歯間ブラシの使い方を知ろう!おすすめはライオン製品

歯間ブラシ 2019.01.13

「日本人は5人に1人しか歯間ブラシを使っていない」という統計が出ていますが、歯間ブラシを使うことで、歯磨きだけでは除去できない歯垢をかき出すことができます。

ただし、歯間ブラシは一種類ではなく、サイズや素材などに違いがあるので、自分に合ったものを使わないと歯垢を除去することができません。

そこで、人気オーラルケアブランドを多数手がけているライオンから、おすすめの歯間ブラシや使い方をご紹介します。

「ライオン株式会社」とは?

ライオンは、オーラルケア製品だけでなく、石けん、洗剤、ヘアケア・スキンケア製品、クッキング用品、薬品等の製造販売、海外現地会社への輸出と、幅広い事業を行っています。

この記事のテーマである「歯間ブラシ」が関連しているオーラルケア製品だけで、ライオンは8つのブランドを運営しています。

元々は「小林富次郎商店」というお店で、1891年から石けんとマッチの原料取次ぎをしていました。

そして、途中で石けん部門を分離させ、1918年に「株式会社小林商店」、1919年に「ライオン石鹸株式会社」を設立しました。

最終的に1980年に合併して、今の「ライオン株式会社」となりました。

また、海外にも展開しており、韓国・中国・香港・台湾・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアの8か国に12拠点あります。

そして、日々人々の幸せづくりをリードするために、人の暮らしに寄り添った製品の開発や有益な製品の使い方などを研究しています。

自分に合った歯間ブラシの選び方と使い方のワンポイント

歯間ブラシにはいくつか種類があり、歯間に挿入する部分が、針金にナイロン毛が付いているタイプ、ゴムタイプの2種類あります。

そして、ハンドル部分がまっすぐなストレート型、ブラシ部分が曲がっているL字型の2種類にわかれています。

そのうえ、サイズがSSSS~LLとあり、歯と歯の間の大きさによって変える必要があります。

また、ライオンのゴムタイプの歯間ブラシだと、先端がSS・中央がS・根元部分がMのように、3サイズを網羅しています。

初めての方は、ゴムタイプでハンドル部分はお好きな型、サイズは小さめがオススメです。

理由は、ゴムタイプだと歯茎が傷付きにくく、小さめであれば歯間に入りやすいためです。

しかし、歯垢除去力はゴムタイプのものより、針金にナイロン毛が付いているタイプのほうが強いです。

歯垢除去力が強くなるのと比例して、歯茎を傷付ける可能性も高くなります。

そして、歯間ブラシの使い方のワンポイントは「歯間へ挿入するとき、歯と垂直になるように入れるのではなく、歯茎に触れないよう斜めに挿入すること」です。

歯間ブラシの使用中に歯茎を傷付けてしまったケースには「挿入時に歯茎に刺してしまった」ということがあります。

斜め挿入をすることによって、歯茎に刺さないよう気をつけましょう。

また、歯間ブラシのハンドル部分が2種類にわかれているのは、清掃しやすい箇所に沿って形を変えているためです。

ストレート型は前歯、L字型は全体、特に奥歯へ挿入しやすいようになっています。

そして、サイズが豊富なのは口内のあらゆる間に対応するためで、矯正器具との間、歯が抜けたままになっている間にも使うことができます。

歯磨きをしながら鏡の前で口の中を観察して、自分にはどの歯間ブラシが合っているのか吟味してみましょう。

歯間ブラシの使い方を知ろう!

歯磨き後に歯間ブラシを使えば、虫歯や歯周病の原因となる歯垢をより落とすことができます。

そして、ライオン製品のL字型歯間ブラシをみてみるとわかりますが、完全なL字ではなくてブラシに近いハンドル部分が外側に緩くカーブを描いています。

また、長めのハンドルなのでしっかり握れて、奥歯に届きやすいように作られています。

さてここからは、使い方がわかりにくいという意見が多く挙げられる、奥歯への歯間ブラシの使い方をご紹介します。

《用意するもの》

・L字型歯間ブラシ
・鏡(鏡のある洗面台でも可)

①ペンを持つように歯間ブラシを握ります。

②鏡で口内を映しながら、歯茎を傷付けないように歯間ブラシをゆっくりななめ下から歯間へ挿入します。

③歯の面に合わせて歯間ブラシを、前後に2~3回動かします。

奥歯は表面積が広いので、外側と内側の両方から挿入するようにしましょう。

④歯間のみではなく、歯ブラシが入りにくそうな歯間の手前にブラシを軽くあててこすり、汚れを落とします。

⑤最後、使い終わったら流水ですすぎ、通気性のよいところで保管しましょう。

歯間ブラシのブラシが乱れてきたら、新しい歯間ブラシに取り替えましょう。

歯間ブラシだけではない!デンタルフロスの使い方も知ろう!

「歯間ブラシが歯と歯の間に入らないけれど、歯間の歯垢をかき出したい」という方もいますよね。

その場合は、「デンタルフロス」を使ってみてください。

歯間ブラシはブラシとワイヤーが組み合わさって太くなってしまいますが、デンタルフロスは糸そのもので細くなっています。

デンタルフロスにもいくつか種類があり、糸のみが巻かれている糸巻きタイプ、既に糸が張られているホルダータイプにわかれています。

ホルダー型は使いやすいので、ここでは慣れが必要な糸巻きタイプのデンタルフロスの使い方をご紹介します。

《用意するもの》

・糸巻きタイプのデンタルフロス
・鏡(鏡のある洗面台でも可)

①デンタルフロスの端をケースから出し、40cmくらい出したら切ります。

両中指にデンタルフロスの端を2~3周させ、15cmくらいの長さになったら、ピンッと張ります。

②両手の親指と人差し指でデンタルフロスをつまみ、動かしやすくしておきます。

③歯間の位置に合わせて持ち方を変え、ゆっくり小さく前後させながら挿入します。

奥歯の場合は、両人差し指の腹が外側を向くようにして糸を張ると、歯間に入れやすいです。

また、歯と歯が接している部分をコンタクトポイントといい、デンタルフロスが通りにくく感じる場所なので、力みすぎないようにしましょう。

④デンタルフロスがコンタクトポイントを通ったら、歯肉の少し中まで挿入します。

⑤歯の面を意識して、上下に2~3回こすって歯垢をかき出します。

⑥最後に、デンタルフロスを取り出すときも、ゆっくり小さく動かしながら取り出します。

もし、デンタルフロスが引っかかって取り出せそうにない場合は、片方の指のデンタルフロスを外し、引き抜くようにしましょう。

ライオン製品の中には、スポンジフロスというものがあり、唾液で膨らんで歯間の歯垢を絡め取るデンタルフロスもあります。

興味のあるものから、使ってみましょう。

使ってみよう!ライオンの歯間ブラシをご紹介

ここからは、ライオンから発売されているおすすめの歯間ブラシをご紹介します。

【システマ 歯間用ブラシ】

・カラー:ピンク、ホワイト、イエロー、ライトブルー

・参考価格:483円(税込) 1パック8本入

・サイズ:SSS(ピンク)、SS(ホワイト)、S(イエロー)、M(ライトブルー)

歯周病になりやすいといわれている奥歯の歯間もしっかりケアができて、針金にナイロン毛タイプ・L字型タイプの歯間ブラシです。

コンパクトヘッドと108mmのロングハンドルで、簡単に扱えます。

また、ブラシ部分には折れにくくて曲がりにくい超高強度ワイヤーと、そのワイヤーの強度を支える先細ノズルが使われているので、耐久性に優れています。

【デントヘルス 歯間ブラシ】

・カラー:ホワイト(ボディ)/ブルー(ブラシ)

・参考価格:540円(税込) 歯間ブラシ本体(ブラシ付)1本・付替ブラシ5個・携帯用キャップ1個

・サイズ:1サイズ(先細ブラシ形状でSS~M対応)

挿入しにくい奥歯の歯間になめらかに入り、歯と歯茎に優しく歯垢をかき出すゴムタイプ・L字型タイプの歯間ブラシです。

シリコン素材の柔らかブラシなので、歯茎のマッサージにも使えて、初めての方でも簡単な使い方ができます。

また、ゴムタイプの歯間ブラシも取り替え(ブラシ部分のみ)が必要で、目安として10回程度使用したら取り替えましょう。

使ってみよう!ライオンのデンタルフロスをご紹介

次は、ライオンから発売されているおすすめのデンタルフロスをご紹介します。

歯間ブラシよりも狭い歯間に入り込めるので、歯間ブラシと併用してもいいですね。

【クリニカアドバンテージ デンタルフロスY字タイプ】

・カラー:ブルー、ホワイト、ピンク(3色が1セット)

・参考価格:399円(税込) 1パック18本入

挿入しにくい奥歯の歯間にも届いて歯垢を落せる、既に糸が張られているY字ホルダータイプのデンタルフロスです。

歯間掃除の初心者でも簡単な使い方ができて、握りやすく動かしやすいハンドル設計になっています。

そして、120本の滑りがよいフロスにたるみを持たせているので、歯面を覆って汚れを絡め取ることができます。

【クリニカアドバンテージ なめらかスリムフロス】

・カラー:ブルー、ピンク、クリア

・参考価格:410円(税込) 40m

なめらかでスリムなフロスなので、初めて使う方でもスムーズに扱える糸巻きタイプのデンタルフロスです。

ナイロンとポリエステルを組み合わせたフロスが歯間にスルッと入り込み、歯垢をかき出します。

また、ポーチなどにも入れて持ち歩ける携帯性に優れた可愛いデザインで、半透明ケースなのでフロスの残量が一目で確認できます。

【クリニカアドバンテージ スポンジフロス】

・カラー:ブルー、ピンク、クリア

・参考価格:246円(税込) 40m

唾液で3~4倍に膨らむフロスが歯と歯茎に優しく、歯垢を絡め取ります。

フロスの表面にワックス加工がされているので、狭い歯間にもスムーズに入り、唾液で膨らんで歯間にピタッとします。

カラフルで可愛いデザインのケースで、半透明ケースなのでフロスの残量が一目で確認できます。

また、キシリトール配合の爽快なミントフレーバーのフロスです。

まとめ

歯磨き後に歯間ブラシを使えば、虫歯や歯周病の原因となる歯垢をより落とすことができます。

歯磨きだけでは口内の歯垢除去率が約6割ですが、歯間ブラシも行うことで歯垢除去率が約9割まで上がります。

また、歯間ブラシの使い方のポイントは「歯間へ挿入するとき、歯と垂直になるように入れるのではなく、歯茎に触れないよう斜めに挿入すること」です。

自分に合った歯間ブラシを使って、歯垢をかき出しましょう。

コンプレックスなく明るい未来を。株式会社ソーシャルテック

RANKING

人気記事