苦手克服!子供が嫌がらないとっておきの歯磨き方法!

歯磨き 2020.02.19
歯磨きが苦手な子供、多いですよね。 歯磨きは毎日欠かせませんから、できれば子供には嫌がらず楽しく歯磨きしてもらいたいものです。 そこで、子供が嫌がらないとっておきの歯磨き方法を伝授します。 毎日の子供の歯磨きに苦労されている方、必見です。

子供はなぜ歯磨きを嫌がるの?

子供が歯磨きを嫌がらない方法をご紹介する前に、まずはなぜ子供が歯磨きを嫌がるのか、その原因について考えてみましょう。

子供が歯磨きを嫌がるには理由があります。

もちろん、イヤイヤ期であればなんでも嫌がってしまいますから、歯磨きも例外ではないでしょう。

イヤイヤ期ではないのに歯磨きを嫌がるのは、どこかのタイミングで歯磨きを嫌なものだと感じてしまったためです。

歯磨きを嫌だと認識してしまっているのに無理矢理歯磨きをしてしまうと、さらに嫌がってしまうことになります。

大人が仕上げ磨きをしているうちは特段問題ないとしても、歯磨きが嫌いなまま自分自身で磨くようになると、歯磨きが嫌だという気持ちから雑に磨いてしまい、磨き残しをしてしまう可能性があります。

そうすると、虫歯などの原因になることも考えられるのです。

そのような結果を招かないためにも、子供が歯磨きを嫌がる原因を突き止めてみましょう。

子供が歯磨きを嫌がる原因

それでは、子供はどのようなことで歯磨きを嫌だと感じてしまうのでしょうか。

その原因を考えてみましょう。

●仕上げ磨きの際に大人が怒る

子供のためだと、仕上げ磨きをしっかりしようと大人は躍起になります。

しかし、子供が動けないように無理やりおさえつけたり怒ったりすると、それだけで子供は歯磨きが嫌になってしまいます。

●仕上げ磨きの力が強い

仕上げ磨きの際、綺麗に磨こうと大人は無意識に力が入ってしまうことがあります。

強く磨くと子供は痛みを感じ、それが嫌がる原因になります。

●口内に異物が入るのが嫌

子供が小さいほどありがちな原因ですが、これまで口内に入ることのなかった歯ブラシを異物と感じ、嫌がることがあります。

●口を開け続けることが嫌

口を開け続けると、大人でも疲れてしまいますよね。

子供も同じですから、そのことが原因で歯磨きが嫌になってしまうことがあります。

また、口を開けていると唾液がたまって息苦しくなり、歯磨きが嫌だという子供もいるようです。

それでは次項より、子供が嫌がらない歯磨き方法をご紹介していきます。

子供が歯磨き好きになるかも!その方法とは?

嫌がる子供に、無理矢理歯磨きさせるのはこちらとしても気がすすまないものです。

できることなら、子供には歯磨きが好きになってもらいたいですよね。

そこでおすすめなのが、子供が楽しめる歯磨きツールを活用する方法です。

まずご紹介するのが、「歯磨きアプリ」です。

スマートフォンやタブレット端末では、いろいろな歯磨きアプリを試すことができます。

ある歯磨きアプリのゲームを例に挙げてみましょう。

まず、端末のカメラに子供の顔を取り込んで、その状態のまま歯磨きをさせます。

そうすると、歯ブラシの動きに合わせて、ゲームの中のモンスターを倒すことができるのです。

いろいろな角度で磨くほど、より攻撃力も上がりますから、楽しんで歯磨きを行うことができるでしょう。

まだゲームができないような小さな子供の場合は、人気キャラクターの歯磨きの歌を聞きながら楽しく歯磨きできるアプリもありますよ。

次にご紹介するのが「歯磨き動画」です。

歯磨き動画も、スマートフォンやタブレット端末でみることができます。

「歯磨き中は動画OK」とルールを決めれば、動画みたさに毎日しっかりと歯磨きを行ってくれるようになるかもしれません。

スマートフォンやタブレットはちょっと…ということであればこの方法!

近年ではスマートフォンやタブレット端末はかなり普及してきていますが、子供が小さなうちはまだ使わせたくないとお考えの方も多いことでしょう。

その場合は、「歯磨き絵本」がおすすめです。

絵本では、どのようなことをしたら虫歯ができるのかや、おいしいものをたくさん食べるためには歯磨きが大切なのだとわかりやすく説明してくれています。

また、絵本に描かれているわかりやすいイラストで、子供が歯磨きの必要性を感じやすくなるかもしれません。

中には「仕掛け絵本」もありますから、仕掛けを子供と一緒に楽しみながら読んであげると歯磨きが習慣づくことも期待できます。

歯磨き絵本は実にたくさんの種類がありますから、絵本選びの段階から子供の意見も聞きつつ、好みのものを選べるといいですね。

スマートフォンやタブレット端末、絵本などのツールではなく、歯磨きの道具を子供に選ばせてみるのも方法のひとつです。

次項でお話ししていきます。

子供自身に歯ブラシや歯磨き粉を選ばせるのもひとつの方法!

歯磨きを少しでも楽しい時間に変えるために、子供自身に歯ブラシや歯磨き粉を選ばせるという方法はいかがでしょう。

どのような子供も好きなキャラクターがあるでしょうから、そのキャラクターが描かれている歯ブラシを一緒に購入してみましょう。

たったそれだけのことでも、子供は嬉しくて歯磨きをしてくれるようになるかもしれません。

また、歯磨き粉も子供の好きなものにすることをおすすめします。

歯磨き粉にはペーストタイプやジェルタイプのもの、また、フレーバーも多くあります。

例えば、歯磨き粉が泡立つのが苦手であればジェルタイプにしてあげましょう。

ジェルタイプのものであればそこまで泡立たず、さらに仕上げ磨きもしっかりと磨くことができます。

フレーバーはイチゴやブドウ、メロンなどの定番はもちろん、バナナやラムネ、コーラなどの特徴あるものもありますから、楽しんで選ぶことができそうですね。

子供が歯磨き好きに!今すぐできる簡単な方法!

子供が歯磨きを嫌だと感じてしまうには、何かしら原因があります。

子供を歯磨き好きにするにはその原因を突き止め、解決するのがもちろんいい方法なのですが、歯磨きを親子のスキンシップ時間と考えてみてはいかがでしょう。

子供はほめられることが大好きです。

どんなに小さなことでも、できたら大げさにほめてみましょう。

例えば、「大きく口を開けられた」「上手にブラッシングできた」など、子供ができたことをたくさんほめるのです。

ほめるときは、抱っこしてあげたり抱きしめてあげたりするとより一層子供が喜びます。

そうすることで、子供は嬉しくなり、歯磨きに対する意識が変化するきっかけになるかもしれません。

もちろん、歯磨きのときに大人が怖い顔をするのはNGです。

イライラしているとしても、やさしい笑顔で歯磨きを行うよう心掛けましょう。

たったそれだけのことでも、「歯磨きは嫌なものではない」と認識してくれるきっかけになることでしょう。

とっておきの方法で歯磨き嫌いを克服!

歯磨きは、毎日欠かすことのできない大切な習慣です。

歯磨きが嫌いになってしまったことには理由がありますから、その原因を突き止めて解決策を考えましょう。

そして、歯磨きが苦手な子供でも、ここでご紹介したいくつかの方法を試すことで、歯磨き嫌いを克服してくれるかもしれません。

子供が歯磨き嫌いでお困りの方は、ぜひ試してみてくださいね。

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