気になる口臭!しっかり歯磨きして口臭改善!その方法とは?
歯磨き 2020.04.18歯磨きがきちんとできていないと口臭の原因に!
ニンニクやネギなど、ニオイが強い食事をしたあと、口臭が気になります。
しかし、ニオイが強い食事をしていないのに口臭が気になることがありますよね。
それはさまざまな要因が考えられますが、歯磨きがきちんとされていない場合が多いと言われています。
「お口の中がすっきりしたら歯磨きは完璧!」と思いがちですが、それではもしかしたら磨き残しがあるかもしれないのです。
のちほどもう少し詳しく解説しますが、使用する歯磨き粉によっては清涼感が強いものがあります。
清涼感の強い歯磨き粉は、「しっかり磨けた!」と勘違いしてしまう原因のひとつなのです。
このようなことを続けていると、磨き残しが歯垢となり、それが口臭の原因になってしまうことが考えられるのです。
そこで、しっかりとすみずみまで歯を磨く方法について次項からご紹介していきます。
歯磨きの落とし穴!磨く方法によっては口臭の原因に!?
歯磨きの際、歯面をゴシゴシ磨いているだけではないでしょうか。
もちろん、それで汚れや歯垢を落とすことができますが、歯面は唾液などが流してくれることもあり自然ときれいになっています。
歯磨きでしっかり磨くべきは、「歯と歯の間」です。
歯と歯の間は意識して磨かないと、汚れや歯垢がどんどんたまってしまいます。
汚れや歯垢がたまっていくと、口臭の原因になってしまうのです。
もちろん、虫歯ができてしまう可能性も否定できません。
そのため、歯磨きの際は歯と歯の間は念入りに磨くことをおすすめします。
その際は、磨く順番を決めて、一定方向に磨いていきましょう。
奥歯は磨き残しが多いので、奥歯の外側から順番に磨いていく方法がおすすめです。
そうすることで、磨きの残しもなくなりますよ。
磨く際は、1~2本ずつを丁寧に磨いていきましょう。
口臭改善に期待!ベーシックな歯磨き方法
口臭が気になったら、歯磨きを丁寧にしっかりと行いましょう。
それではここで、ベーシックな歯磨き方法をご紹介いたします。
①歯ブラシを流水でしっかりと洗う
ただ単に水で濡らすだけではなく、雑菌を洗い流すように指の腹でこするように洗います。
②歯磨き粉を歯ブラシにつける
歯磨き粉は、5mmほどの少量にしましょう。
③奥歯の外側から磨いていく
1~2本ずつずらしながら、丁寧に磨いていきます。
歯面は歯ブラシを垂直に、歯と歯肉の間は斜め45度で歯ブラシを当てます。
奥歯の奥と前歯の内側は、歯ブラシの先端部分を当てて1本ずつ磨いていきましょう。
④うがいをする
のども含め、しっかりとうがいをしましょう。
時間にすると約15秒間ほどが目安です。
使用する歯磨き粉ですが、冒頭で述べたように、清涼感の強いものは磨き残しの原因になることがあります。
そこで、歯磨き粉の選び方についても併せて解説していきます。
しっかり磨ける歯磨き粉の選び方
歯磨き粉は、どのような基準で選ばれているでしょうか。
清涼感の強いものはお口の中がすっきりするので、愛用されている方も多いかもしれませんね。
しかし、清涼感の強い歯磨き粉は磨けた気分になり、磨き残しの原因になってしまうとも言われています。
また、泡立ちが強いものも、しっかりすみずみまで磨けない原因になってしまう可能性もあります。
磨き残しは口臭の元ですから、しっかり磨きたいものですよね。
歯磨き粉を選ぶ基準は、人によって異なります。
歯の着色が気になる方は、「研磨剤」が含まれている歯磨き粉を選ぶといいでしょう。
虫歯予防には、「キシリトール」などの殺菌成分が含まれている歯磨き粉がおすすめです。
ただし、研磨剤の効果が強力な歯磨き粉は、歯磨き方法によっては歯を余計に削ってしまいやすいという側面があります。
また、殺菌成分が含まれている歯磨き粉でも絶対に虫歯にはならないということではありませんので、定期的に歯医者に通うなどして歯のチェックをしてもらうといいでしょう。
口臭改善にデンタルフロス!正しい使用方法とは?
多くの方は毎日歯磨きをする習慣があることと思います。
しかし、デンタルフロスを毎日しているという方は案外少ないのではないでしょうか。
口臭改善には、このデンタルフロスは欠かせないと言っても過言ではありません。
デンタルフロスは、歯磨きでは取り切れない歯と歯の間に挟まっている食べかすを除去することができます。
つまり、口臭をおさえることができるということなのです。
それでは、デンタルフロスの正しい使用方法をご説明いたします。
デンタルフロスはホルダータイプと糸巻きタイプがありますが、使いやすい方を使いましょう。
慣れてきたら、糸巻きタイプの方が経済的ですよ。
◆ホルダータイプ・準備
歯と歯の間にデンタルフロスを当てて、ゆっくりと横に動かしながら入れていきます。
◆糸巻きタイプ・準備
①大体40cmくらいの長さでカットし、左右の中指に糸を巻き付けていき、1~2cmほどの長さを残します。
ゆっくりと横に動かしながら、歯と歯の間に入れていきます。
■ホルダータイプ/糸巻きタイプ・共通
②片側の歯の側面に沿うように、上下移動させて磨きます。
③もう片側の歯の側面にも沿うように、上下移動させて磨いていきます。
④横に動かしながら、ゆっくりとデンタルフロスを取り出します。
⑤最後にお口をしっかりと水でゆすぎます。
歯磨きのたびにデンタルフロスを使用するのは大変と思われるかもしれませんが、就寝前の歯磨きなど、最低でも一日一回は使用することをおすすめします。
間食が口臭の元になる!?
食事以外の時間に、間食をとる機会が多い方は注意が必要です。
少量の間食でも、お口の中は酸性になると言われています。
お口の中が酸性になると、歯が溶けやすくなってしまいます。
歯が溶けやすくなってしまうと、虫歯にもなりやすいのです。
虫歯になったら、そこに食べかすがたまりやすくなり、正しい歯磨き方法でしっかり磨いているつもりでも、完全には除去しきれなくなることが考えられます。
そうすると、残ってしまった歯垢が発酵や腐敗をしてしまい、口臭の原因となってしまうのです。
もちろん、間食をしてはいけないということではないのですが、可能であれば歯垢の発酵や腐敗の原因になる細菌が好む砂糖が多く含まれているものは避けることが望ましいでしょう。
ただし、ちょこちょこ食べやだらだら食べ続けると、その間ずっとお口の中が酸性になってしまいます。
それはやはり虫歯ができやすくなりますから、少量を短時間ですませることを心がけましょう。
口臭の改善には歯磨き+デンタルフロス!だらだら食べもやめよう
食べかすや歯垢などの磨き残しは、口臭の原因になります。
使用する歯磨き粉によっては「磨いた気分」になってしまいますから、自分に合う歯磨き粉を選びましょう。
歯磨きをしっかりした後は、歯と歯の間に残っている歯垢をデンタルフロスで除去することをおすすめします。
また、だらだら食べは結果的に口臭の原因になりますから、間食する際は少ない量を時間をかけずに食べるようにしましょう。