外出先で歯磨きは必要?持ち運びに便利なコップって?
歯磨き 2019.11.22外出先でも歯磨きをする理由
外出先で歯磨きの時に使いやすいオススメのコップについてお話しする前に、「歯磨きはどんな時にするといいか」ということについてご説明します。
歯磨きは、毎食後に行わなければいけないと考えている方もいると思いますが、実は一日に二回(朝・夜)でも十分だと言われています。
食べた直後には、消化のために唾液が多く分泌されています。
それをすぐに洗い流してしまうと、かえって細菌が増えてしまうという説もあるのです。
どうしても磨きたいのであれば、食後30分を経過した後のほうが歯磨きの効果は高まるでしょう。
ただ、歯磨きにはリフレッシュ効果があり、口臭予防にもつながることがあります。
口の中の状態によっては、食後早めに歯磨きをすることをすすめられる場合もあります。
また、口の中の清潔さや美しさにこだわる方もいらっしゃるでしょう。
そういったケースの場合、朝と夜以外の時間に外出先で磨くことも多いかと思います。
歯医者さんに通っている場合にも、診察を受ける前に磨きますので、歯磨きセットを携帯していると便利です。
急に旅行や出張に行くことになった際にも、コンパクトで衛生的に持ち運べる歯磨きセットがあると役に立ちます。
歯磨きにはコップがあると便利!
歯磨きセットは、お近くのドラッグストアやコンビニエンスストアでも販売されていますが、歯ブラシと歯磨き粉だけがセットになっているものが多いのではないでしょうか。
それだけならコンパクトに持ち運べますが、コップがないと歯磨きしにくく感じる方も多いと思います。
手で水を受け止めて口をゆすぐこともできますが、
・水が肘まできて服が濡れてしまう
・周囲に水が飛び散りやすい
・手にバイキンがついているかも
・手を洗った後は、石鹸のにおいが付いていてコップ代わりに使いたくない
・人から見られると恥ずかしい
などのデメリットがありますので、できればコップを使って口をゆすぎたいですよね。
外出先でコップを使って歯磨きをしたいなら、携帯しやすい形状のものを選ぶといいでしょう。
なるべく軽く、小さめのコップがおすすめです。
折りたためるコップを歯磨き専用として常備しておくと、旅行などの時にも便利です。
外出先で使いやすい折りたたみコップ
折りたためるコップと一口に言っても、そのバリエーションは豊富です。
もっとも多く見かけるのがシリコン製のコップですが、その他にも金属製、ペーパー製などがあります。
それぞれのメリットやデメリットをご紹介します。
●シリコン製の折りたたみコップ
軽くて汚れにくく、やわらかい素材なのでかさばりません。
ビビットなカラーでおしゃれに見えるものも多く、外出先に持っていくのにぴったりですね。
ただし、コップに水を入れて使う時に、ぐにゃりと変形してしまい、水がこぼれてしまうことがあるようです。
慣れれば使い方のコツをつかめますが、変形しにくいように硬いパーツが付いているものもあります。
●金属製の折りたたみコップ
金属製のコップは、丈夫でスタイリッシュなところがメリットと言えます。
アウトドアテイストでかっこいいですよね。
シリコンやプラスチックよりも重いのが難点です。
●紙でできたコップ
頻繁に外出しないのであれば、歯磨き時に使い捨ての紙コップを使うのも便利です。
燃えるゴミで捨てられる紙コップなら、使った後に「洗って拭いてバッグにしまう」という手間が省けますよね。
また、耐水性の高い紙を使用していて、使う前は薄い状態になっている「折りたたみ紙コップ」もあります。
使う時に開き、水をくめる状態にするため、他のコップよりもスマートに持ち運べます。
こちらも、気軽に使い捨てで使えるので衛生的です。
ただ、使い慣れていないと水がこぼれてしまうこともあるようです。
コップは衛生的に持ち運ぼう
外出先で歯磨きの時に使うコップは、衛生的に持ち運びたいですよね。
使い捨てにするならともかく、毎日のように同じコップを使うなら、清潔に保つことをおすすめします。
バッグの中にコップをそのまま入れるのではなく、ジッパー付きのビニール袋や巾着袋などに入れて携帯している方が多いと思います。
食品用のフリーザーバッグのようなものなら、コップに少し水分が残っていてもバッグに入れられますし、洗うのも簡単です。
安価なので、汚れたら新しく交換できるというメリットもあります。
学校で使うような巾着袋は、洗濯できるので衛生的ですね。
おしゃれなデザインのものもありますし、作り方が難しくないので、好きな布を使って自分で作ることもできます。
また、こうした袋を使いたくないなら、フタやケースが付いている折りたたみコップを選ぶのも一つの手です。
外出先に歯ブラシを忘れた場合
外出先で、歯ブラシやコップを忘れてしまったことに気が付き、買いに行くことができない状況でも、口のケアをすることができます。
〈歯磨きの代わりに行えるケア〉
○マウスウォッシュ
口にふくんで、すみずみまで行き渡らせてから吐き出すマウスウォッシュには、小さめの携帯サイズのものもあります。
バッグの中に入れておくと、外出先で口の中をリフレッシュできるでしょう。
ピリピリした刺激が苦手な方は、ノンアルコールのマウスウォッシュがおすすめです。
気に入った商品に携帯サイズがない場合は、市販のボトルなどに詰め替えて使うといいでしょう。
バッグの中でフタがゆるんだ時のために、ビニール袋などに入れておくと安心できるかもしれません。
○ガム
キシリトール配合のガムを噛んで、虫歯菌の増殖を防ぐこともできます。
選ぶ際には、糖分が含まれていないものにしましょう。
外出先でできるケア・うがいや指歯磨き
引き続き、外出先で歯磨きの代わりに行えるケアについてご紹介していきます。
○うがい
歯ブラシや歯磨き粉は忘れたけれど、コップはある場合は、うがいをすることで口の中の汚れを洗い流しましょう。
歯磨きのような効果はありませんが口の中がさっぱりします。
ただ、マウスウォッシュを使った後に何度もうがいをしてしまうと、有効成分まで洗い流してしまうので注意が必要です。
○指で歯を磨く
外出先で夜も過ごすことになった場合、歯磨きをせずに寝るのは気持ちが悪いのではないでしょうか。
虫歯菌など、口の中に有害な菌は寝ている間に増えますので、就寝前には歯を磨きたいものです。
もし歯ブラシが用意できないなら、指にガーゼや薄手のハンカチなどを巻いて濡らし、歯の汚れを拭き取る方法があります。
つまようじがあれば、歯の隙間の汚れも掃除してみてください。
ガーゼやハンカチが無ければ、清潔な指だけで歯の汚れを落とし、その後にまた手を洗うこともできます。
しかしながら、この方法では口の中に汚れが残っていますので、翌日はしっかりと歯磨きをしてください。
携帯しやすいコップをゲットしよう!
外出先でも歯磨きをするなら、折りたたみコップを携帯しておくとスマートにできるでしょう。
シリコン製、金属製、紙、フタ付きなどバリエーション豊富です。
どのようなタイプだとしても、汚れや菌が付いたままにしないように注意してくださいね。
また、泊まることになったのに歯ブラシを用意できない場合は、うがいや指磨きなどで、ある程度の汚れを落としてから寝るといいでしょう。