虫歯予防には洗口液もおすすめ!フッ素配合のものを選ぼう!

オーラルケア 2020.06.09
毎日のオーラルケアをさぼってしまうと、虫歯などのトラブルになる可能性が高まります。 健康な口腔内を維持するためにも、歯磨きをはじめとするオーラルケアは大切です。 虫歯予防を意識するのであれば、歯磨きとあわせて洗口液を使用することをおすすめします。 そこで今回は、洗口液についてお話をしていきます。 後半ではおすすめのフッ素配合洗口液をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

オーラルケアアイテムはさまざま!

口の中も身体と同様、さまざまなトラブルにあう可能性があります。

まず挙げられるトラブルといえば、虫歯ではないでしょうか。

ほかにも歯肉や歯周トラブルに、口臭なども挙げられます。

このような口腔内トラブルを予防するためにも、毎日のオーラルケアは重要です。

オーラルケア用のアイテムは近年さまざまな種類がありますよね。

代表的なアイテムは、歯ブラシと歯磨き粉です。

毎日の歯磨きを行ううえで、この2つは欠かせません。

歯ブラシ1つとっても非常に多くの種類があり、ブラシのかたさや形状、グリップ、手動・電動などで違いがあります。

歯磨き粉も商品によって含まれている成分が違うこともあり、虫歯や歯周トラブル、口臭など、どれを予防したいかで、選ぶものも変わるでしょう。

虫歯予防であれば、フッ素配合の歯磨き粉を選ぶのがおすすめです。

このほかに、歯間ブラシやデンタルフロスなどもありますね。

歯ブラシでは磨きにくい箇所も、これらを使用することで、歯についたプラークなどの汚れをより落としやすくなります。

どれもドラッグストアなどへ行くと、さまざまな種類がありますから、自分にぴったりのものを選ぶことが重要です。

多くの種類のあるオーラルケアアイテムの中でも、今回は「洗口液」についてお話ししていきます。

虫歯予防のために洗口液を使うのもおすすめ?

さまざまな種類があるオーラルケアアイテムの中でも、今回は洗口液についてお話をしていきますが、そもそもこの洗口液とはどのようなものなのでしょうか。

洗口液はマウスウォッシュとも呼ばれ、歯磨きした後の仕上げとして使います。

使い方は、歯を磨いた後に適量を口にふくんで、クチュクチュさせてから吐き出します。

口の中でクチュクチュとさせることで、洗口液に含まれている成分を口の中全体に行き渡らせることができます。

歯ブラシでは歯と歯の間などを磨ききれないこともあり、そこに虫歯の原因菌などを残してしまうこともあります。

しかしここに、例えば殺菌成分を含んだ洗口液を行き渡らせれば、虫歯の原因菌を殺菌してくれるので、結果的に虫歯の予防につながります。

そのため、虫歯を毎日のオーラルケアで予防したいと考えるのであれば、洗口液を歯磨きとあわせて使うのがおすすめです。

このとき殺菌成分が強ければ強いほど、虫歯の原因菌を殺菌してくれるので、そういったものを選びたくなってしまいますが注意が必要です。

強い殺菌成分を含んだ洗口液は刺激が強いことが多く、使用すると口の中がヒリヒリしてしまうこともあります。

そうなってしまうと使用は控えたほうが良いので、虫歯予防の効果を得にくくなってしまいます。

しかし、殺菌成分が含まれていなくても、虫歯予防に効果が期待できる成分があります。

それは「フッ素」という成分です。

次の項で虫歯予防効果に期待できる、フッ素配合洗口液についてお話ししていきます。

虫歯予防におすすめなのはフッ素配合洗口液!

さまざまな種類の洗口液の中でも虫歯予防におすすめなのは「フッ素配合」の洗口液です。

なぜフッ素配合のものがおすすめかというと、フッ素にはこれからご紹介する効果があるからです。

〈虫歯菌の活動をおさえる〉

虫歯の原因菌は、口の中に残った食べかすの糖質から酸をつくり出します。

この酸が歯のエナメル質を溶かし虫歯へとつなげてしまうので、酸をつくる活動をおさえることができれば、虫歯にもなりにくくすることができます。

〈エナメル質の修復を促す〉

虫歯菌によって酸がつくり出されたら、歯のエナメル質は溶かされてしまいます。

このとき歯からカルシウムやリンも溶け出してくるのですが、フッ素が歯の再石灰化を促進してくれます。

そうすると、溶けだしたカルシウムやリンを歯の表面に戻し、歯のエナメル質の修復をしてくれるのです。

フッ素によって歯質も強くしてくれる!

フッ素の効果はもう1つあるのでご紹介します。

〈歯質を強くする〉

フッ素は歯のエナメル質を、酸に溶けにくい性質にもしてくれます。

そうなれば、虫歯にもなりにくい歯にすることができるでしょう。

これらの効果が口の中で発揮されれば、歯が虫歯になるのを防いでくれますね。

ちなみにフッ素は、歯磨き粉にも含まれていることがほとんどです。

そのため、「歯磨き粉に含まれているのであれば、洗口液までフッ素配合のものを選ばなくても良いのでは?」と思うかもしれません。

しかし、フッ素は水に流れやすい性質を持っているため、フッ素が配合された歯磨き粉を使っても、水ですすいでしまえばフッ素の効果が薄れてしまうことが考えられます。

フッ素の効果をより出したいのであれば、洗口液もあわせて使ったほうが良いでしょう。

次の項から、おすすめのフッ素配合洗口液をご紹介していきます。

おすすめのフッ素配合洗口液をご紹介!

ではここから、おすすめのフッ素配合洗口液をご紹介しましょう。

どちらも市販されているものなので、気になったら試してみてくださいね。

まずは、クリニカから販売されているフッ素配合洗口液からご紹介しましょう。

【クリニカ:フッ素メディカルコート 250ml 】

1日1回使用するだけで、歯のすみずみまでフッ素を行き渡らせることができます。

行き渡ったフッ素は、歯にしっかりとどまるので、歯質を強くしてくれます。

また、例え歯からカルシウムが溶けても、フッ素が再石灰化を促進させるので、虫歯予防に効果が期待できます。

4歳から使用することができるので、家族で使えるのも嬉しいポイントですね。

フレーバーは、子供も使いやすいライチミントです。

ノンアルコールタイプの洗口液なので、刺激が苦手な人も使いやすいことでしょう。

サンスターのフッ素配合洗口液もおすすめ!

続いてご紹介するフッ素配合洗口液は、サンスターのものです。

【サンスター:エフコート 250ml】

こちらもフッ素が配合された洗口液で、虫歯予防に効果が期待できます。

1日1回食後もしくは就寝前に、ブクブクうがいすればOKです。

よく洗口液を使用した後にうがいをしても良いのか、と疑問に感じる人もいますが、特にフッ素配合洗口液の場合は、フッ素が流れてしまう恐れがあるので、うがいはしないほうが良いでしょう。

うがいをしないことで、フッ素を長く口の中にとどまらせることができるので、虫歯予防とともに歯質の強化にもつながりますよ。

こちらも4歳から使用でき、フレーバーは「メディカルクール」と「フルーツ」の2種類あります。

子供がいるご家庭や強い刺激が苦手な人は、フルーツフレーバーがおすすめです。

ぜひご紹介したフッ素配合洗口液も毎日のオーラルケアに用いて、自宅で虫歯予防のケアができると良いですね。

フッ素配合洗口液で虫歯になりにくい歯にしよう!

オーラルケアの代表的なアイテムといえば、歯ブラシと歯磨き粉ですが、虫歯予防を意識するなら洗口液を使うこともおすすめです。

歯ブラシでは届きにくい部分にも、洗口液は行き渡らせることができるので、殺菌成分入りのものであれば、歯に残った菌を殺菌することができるでしょう。

フッ素配合のものも虫歯になりにくい歯にしてくれるので、この機会にフッ素配合洗口液を毎日のオーラルケアに用いてみてはいかがでしょうか。

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