口角を上げるには割り箸を使用したトレーニング方法が一番!
美容 2019.04.12口角が下がっていることによるデメリット
口角が下がっている人というのは、割り箸のように一直線の口か、への字の口になっている人のことを指します。
そのような人は多くの場合、人から不機嫌に見られたり、疲れているように見られたり、実年齢よりも老けているように見られてしまいます。
特に、人から不機嫌だと思われてしまうことは、ビジネスにおいて極めて不利に働きます。
もし、仕事の相手先の人が不機嫌そうに現れたらどう感じるでしょうか?
おそらく、多くの人が思わず委縮してしまうでしょう。
これでは、ビジネスが円滑に進むとは思えません。
人は初対面の印象を3~5秒の間に、視覚で55%、聴覚で38%、話す内容で7%で判断すると言われています。
つまり、他人に対する印象はその人の見た目が大きく影響を及ぼすということです。
また、これはビジネスの場においてのみ言えることではありません。
プライベートの場でも同じことが言えます。
ビジネスもプライベートも充実したものが送りたいのならば、色々な小手先を用意するよりも、まずは口角を上げることから始めましょう。
口角を上げることによるメリット
口角を割り箸のように一直線もしくは、への字の状態から引き上げることによるメリットを3つ紹介します。
まず1つ目は、相手に対して好印象を与えます。
口角の上がった顔は、表情が明るく活発に見え、同性の目からも異性の目からも魅力的に映るのです。
次に2つ目は、精神が安定し、常に理知的に振る舞えるようになります。
心からの笑顔でなくてもとりあえず口角を上げて笑顔を作ると、脳が「自分は幸せで笑っているのだ」と誤解し、セロトニンという脳内伝達物質を分泌します。
これは、人に幸福感を感じさせるもので、通称「幸せホルモン」と呼ばれており、心の安定に大きく関わるものです。
ビジネスではいいことばかりではなく、心が乱されるようなことが沢山起こることと思います。
そんな時に意識的に口角を上げるだけで、心の平静を取り戻し、理知的なビジネスマンに戻れるのです。
そして、最後に3つ目は、周りの人間も笑顔にします。
笑顔の人を見ることは気分がいいものですが、ただ単にそういった理由だけではありません。
人間には無意識に他人を見て同じ動きをする性質があるため、これにより、職場の人間や取引先の人間さえもあなたの影響を受け、笑顔の輪が広がっていくのです。
口角が下がる原因とは?
口角が下がる原因は、口周りの筋力の低下です。
口周りの筋力の低下の原因はいろいろありますが、おおよそ4つだと考えられます。
1つ目は、加齢です。
誰でも加齢によって全身の筋力は低下していきますから、口周りの筋肉もその例外とは言えません。
2つ目は、普段から無表情で過ごしていることです。
人と話をしている時以外に笑顔になれというのも難しいことだと思いますが、口角が綺麗に上がっていて笑顔が素敵な人は、1人の時でも少し口角が上がっているものです。
だから、明るい・話しやすいという印象を人に抱かれるのです。
3つ目は、普段からよく噛まないで食事をしていることです。
よく噛まないということは、口の動きがもっとも力強く動くはずの食事の時間に、口の動きをさぼっていると言えます。
これでは、徐々に口周りの筋肉が低下してもおかしくありません。
4つ目は、無意識に口呼吸をしてしまっていることです。
無意識の状態でする呼吸が口呼吸ということは、常に口が開いているということです。
口をしっかりと閉めるには、常に閉めようとする力を働かせなければなりません。
しかし、常に口が開いているいということは、その力を使っていないということになり、口周りの筋肉はどんどんと衰えていってしまいます。
至急、割り箸を使って口角を上げるトレーニングをしましょう。
口角を上げるために人間の口周りの筋肉について知ろう!鍛えるには割り箸が効果的?
口の周りの筋肉には、大頬骨筋(だいきょうこつきん)、小頬骨筋(しょうきょうこつきん)、口角下制筋(こうかくかせいきん)、上唇挙筋(じょうしんきょきん)、口角挙筋(こうかくきょきん)、口輪筋(こうりんきん)、上唇鼻翼拳筋(じょうしんびよくきょきん)、下唇下制筋(かしんかせいきん)、頬筋(きょうきん)、オトガイ筋という10種類の筋肉が存在しています。
しかし、それら全てが口角を上げるのに関係する筋肉というわけではありません。
その中でも口角を上げるのに重大な役割を果たしている筋肉が口角挙筋と口輪筋です。
口角挙筋は口角を上げるのに使われる筋肉で、口輪筋は口を閉じたりすぼめたりするのに使われる筋肉です。
その2つの筋肉を鍛えると、口角が自然に綺麗に上がる口元になります。
そして、その2つの筋肉を鍛え、口角を上げられるのが割り箸を使ったトレーニングなのです。
割り箸を使った口角を上げるトレーニングの方法
それでは、割り箸を使った口角を上げるトレーニングの方法について説明をしていきます。
①割り箸を口に横一直線になるようにしてくわえます。
②口にくわえたまま、口角を上げることを意識して、口を思い切り「い」の形にします。
③その状態を30秒~1分間保ち続けます。
そして、これを3回行います。
慣れてきたら、徐々に4回、5回と増やしていくと、さらにいいです。
最初はかなりきついと感じます。
しかし、素敵な笑顔になるために頑張って続けましょう。
継続がなによりも大事です。
ご飯のあとは必ずやるというように、何かとセットにして習慣づけることをおすすめします。
そうすれば絶対に忘れず、確実に習慣づけられ、着実に素敵な笑顔になれます。
また、この時の口の形もしっかりと覚えておいてください。
そして、実際に相手に向けて練習の成果を見せる時には、この時の口角の形や上がり具合を思い出して、再現するようにして口角を上げるのです。
もし、とっさの時に再現できるか自信がない時は、人気のないところやトイレの個室の中でもいいので、自分のボールペンや人差し指などで代用をして感覚を思い出してください。
毎日しっかりと割り箸で口角を上げるトレーニングをしていれば、すぐに感覚を思い出し、最高の笑顔を実践できるはずです。
割り箸以外を使った口角を上げるトレーニングの方法
割り箸を使うことが最も口角を上げるのにやりやすく効果も感じやすいのですが、他にもおすすめしたいトレーニング方法があるので説明いたします。
それはペットボトルを使ったトレーニングです。
ペットボトルを使った口角を上げるトレーニングは2種類あるので、まずは1つ目のトレーニング方法から説明します。
①500mlのペットボトルを用意し、およそ100ml水を入れます。
②そのペットボトルを歯は使わないで唇の力のみでくわえて持ち上げます。
③その状態を10秒間保ち続けます。
そして、これを3回行います。
割り箸のトレーニング同様に、このトレーニングも慣れてきたら、4回、5回と増やしていくともっといいでしょう。
次に、2つ目のペットボトルを使ったトレーニング方法について説明します。
①空のペットボトルを歯は使わないで、唇の力だけでくわえます。
②ペットボトルがへこむまで息を大きく吸い込みます。
③この状態を10秒間保ち続けます。
④その後、息を吐いてペットボトルの中に吐き、ペットボトルのへこみを元に戻します。
そして、これを3回繰り返します。
割り箸のトレーニングや、1つ目のペットボトルのトレーニングと同様にこれも慣れてきたらどんどんと回数を増やしていくことをおすすめします。
口角は割り箸を使ったトレーニングによって上げられる!
口角は、これまでの自分の生活環境によって下がってしまったと言えます。
しかし、それも割り箸などを使ってトレーニングをすれば改善が見込めるでしょう。
誰もが子供の頃は口角が全力で上げられた笑顔をしていました。
今からだって、きちんとトレーニングをすれば、子供の頃の笑顔にだって負けない素敵な笑顔になれるようになります。
食後のトレーニングを習慣化し、素敵な笑顔を取り戻しましょう。