加齢臭は女性も起こる!加齢臭に特化した石鹸でケアしよう!
加齢臭 2020.02.15男性・女性に関係なく起こる加齢臭
はじめに、加齢臭とはいったいどんなものなのかをお話ししましょう。
体臭の原因は汗や皮脂などですが、加齢臭と呼ばれるニオイの原因は、年齢を重ねるごとに増えていくパルミトレイン酸が酸化したり分離することで発生します。
この原因物質は「ノネナール」といって、男性女性問わず40歳を過ぎたころから増えてくるようです。
油臭いような枯葉のような独特なニオイですよね。
加齢臭というと男性をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、女性も安心していられません。
では、加齢臭は身体のどこから臭ってくるのでしょうか。
加齢臭は、主に上半身から臭ってきます。
・頭
・耳のうしろ
・首のうしろ
・胸元
・脇
・背中
こうして見てみると、汗をかきやすい部位であったり、皮脂の分泌量が多い部位ということが分かりますね。
自分では気づきにくいところでもあるため、念入りにケアしていくことがポイントです。
それでは加齢臭を防ぐ方法と、加齢臭を抑える石鹸について見ていきましょう。
女性は髪の毛を結って加齢臭が発生しやすい部分を洗おう!
加齢臭の原因物質、ノネナールを発生させないためには、加齢臭が発生しやすい部分を清潔を保つことがポイントです。
入浴の際は、加齢臭が発生しやすい部分を意識してしっかり身体を洗っていきましょう。
耳や首のうしろ、背中も忘れずに洗いましょうね。
髪の毛が耳にかかる女性は、髪の毛を結っておくと洗いやすいでしょう。
しかし、毎日石鹸やボディソープで身体を洗っていてもニオイが気になる場合もあります。
こうした場合は、加齢臭に特化した商品に変えてみてはいかがでしょうか。
一般的な石鹸やボディソープは身体の汚れを落としても、加齢臭の原因物質であるノネナールを抑える効果は期待できません。
加齢臭が気になるときは加齢臭に特化した石鹸やボディソープで体を洗い、ノネナールを減少させていきましょう。
洗浄効果のある石鹸で加齢臭を抑えよう!
加齢臭を抑えるためには、殺菌成分と消臭成分を配合している製品を選んでいきましょう。
また、洗浄効果の高い石鹸は肌がかさつくこともあるため、乾燥肌の女性は保湿成分を含んでいるものがおすすめです。
▼ペリカン石鹸:柿渋ファミリー石鹸
柿の渋み成分であるカキタンニンと、カテキンを含むお茶から抽出したチャ葉エキス配合の石鹸で、加齢臭の元となる汚れを落とします。
男性女性、そして年齢を問わずに使える石鹸です。
カキタンニンは保湿成分でもあるため、しっとりとした洗い上がりですよ。
▼マックス石鹸:柿のさち 薬用柿渋石鹸
防臭作用が高い柿渋エキスをはじめ、ニオイを防ぐ7つの厳選成分が配合されています。
きめ細かな泡でニオイの原因を洗い流し、加齢臭を抑えられる石鹸です。
▼ジャパンギャルズSC:エテルノ 柿渋石鹸
柿タンニンと茶カテキン、ユーカリエキス配合で加齢臭を抑えます。
さらに保湿成分配合なので、肌に必要な皮脂を残しながらしっとりと洗うことができる石鹸です。
正しい石鹸の使い方と保管方法
ニオイを防ぐ成分を配合した石鹸で、ニオイケアしていきましょう。
ただし、石鹸で身体を洗うときに、直接皮膚につける洗い方は逆効果となります。
加齢臭を防ぐ石鹸は洗浄成分があるため、直接皮膚につける洗い方では乾燥を招いてしまうからです。
肌トラブルを起こさないためにも、正しく石鹸を使いましょう。
【石鹸の正しい使い方】
①きめ細かい泡を作るため、泡立てネットなどを使って石鹸を泡立てていきます。
②泡立てた泡を手にとり、加齢臭が発生しやすい部位を中心に洗っていきましょう。
手が届かない背中などは、肌にやさしい綿のタオルなどで洗ってみてください。
③洗い残しがないように、お湯をかけましょう。
使い終わった石鹸はそのままにしておくと溶けやすいため、保管方法にも気をつけなければなりません。
【石鹸の保管方法】
①石鹸を使い終わったら、一度水を掛けて洗い流します。
②洗い流したら軽く水分を拭き取りましょう。
石鹸置きの水分も拭き取っておきましょうね。
固形石鹸が溶けると長持ちしなくなるだけでなく、雑菌も繁殖しやすくなります。
すると、雑菌だらけの石鹸で身体を洗うことになってしまうため、石鹸を保管する際は水洗いと乾燥がとても大切なのです。
加齢臭を抑える石鹸と、石鹸の使い方についてお話ししました。
続いて、もっと手軽にニオイケアをしたいという女性に向けて、加齢臭を抑えるボディソープをご紹介します。
ボディソープでケアしたい女性におすすめの商品は?
石鹸で毎日身体を洗うのは面倒という女性は、加齢臭を抑えるボディソープを活用してみましょう。
おすすめの商品をいくつかご紹介します。
▼マックス石鹸:柿のさち 薬用柿渋ボディソープ
防臭作用が高い柿渋エキスをはじめ、ニオイを防ぐ6つの成分が配合されているボディソープです。
石鹸タイプよりもやや消臭率は下がりますが、柿渋エキスで加齢臭を防ぎます。
▼株式会社ソーシャルテック:クリアネオ ボディソープ
洗浄成分と保湿成分を配合し、ユーカリの香りで加齢臭をケアします。
品質にもこだわっており、合成着色料・鉱物油・石油系乾麺活性剤・シリコーン・動物由来原料・パラベン・合成香料が無添加です。
子供から大人まで使える、ボディソープですよ。
▼デオシーク:ボディソープ
高い殺菌効果と抑臭成分がありながらも、こだわりの保湿成分配合で優しく洗いあげます。
乾燥肌の女性にもおすすめです。
石鹸で洗っても改善しない場合は洗濯方法を見直そう
加齢臭に特化した石鹸やボディソープで身体を洗ってもニオイが改善しない場合は、洗濯方法を見直してみてください。
というのも、皮脂の酸化によって発生するノネナールが衣類に染みつくと、一般的な洗濯用洗剤では落としきれないからです。
衣類に染みついた加齢臭を落とすためには、酸素系の漂白剤を使ってみましょう。
加齢臭が発生しやすい首回りや脇の部分など、ニオイが気になるところに酸素系漂白剤をつけます。
バケツなどにお湯を入れて、洗濯用洗剤を溶かし入れましょう。
そこに、酸素系漂白剤をつけた衣類を浸けおきします。
30分から2時間程度浸けたら、洗濯機で洗ってみてください。
もしもこちらの方法で衣類についた加齢臭が取り除けなかったら、介護用の洗剤を試してみるといいでしょう。
介護用の洗剤は、あきらめかけた衣類のニオイを元からすっきり落としてくれます。
洗濯をしても衣類のニオイが気になる女性は、試してみましょう。
ニオイケアで加齢臭は防げる!
気になる加齢臭は、加齢臭を抑える石鹸やボディソープで身体を洗っていきましょう。
石鹸を使うときはよく泡立てて、やさしく洗っていきましょうね。
それでも気になる場合は、衣類に染み付いたニオイが原因かもしれません。
酸素系漂白剤にや介護用の洗剤を活用して、ニオイの元を解決していきましょう。