口角を上げるトレーニングでほうれい線は改善できる?

美容 2019.04.06

年齢が進むにつれて女性の中にはほうれい線が気になりだす方が多いと思います。

若いころのピチピチな肌は、将来的に見る影もなくなりほうれい線とシワによって加齢臭すら匂わせる顔をどうにかしたいと思うものです。

そこでほうれい線にまつわる対策や、よくいわれる口角を上げるのは正しいのかなどについて、ご紹介します。

口角を上げるとしわになるってホント?ほうれい線ができる原因

よく女性の悩みとしてあがるほうれい線は、実際、どのくらいの人が悩んでいるのでしょうか。

調べてみると、5割を超える中年期以降の女性がほうれい線を気にしているのです。

これは、多くの女性の悩みの共通点であり、女性の加齢が進むにつれてその割合は増し、悩みでなくてもほうれい線ができてしまっている人はかなりの割合になることが予想されます。

では、そもそも、こうしたほうれい線はなぜできるのでしょうか。

ほうれい線には、実は段階というものがあります。

つまり、本当にほうれい線になったものとそうでないものです。

例えば、口角を無理に上げることでできるしわがほうれい線というわけではありません。

時間が経過してもはっきりと線として出ている場合、それがほうれい線として確立します。

特に、真性のほうれい線と呼ばれる、もうはっきりと線となってしまった場合、医療的対処をしなければトレーニングやマッサージをしてもほうれい線が完全に消えることはないようです。

原因は、肌の断層に刻み込まれた溝にあります。

真性のほうれい線になるのは溝が刻み込まれることで起こるのです。

肌の乾燥がほうれい線を目立たせる!

ほうれい線になる経緯がわかったところで、線の溝が肌に生じる要因には複数あります。

よく知られているのは加齢によって肌のハリが失われてしまうことです。

線がはっきりくっきりと出るためには、時間が必要ですが、肌の状態いかんではスピーディにほうれい線になることがあります。

若い年代で線が見えるようになる人は、特にその辺りが要因となっています。

また、口角を上げることで、肌の乾燥状態や肌が薄く見える人はほうれい線が目立つという悪循環が生じることになります。

肌の乾燥を防ぐためにはいくつかの方法があります。

まず、夏場のエアコンの調整です。

暑い日は特に乾燥しますし、冬場と比べてもエアコンの直接の冷気は肌を非常に乾燥させます。

また、肌の状態が不健康だと、表面の角質がトラブルを起こし、乾燥しやすくなることももちろんあります。

顔の筋肉のコリをほぐそう!

年齢でほうれい線ができてしまう要因の一つに、顔のコリがあげられます。

口角を上げるようなトレーニングをしていてもほうれい線ができてしまったという人の中には、顔のコリに気づいていない人がいます。

すでに説明したほうれい線のできる段階の中で、線になりやすいのはコリです。

皮膚が筋肉のコリによって緩み、歪みとなって皮膚が内側に線で沈んでいきます。

その状態がずっと続いていると、知らず知らずのうちにほうれい線ができていたということになるわけです。

では、過程を詳しく説明しましょう。

そもそも、筋肉がたるむと何がいけないのでしょうか。

まず、表情がしっかりと作れなくなります。

無理に口角を上げてしまうのでその分、線が深くなります。

皮膚は筋肉によって引っ張れられますから、全体の皮膚の動きがそれにあわせてしわを作ることになります。

後は上述したように、線ができる内側への沈没が皮膚の断面で起こるといった具合です。

肩が凝ると、余計な力が状態にかかりますし、腰では背中に大きな負担をかけることがあります。

しかし、見た目を意識する人が少ないので、凝りやすい部分の見た目は余り気にされないのです。

体の部位同様に、コリが生じることで、顔の筋肉はこわばり、スキマに肌がシワをよせるというわけです。

口角は上げる?それとも上げないほうがいい?

ほうれい線を直すためにいろいろな情報が公開されているのが現在のネット社会です。

中には、顔のトレーニングと称して、表情筋を鍛えるためのメニューがほうれい線としてあげられていることがあります。

顔の表情筋を鍛えることで生じるトレーニング効果は、顔の雰囲気や見た目の印象を大きく変えることができます。

よくあるのは声を出しながら口を動かすフィットネスです。

その際に口角を上げて表情を作るというのもあるでしょう。

顔の表情筋はかなりの数が張り巡らされていて、その人の顔の表情を形作っています。

表情を動かしてみるとわかるように、よく改善される場合もあれば悪い部分が目立ってしまうということもなくはありません。

しかし、実際は筋肉を鍛えることとほうれい線が消えることの結びつきは薄いとされています。

むしろ口角周りの筋肉や皮膚を上げることでほうれい線を助長することすらあるなど、肌の状態がわからずにむやみにトレーニングをしてしまうと、線をより深く刻み付けてしまうことも考えられるのです。

口角を上げるだけじゃない!表情トレ&マッサージでほうれい線を予防

ほうれい線は完全にできてしまう前に予防をすることが対策としては効果的です。

予防方法はさまざまな人によって提唱されているプログラムがありますが、どれにも共通しているのはほうれい線にならないような表情で顔の筋肉をほぐしたりマッサージを行うなどの物理的な方法です。

口角を上げるだけの安易な方法に頼ることなく、真性のほうれい線にさせないためにできるものです。

特に口周りの筋肉や頬は、筋肉や肌にトラブルが生じやすく、加齢とともにその可能性は高まります。

筋肉をほぐし、できる限りほうれい線からほっぺたの筋肉を上げる形で維持できるトレーニングやマッサージが有効になります。

ただほっぺたを持ち上げて口角を上げるなどやり方によって効果をあげるものもあります。

ヒアルロン酸でほうれい線を改善!

ほうれい線改善において、ヒアルロン酸を使用することは二つの意味を持ちます。

一つは、使用者の肌の乾燥を防いで、ほうれい線を予防すること。

もう一つは、ヒアルロン酸を皮膚に注入することでほうれい線自体を消すための治療的なものです。

前者は口角を上げることで生じるような線をできる限り予防する形で乾燥対策を行うものです。

後者は、手術や施術によって、肌にできた溝そのものを回復するものです。

ほうれい線は肌のたるみが線となって深層にまで身時が刻まれることなので、その皮膚を回復することで線のあとを緩和することにつながります。

もちろん、乾燥を防ぐヒアルロン酸や日常の生活習慣や食事内容、睡眠や暮らしている環境をしっかりと行います。

ストレスを抱えやすい現代社会で、顔だけに限らず日々の運動や睡眠の質をしっかりと行えるかどうかでこの先の肌年齢や加齢の進行具合も軽減されることがアンチエイジングにおいても示唆されています。

ほうれい線を予防し解消するためには、ほうれい線の仕組みと原因を知った上で適切に対処することです。

特に大事なコリ解消と顔の表情をしわにならない程度に維持することが長期的予防法となります。

ポイントは頬を持ち上げることです。

生活に気をつけてほうれい線対策を

ほうれい線の原因は表情や普段の肌のたるみにあり、コリやたるみを防いで予防します。

生活は規則正しくリラックスできるようなものにすることでストレスを減らし、肌や顔の筋肉への負担を減らすことでほうれい線対策につながります。

日々の生活習慣を見直し、ストレスをためないことは、美容全般においても必要不可欠なことです。

体の部分部分での対策がばらばらになるのではなく、美容と肌の若々しさ、そして肌全般のトラブル解消を目指していきましょう。

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