口角を上げると印象が変わる?そのトレーニング方法をご紹介

美容 2018.09.29

口角と顔の印象は関係が深い!口角による表情の違い

たとえ顔が整っている人でも、表情によっては良くない印象を与えてしまうものです。

人の顔の表情というのは、口角によって見え方が違ってきます。

口角が上がっている人と下がっている人とでは、表情の見え方にどのような違いがあるかを比べてみましょう。

【口角が下がっている人】

・不機嫌に見えてしまう

・年齢よりも老けて見えてしまう

・怒っているわけではないのに怒っているように見える

・暗い印象を受ける

【口角が上がっている人】

・いつも笑顔で穏やかな印象を受ける

・元気で活発な人に見える

・明るい印象を受ける

口角の上がり方の違いによって、このような表情の印象を相手に感じ取られることになります。

そして、口角が下がることによって、上記のような悪い印象を与えるだけではなく、顔自体に次のような悪影響を及ぼしてしまう恐れがあります。

・顎の肉がたるむ

・フェイスラインが崩れる

・頬がたるんでくる

・目の下もたるんでくる

これらのように、顔の各部分がたるんでしまうので、余計に老けた印象を持たれてしまうことでしょう。

そのようなたるみを防ぐためは、口角を上げる効果の期待できる様々なトレーニング方法がありますが、その方法をご紹介する前に、口角が下がってしまう原因などについてのお話をしていきましょう。

口角が下がってしまう原因とは?

口角が上がり、明るくイキイキとした印象の人もいるのに、口角が下がって良くない印象を与えてしまう人は、どのようなことが原因なのでしょうか。

口角が下がってしまう原因の一つとして、「口角を上げる筋肉の衰え」が挙げられます。

人間の体は、何のトレーニングもしないでいると、年齢を重ねるにつれて筋肉が衰えてきます。

それと同様に、顔の筋肉というものも、あまり使われていないと衰えることになります。

日常生活のなかで、表情が乏しく、無表情でいることが多い人は、顔の筋肉が衰えて口角が上がりにくくなりがちです。

特に、現代社会では、スマホやパソコンなどの機器を扱うことが増え、無表情でいる時間は長くなっていることでしょう。

そのため、顔や口の周りの筋肉が衰えていき、口角が下がる傾向にあります。

また、口角が下がる原因として、「姿勢」も関係していると考えられます。

下ばかり向いていると、首にある広頚筋に力がかかることで縮み、それにつながっている口角下制筋も下に引っ張られてしまいます。

口角下制筋の口角を下げる力が働き、口角が上がりにくくなってしまいます。

下を向いて歩いていること自体、明るい印象は持たれない上に、口角が下がることにより、さらに良くない印象を与えることになっていきます。

その他にも、口角が下がる原因として、「食事の際の噛む回数が少ない」「口呼吸」をしているなどが考えられます。

どの原因にも共通していることは、口の周りの筋肉の衰えによるものだということです。

口角が下がる原因がわかったところで、次章では、顔の筋肉についてのお話をしていきます。

口角を上げるために表情筋を使おう!顔の筋肉について

口角が上がるか下がるかは、顔の筋肉である「表情筋」の使われ方によって変わってきます。

表情筋と言っても、顔にはとてもたくさんの種類の筋肉がありますので、ご紹介していきます。

・後頭前頭筋

・鼻筋(上唇鼻翼挙筋、鼻中隔下制筋)

・眼輪筋

・口筋(頬骨筋、笑筋、上唇挙筋、口輪筋、口角挙筋、口角下制筋、下唇下制筋、頬筋、オトガイ筋)

・舌筋(舌骨舌筋、オトガイ舌筋)

これらはその一部で、細かく種類を分けていくと、35種類以上の筋肉があるとされています。

そのなかでも、口角に関係してくるのは、「口筋」と「舌筋」です。

そして、「口筋」のなかでも、特に口角と密接な関係があるのは、口輪筋です。

若々しくなるために、口角を上げたいという場合には、口輪筋のある「口筋」を鍛えていくことが必要です。

それでは、次章から、日常生活のなかで簡単にできる、口角を上げるトレーニングのやり方をご紹介していきます。

トレーニングで表情を変えよう!口角を上げる方法①

口角を上げるためのトレーニング方法には、様々な種類の方法がありますが、そのなかでもおすすめのトレーニング方法をご紹介していきます。

【風船トレーニング】

このトレーニングによって、頬の筋肉でも唇に近い部分を鍛えることが可能です。

①口を閉じて、空気をためて風船のように口をふくらませる

②右の頬に空気をためてふくらませ、5秒間キープする

③左の頬に空気をためてふくらませ、5秒間キープする

④鼻の下(上唇の内側)に空気をためてふくらませ、5秒間キープする

⑤下唇の内側に空気をためてふくらませ、5秒間キープする

この動作を「3回」繰り返します。

【割り箸トレーニング】

割り箸トレーニングは、頬の筋肉を効果的に鍛えることが可能になります。

唇がプルプルしてしまったら、筋肉が衰えている証拠でしょう。

①割り箸をしっかりと奥歯でくわえる

②くわえたまま、口を「い」の形にして口角を自分が限界だと思うところまで上げる

③その状態で30秒間キープする

④10秒間休む

この動作を「3回」繰り返します。

この二つが基本的なトレーニング方法となります。

いつでも簡単に行なうことができるので、ぜひ試してみてください。

トレーニングで表情を変えよう!口角を上げる方法②

口角を上げるためのトレーニング方法は、前述したものの他にもたくさんあります。

そのなかから、簡単に行なうことができるトレーニング方法をご紹介します。

【いういうトレーニング】

①上下の歯を軽く合わせ唇を閉じる

②口を「いー」という形にして、口角をゆっくりと上げ、上がりきったところで5秒間キープする

③口を「うー」という形にして、唇を前へゆっくり突き出し、これ以上前に出ないといったところで5秒間キープする

この動作を「3回」繰り返します。

【唇巻き込みトレーニング】

このトレーニングでは、唇に近い筋肉を鍛えることが可能になります。

唇のまわりに痛みを感じたら、きちんとできていると言えます。

①口を軽く閉じ、上唇と下唇を口の中に巻き込み、唇のピンクの部分が見えないようにする

②あごを軽く引き、唇を「U字」にするつもりで口角を引き上げ、10秒間キープする

③ゆっくりもとに戻す

これを「2回」繰り返すのを1セットとし、一日のなかで「10セット程度」行います。

どちらの方法も道具を使わず、休憩時間などのちょっとした合間にも行なうことができますので、ぜひ試してみましょう。

口角を上げるトレーニングのメリットはこんなにある!

口角が下がっていると、暗い印象や老けた印象を与えてしまいますが、口角を上げるトレーニングを行なうことにより、次に挙げるようなメリットを感じるようになるでしょう。

【明るい印象を与えることができ、人脈も広がる】

暗い印象のある人よりも、明るい印象の人の方が近づきやすいものです。

また、明るい笑顔の人は周りの人も明るくすることができます。

口角を上げ、明るい印象を与えることで、ビジネスチャンスも舞い込んでくることも期待できるでしょう。

【口角を上げることにより、発声がしやすくなる】

口角が上がることによって、口腔内で声が響きやすくなるために、声の通りや滑舌も良くなり、発声がしやすくなります。

口角を上げて気持ちが明るくなることにより、必然的に声も明るくなるものです。

実際にボイストレーニングなどでも、口角を上げるトレーニングが行なわれています。

【顔の筋肉を鍛えることで、美容効果も期待できる】

口角を上げ、笑顔になることにより、顔の筋肉が鍛えられます。

そのことにより、表情筋が鍛えられ、顔を引き締める効果があるので、しわやたるみ、ほうれい線の予防や小顔効果も期待できるようになるでしょう。

これらのように、口角を上げるトレーニングを続けることによって笑顔になりやすくなると、メリットがたくさんありますので、ぜひできるものからチャレンジしてみることをおすすめします。

口角を上げて笑えるように表情筋を鍛えよう!

毎日、スマホやパソコンばかりに向かっていると、表情もなくなり、口角が下がってしまいます。

誰かと笑いながら楽しく会話をしていれば、自然に表情筋も鍛えられるでしょう。

しかし、あまり人と会って話す機会がないという方は、今回ご紹介したような、簡単にできるトレーニング方法を習慣にして、自然と口角が上がるように心がけていきましょう。

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