加齢臭は女性にもある!対策をして臭わない女性を目指そう!

加齢臭 2019.10.11

加齢臭は女性にもあり、40~50代になるとだんだん臭いが気になってくるようです。

男性だけのものと思っていた女性には少々ショックな話ですが、対策をすることで改善できるかもしれません。

女性の加齢臭は女性ホルモンの影響を受けますので、女性ホルモンがどのように作用するかを知っておくと良いでしょう。

女性の加齢臭はどういうものなのか、対策も合わせて確認していきましょう。

対策が必要な女性の加齢臭とは?

加齢臭と言うと中年の男性を思い浮かべがちですが、女性にも加齢臭はあります。

女性は男性よりも清潔にしている方が多いことから、「自分が臭う」ということが信じられないような方もいるかもしれません。

しかし、女性も中年になったら自分が臭っていないか確認することが大切でしょう。

男性女性問わず加齢臭の原因物質は同じで、「ノネナール」という物質によって加齢臭は起こります。

ノネナールは、皮脂に含まれる脂肪酸「パルミトレイン酸」が酸化することで発生します。

そして、酸化には体を酸化させる「活性酸素」が働きます。

そのため、活性酸素が多ければ多いほど加齢臭は発生しやすいと言えるでしょう。

また、加齢臭は、「乳酸」も関係しています。

乳酸を発生させてしまうことによって、加齢臭はさらにひどくなると言われているのです。

加齢臭はどこの部位で臭いやすいかと言うと、「背中・胸」が挙げられます。

皮脂が多い頭部や、脇・首の後ろから臭う場合もあります。

女性にも加齢臭があることが分かった以上、対策を行っていく必要があるでしょう。

女性の加齢臭に関係する女性ホルモンの影響

男性には男性ホルモンがありますが、男性ホルモンには皮脂の分泌を増やす働きがあるため、女性よりも皮脂が多い場合があります。

そして、女性よりも皮脂が多いことに加えて活性酸素が増加することで、男性の加齢臭はひどくなります。

男性の加齢臭のほうが女性よりも注目されやすいのは、男性の皮脂が多いことに関係しているのです。

対して、女性には女性ホルモンがありますが、女性ホルモンには男性にはない活性酸素を抑える力があると言われています。

そのため、女性ホルモンが多い若い世代に加齢臭がないのは、女性ホルモンによって活性酸素が抑えられているからと言えます。

しかし、更年期を迎える中年女性は女性ホルモンが減少しているため、活性酸素を抑える働きは鈍くなります。

このことから、女性でも中年になると加齢臭がだんだんと発生してしまうことが起きるのです。

女性ホルモンが豊富な人ほど加齢臭は抑えられるかもしれませんが、年齢と共に女性ホルモンが減っていく中年女性は加齢臭対策が必須だと言えるでしょう。

女性が加齢臭を感じたら!取り入れてほしい対策

女性が加齢臭を感じたら、加齢臭への対策を行わなければなりません。

こちらでは、加齢臭を起こさないようにする日常でできる対策をご紹介します。

◯夜には湯船につかり、朝シャワーをする

夜にシャワーだけの女性は、皮脂がしっかり取れていない可能性があります。

できるだけ湯船につかり、皮脂を取りやすい状態にしましょう。

朝臭いが気になる方は、朝シャワーを行っても良いです。

◯体は手洗いにする

体を洗う時、ナイロンタオルなどで洗っている方がいるかもしれませんが、それは肌を傷めたり皮脂を取り過ぎて、かえって皮脂の分泌を増加してしまう可能性があります。

体は手で優しく洗うようにしましょう。

その際、手が届きにくい背中は臭い対策のためにも、しっかり洗うことを忘れないでください。

◯汗をかいたらすぐ拭き取る

汗をかいてそのまま放置すると、加齢臭をひどくさせてしまう可能性があります。

お出かけ中でも、汗をかいたらすぐに拭き取る習慣にしてください。

すでに加齢臭がついてしまった服への対策!洗濯はお湯かつけ置きに

加齢臭がついてしまった服は、普通の洗濯ではなかなか臭いが取れないでしょう。

その場合の対策として、まずはお湯で洗ってみてください。

お湯で臭いが取れない場合は、40度以上のお湯に粉末の酸素系漂白剤を溶かし、つけ置きする方法がおすすめです。

つけ置き時間は30~数時間が良いでしょう。

その後は、いつも通り普段の洗剤で洗ってください。

ただ、女性の服はデリケートなものも多いですので、洗濯表示はよくご確認ください。

加齢臭が服につかないようにするには、脱いだらすぐに洗濯することです。

加齢臭が浸み込んだ服を放置すれば菌が繁殖して、臭いがさらにひどくなることが予想されます。

また、放置時間が長くなればその分だけ臭いは取れにくくなり、汚れも定着してしまいます。

特に夏場は汗をたっぷりかいていますので、脱いだらすぐの洗濯は大切なポイントでしょう。

また、汚れ落ちをしっかりさせるよう洗濯槽の掃除も大切です。

洗濯槽は放っておくと菌やカビが繁殖してしまいます。

専用の洗濯槽クリーナーや粉末の酸素系漂白剤を使って、定期的に洗濯槽を綺麗にしておくことをおすすめします。

女性が行いたい加齢臭対策!食事で気をつけたいこと

女性の加齢臭は、食事を気をつける対策で改善していくかもしれません。

まずは、バランスの良い食事を心がけることから始めましょう。

もし普段の食事が肉が多いのであれば、野菜を多く摂るようしてください。

緑黄色野菜は、ビタミンが豊富でポリフェノールも含まれていることが多く、食事のバランスを取るのに役立つでしょう。

また、女性ホルモンと似た作用を持つと言われているイソフラボンを含む食品を多く摂っても良いです。

代表的なものに大豆類が挙げられます。

納豆や豆腐・豆乳などの大豆製品を毎日の食事に取り入れていきましょう。

また、果物やナッツ類はビタミン・ミネラルが豊富に含まれていますので、積極的な摂取をおすすめします。

果物はドライフルーツとしてナッツと一緒におやつで取り入れても良いでしょう。

普段酸っぱいものをあまり食べないような女性なら、梅干しやお酢などのクエン酸を含むものを摂取することも大切です。

ストレスと臭いの関係!ストレスを減らすことで加齢臭対策を

女性だけでなく男性も中年になると、仕事や家庭でのストレスを大きく抱えることが増えてきます。

ストレスは加齢臭を加速させてしまうため、少しでもストレスを減らす努力をしなければなりません。

ストレスが増えれば活性酸素は多く発生してバルミトレイン酸の増加を招き、ノネナールを大量に発生させることでしょう。

ノネナールは加齢臭の直接的な原因ですので、ストレスを発散させるよう心がけることが大切です。

また、ストレスがあるということは、乳酸を増やしてしまうことに繋がります。

乳酸は加齢臭をひどくしますので、疲れをため込まないようにする必要があるでしょう。

対策として、自分がリラックスできる時間を作ることが挙げられます。

好きな音楽を聴いたり、カラオケに行くなど自分に合ったストレス解消法を見つけてください。

適度な運動を取り入れることでも気分がスッキリできるでしょう。

女性にもある加齢臭!

加齢臭はノネナールという物質が原因で、背中や胸から臭いがちです。

若いうちは女性ホルモンの影響で臭いが軽減されていますが、中年になると女性ホルモンによって抑えられていた活性酸素の活動が活発になり、加齢臭を発生させやすくなります。

加齢臭の対策は、湯船につかること、身体は手で洗うこと、汗をかいたらすぐに拭くことが挙げられます。

また、食事をバランスよく摂ったり、ストレスを上手に解消することでも改善できるかもしれません。

ご紹介してきた対策を試して、臭わない女性を目指してください。

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