バスタオルが臭い!臭いの原因対策と乾燥機の必要性について

バスタオル 2019.06.15

毎日洗濯しているのに、なぜかイヤな臭いを発するバスタオル。

乾きにくい冬場、梅雨時でもないのに臭いが取れないのはなぜでしょうか。

洗濯方法や干し方を変えれば、解決するのでしょうか。

臭いの原因とその対策、乾燥機を使うメリット、デメリットなどについてご説明します。

バスタオルが臭い!原因はお風呂の残り湯?!

昨今、水代節約のため、お風呂の残り湯を利用して洗濯する人が増えていますが、そのお湯を使って洗濯する場合には注意が必要です。

夜、お風呂に入った後、洗濯層に洗濯物とお風呂の残り湯を入れて回したまま就寝していませんか。

朝、起きて洗濯物を干す際、何だか湿ったようなイヤな臭いがしませんでしたか。

わたし達は一日の汚れをお風呂に入ることで落としますが、その汚れがたまった残り湯の中にはわたし達の身体から出た垢や汗をエサにする菌がうようよ存在しています。

ちなみに、お風呂の湯を抜かずにそのまま一晩放置すると、菌数は1000倍にも増加すると言われています。

それらの菌を含むお湯で、顔や身体を拭くバスタオルや下着などを洗濯していることを想像してみてください。

清潔にするための洗濯乾燥機なのに、これでは洗濯の意味がありません。

洗濯物から嫌な臭いを発しないよう予防するには、3つの対策があります。

ひとつは、洗濯が終わったら、すぐに取り出し干しておくことです。

もうひとつは、洗濯槽のクリーニングを行うことです。

市販されている洗濯槽クリーナーなどを使えば、簡単に掃除ができます。

最後は、使用していない際には洗濯乾燥機の蓋を開けておくことです。

小さなお子さまやペットがいるご家庭では難しいですが、数時間開けておくだけでも雑菌の繁殖を抑えることができます。

バスタオルが臭い!流行りのドラム式洗濯乾燥機でも臭うのはなぜ?

洗濯後のバスタオルがごわごわになり、布地が固くなったような気がしませんか。

それは、洗濯用洗剤をしっかりすすげていないことが原因かもしれません。

昨今人気のドラム式洗濯乾燥機は節水機能が付いたものがほとんどです。

節水ができる反面、使った洗剤をしっかりすすぎきれていない場合も起こりうるのです。

ただ、ほとんどの場合は洗剤の量が洗濯物の量に対して適切でないと考えられます。

一台で洗濯と乾燥を行ってくれるドラム式洗濯乾燥機は至極便利で、仕事をもつ家庭人にとってはなくてはならない生活家電のひとつですが、バスタオルなどの洗濯物に臭いがある時は洗剤を少なくしてみましょう。

洗剤の量を減らすことで、しっかりとすすぐことができます。

また、早急にバスタオルの臭いを消したい時は、電子レンジを使ってみるのもひとつの手段です。

脱水後のバスタオルを小さく丸め、電子レンジに入れて1~3分ほど加熱します。

電子レンジから出るマイクロ波で雑菌が殺菌され、イヤな臭いを瞬時にとることができます。

綿製のバスタオルをお使いの方は、試してみてはいかがでしょうか。

臭いバスタオルと下着!一緒に洗濯乾燥機で回しても大丈夫?

「臭いのあるバスタオルと綺麗な状態を保ちたい下着を一緒に洗濯しても問題はないの?」こんな疑問を感じたことはありませんか。

お風呂上がりに身体を拭くバスタオルは水気を含みやすく、顔や手を拭くフェイスタオルやハンドタオルに比べ、汚れで臭いやすい傾向にあります。

そんなバスタオルと下着、一緒に洗濯しても大丈夫なのでしょうか。

答えは、イエスです。

衛生面が気になるから別々に洗っている、下着は手洗いと決めている、洗濯乾燥機の手洗いモードを選択するので自然と別々に洗っている、という人も少なくありません。

実は、洗濯用洗剤に含まれている界面活性剤には洗濯物の皮脂や汗などの汚れを落とす作用と、洗濯物に汚れが再付着しないようにする、2つの作用があります。

この2つの作用が、汚れを再付着させないよう働くのです。

ただし、より効果を狙って洗濯用洗剤を多めに入れると、濯ぎ残しになりかねません。

洗濯物の量に合わせて適量入れるようにしましょう。

バスタオルが臭い!部屋干しの後に乾燥機?

昨今、仕事をもつ女性も増えており、帰宅後に洗濯をする人が急増しています。

夜に洗濯機を回すとなると部屋干しになるかと思いますが、バスタオルやシーツなどの寝具は部屋干しして乾かすには少々無理があります。

ある程度の広さがあれば風の通り道になる場所を選べますが、ワンルームではそれも難しく、生乾きのままで再び使用する場面も少なくありません。

そのことを踏まえ、洗剤メーカーは部屋干しに適した洗剤を販売していますが、通常の洗濯用洗剤との違いはどこにあるのでしょうか。

大きな違いは、除菌成分です。

部屋干し用洗濯洗剤には除菌成分が配合されていて、臭いの原因となる雑菌の繁殖を抑える効果が高くなっています。

ただ、だからといって、一度付着した臭いが完全になくなるわけではありません。

雑菌を抑え、臭いを消したい時は乾燥機を利用しましょう。

おすすめは、コインランドリーに置かれている乾燥機です。

高熱で雑菌を抑えることで、臭いの発生が抑えられます。

バスタオルの臭いをとる方法

バスタオルだけでなく、洗濯物に付いた臭いをとるには2つの方法がおすすめです。

ひとつは、臭いの原因となる雑菌の繁殖を防ぐことですが、こちらは前項で触れた通りです。

もうひとつは、皮脂、タンパク質を分解することです。

仕事や日常生活で汗をかくと、下着などの洗濯物に皮脂やタンパク質の汚れが付着します。

このタンパク質を分解してくれるのが、市販の漂白剤になります。

塩素系と酵素系の2種類がありますが、比較的酸素系漂白剤が効果的です。

ちなみに、酵素系漂白剤には粉末タイプと液体タイプがあり、どちらも十分な洗浄力をもっています。

ただし、強い臭いがあるバスタオルなどには弱アルカリ性の粉末タイプをおすすめします。

粉末タイプの分解力は液体タイプよりも優れているため、強い臭いがある洗濯物に適しています。

液体タイプの酵素系漂白剤を使用する場合は、50度前後の湯を洗面器に入れ、1時間ほどつけ置きしておきましょう。

その後、いつものように洗濯乾燥機で洗濯するだけです。

これで、イヤな臭いをなくすことができるでしょう。

主人のバスタオルだけが臭い!なぜ?

家族みんなのバスタオルを同じように洗濯しているのに、なぜか、ひとりだけバスタオルが臭う場合がある。

こんな経験はありませんか。

たしかに男性は、ある年齢に達すると加齢臭なる臭いを発生する人がいます。

しかし、それだけではありません。

そのほかにも、汗臭、体臭、仕事で使用する液剤などの臭いが身体に染みついている場合などが考えられます。

とある臭いに関するネットの悩み投稿欄では、このようなお悩みが投稿されました。

「ある時期から父のバスタオルだけが臭くなり、洗濯剤や柔軟剤を変える、また漂白剤や乾燥機を使用するなどをして洗濯を行いましたが、改善されません。もしかして、何かの病気の前触れではと思い、健康診断を受けるよう強く勧めました」

といった内容です。

なぜ、お父さんのバスタオルだけが臭ったのでしょうか。

この娘さんの悩みが解決したのは、健康診断の結果からでした。

実はある病気が隠れており、医師からの診断は高血糖が下されました。

高血糖による影響は、体臭にもあらわれるようです。

単なる加齢臭、汗臭だと思っていた臭いが、実はある病気が関連することも否定はできません。

お父さんのバスタオルの臭いが気になり始めたら、体調に変化はないかどうか確認してみましょう。

バスタオルが臭い!乾燥機がおすすめ

バスタオルは毎日使うものだからこそ、清潔な状態で使いたいもの。

イヤな臭いを放つ洗濯物を出さないようにするには、常日頃から臭いの原因となる雑菌を増やさないことです。

洗濯乾燥機の洗濯槽にも注意を払い、清潔な状態で洗濯できるよう、注意しましょう。

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