ブラシを口内に入れることに抵抗を感じ嫌がる赤ちゃんもいますが、それも徐々に慣れてきますのであまり心配しすぎないようにしましょう。

歯ブラシに慣れさせつつ、赤ちゃんの口内の清潔を保つためにも、ガーゼ磨きは引き続き行ってください。

赤ちゃんが興味を示すようなら、自分で持たせてあげても良いですね。

そして、生後1歳を過ぎると奥歯が生えてくる赤ちゃんが多く、この時期を目安に本格的に歯磨きを行うようにします。

この頃の赤ちゃんは、歯ブラシをくわえたまま動くことで、思わぬ事故に繋がることもあるため注意が必要です。

また、赤ちゃんの食事も離乳食から幼児食に変わる時期のため、様々な種類の食べ物を食べるようにもなるでしょう。

それを考えても、できれば1歳半頃までには歯磨きを習慣化できると良いですね。

嫌がることなくスムーズに!?赤ちゃんの歯磨きを行うポイント

歯みがきは、いくつかのポイントを押さえておくと、赤ちゃんが嫌がることなくスムーズに行えるでしょう。

ここでは、そのポイントを以下にまとめました。

・1日1回行えたら良いという意識を持つ

「1日3回歯磨きを行わなければ」と思うあまり、赤ちゃんが嫌がる姿を見るとイライラしてしまうこともあります。

赤ちゃんの歯磨きは、あまり深く考えずに「夜寝る前に1回行えば良い」というくらいの気軽な気持ちが大切です。

それでも嫌がるようなら、歯磨きではなくガーゼ磨きのみで済ませても良いでしょう。

・丁寧に優しく行う

赤ちゃんの歯磨きをする時は、パパやママの膝の上に頭を乗せて行うのが基本の姿勢です。

歯ブラシはペンを軽く持つようにし、もう片方の手で赤ちゃんの唇を優しくめくって磨きましょう。

ゴシゴシと行うのではなく、歯ブラシの先端で細かく震わせるように丁寧に磨きます。

また、特に歯と歯茎の隙間はやわらかくデリケートなため、優しく磨くようにしてください。

・磨く歯の順番をその都度変える

歯みがきの途中で赤ちゃんが嫌がることを予想し、その都度順番を変えると磨き残しを防ぐのに役立ちます。

いつも同じ順番だと、最後のほうに磨く歯がいつも汚れているという状態になりかねません。

曲がるヘッドで嫌がる赤ちゃんもニッコリ!?おすすめ歯ブラシ

ここからは、赤ちゃんの歯磨きにおすすめな歯ブラシをご紹介します。

【日本パフ 曲がるん歯ブラシ 仕上げ磨き用】

・取り扱い店:マニッシュボーイ
・参考価格:1,121円(税込)

この赤ちゃん用歯ブラシは、ヘッドが曲がるのが特徴です。

これにより、程良く力の調節ができるため、赤ちゃんが嫌がることなく歯磨きができると人気があります。

ラバーつきのブリップで、パパやママの手が滑りにくいのもポイントです。

赤ちゃんの歯磨きは、自分で行うよりもパパやママの仕上げ磨きが主になるため、このように大人が使いやすい設計は嬉しいですよね。

その使いやすさから、ママ友にも勧めたという声もあります。

また毛先が広がりにくいため、歯ブラシを頻繁に交換する手間も少なく済みます。

自分で歯磨きをしたい赤ちゃんにも!安全性に優れた歯ブラシ

次にご紹介するのが、有名メーカーであるコンビの赤ちゃん用歯ブラシです。

【コンビ テテオ はじめて歯みがき】

・取り扱い店:マニッシュボーイ
・参考価格:1,046円(税込)

鮮やかなオレンジ色で、赤ちゃんの興味を引きつける歯ブラシです。

ブラシはやわらかく、ヘッドも小さいため、赤ちゃんの歯磨きにはぴったりの歯ブラシでしょう。

ころんとしたフォルムが、なんともかわいらしいですよね。

また、赤ちゃんが誤って喉をついてしまわないよう、防止プレートがついているのも嬉しいポイントです。

一度痛い思いをしてしまうと、歯磨きを嫌がるようになってしまう赤ちゃんもいるため、このように防止プレートがついている歯ブラシを選ぶと安全でしょう。

小さな赤ちゃんの手でもしっかりと握れるよう、立体的なグリップも特徴です。

安全性に優れているため、赤ちゃんが自分で歯磨きをしたいという意欲を応援してくれる歯ブラシともいえます。

嫌がる時は無理せず!赤ちゃんの歯磨きは楽しく気楽に行おう

赤ちゃんが歯みがきを嫌がる時は、無理をしないことが大切です。

その時の気分で嫌がることもあるため、慌てずに赤ちゃんの気持ちに寄り添う意識を持つようにしましょう。

あまり歯磨きの回数にはこだわらず、気楽な気持ちで行うようにしてください。

また、赤ちゃんの歯磨きは口内を傷つけないように優しく行うことも大切です。

赤ちゃん用の歯ブラシも多く売られていますが、安全性や使いやすさで選んであげると良いでしょう。

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