加齢臭対策におすすめのグッズは?男の臭いの原因を探る
加齢臭 2019.06.16男の加齢臭の原因
加齢臭に悩むのは男性ばかりではありません。
昨今は加齢臭で悩む女性も増えており、さまざまな加齢臭対策グッズが売られています。
加齢臭の原因は、ノネナールという臭い物質です。
どのような臭いかと言いますと、プーンとした油臭いような、青臭いような臭いになります。
特に、汗を掻きやすい耳の後ろや首すじ、頭、わきなどの上半身から臭うことが多く、周囲の人に分かりやすいという特徴をもちます。
その臭い物質のノネナールを抑えるには、臭いの元である酸化を抑える成分を摂取することが有効的とされています。
例えば、ビタミンC、E、コエンザイムQ10、ポリフェノールなどです。
また、加齢臭には、身体に疲れが蓄積した際に発生する疲労臭が原因の場合もあります。
「疲れたなー」と感じた時、ふとアンモニア臭が鼻についたことはありませんか。
その臭いが疲労臭と呼ばれるものですが、身体の中から発生するアンモニアが原因です。
ツンとしたアンモニア臭ですので、自分自身でもすぐ気づけるという特徴があります。
これらの臭いを抑えるには、臭いの原因となる物質を発生させないことが必須です。
臭いの原因となる皮脂、ノネナールをスッキリと落とし、身体の酸化を抑えることが重要です。
まずは、毎日の食事、生活習慣を見直しましょう。
補助食品のみの摂取は臭いを増幅!バランスが取れた食事で加齢臭対策
昨今、体型維持のためのダイエットを行う方が増えており、低カロリーのダイエットサポート食が販売を伸ばしていますが、これらの補助食品だけでは1日に必要な栄養素を摂取するはできません。
むしろ、これらの補助食品のみのダイエットが加齢臭、疲労臭を増幅させていると考えられます。
健康な身体をつくるにはバランスの良い食事が基本となりますが、ダイエットサポート食を積極的に摂取していると、便秘になりやすく、それが加齢臭の原因となることがありますので注意しましょう。
男性に便秘の方は少ないと聞きますが、近年、その噂は崩れており、女性同様、便秘に悩む男性も少なくありません。
腸内環境が正常に働いていないと便、発酵ガスがたまり、それが血液に流れて身体中をめぐり、汗、皮脂となって身体全身から便臭として出てしまいます。
そうならないためには、食事による対策が必要です。
おすすめの食材は、ポリフェノールをたっぷりと含むりんご、ブルーベリー、抗酸化作用をもつキウイフルーツなどのフルーツほか、食物繊維を含むごぼう、サツマイモ、しいたけやまいたけなどのキノコ類、わかめや昆布の海藻類。
腸内の善玉菌を増やす効果をもつ納豆、味噌、ヨーグルトなどの発酵食品、疲労回復に効果のあるクエン酸を含むレモンや梅干しなどです。
毎日少量でも構いませんので、積極的に摂取し、腸内バランスを整える意識をしましょう。
加齢臭と運動不足対策に!ミドル世代の男性は有酸素運動を取り入れてみて
30~40代のミドル年代が悩む加齢臭はミドル臭と呼ばれ、50代以降の男性に比べ、深刻な悩みとしてとらえる方が多く、対策グッズも数多く販売されています。
働き盛りの30~40代の男性は、なぜ、深刻に加齢臭に悩むのでしょうか。
その答えはエチケットにほかなりません。
部下をもつ年代になり、新人社員が入社すると、戦力になるようじっくりと育てていかなければなりません。
その重要な役どころを任される年代となると、部下の前で加齢臭を発生させるわけにはいかず、対策グッズを活用する男性が急増しているとのことです。
そんな働き盛りの加齢臭対策には、有酸素運動がおすすめです。
有酸素運動には、身体の酸化を防ぐ作用があるとされています。
ウォーキングやジョギングなどの比較的緩やかな運動は、瞬発力を必要とするスポーツと比べて乳酸を発生させないので、疲労臭も少なく、酸化抑制作用があるとされています。
有酸素運動の運動時間は、1日30分前後がおすすめです。
緩やかなウォーキングでも、1~2時間を超えると身体が疲れてしまいます。
これでは、活性酸素が増えてしまうことになり、せっかくの運動が逆効果です。
時間、疲労には十分に注意したうえで、取り組むことをおすすめします。
汗腺を鍛えて加齢臭対策!消臭成分配合のボディソープにも注目
時短のためにシャワー派の男性が増えていると耳にしますが、加齢臭で悩む年代の男性には、お風呂で身体を温め、その日の疲れをとる入浴方法がおすすめです。
1日外で仕事してきた顔、身体には、その日に出た汗、皮脂が付着しています。
シャワーで汗、皮脂を洗い流すことも悪くはありませんが、汗、皮脂をスッキリと落としきれないこともしばしば。
身体に残った汗は時間が経つと、皮脂、雑菌と混ざり合って、汗臭い臭いへと変わります。
その臭いを防ぐためには、身体全身の汗を出し、その汗をスッキリと洗い流してくれるお風呂が最適です。
ちなみに、日ごろ、汗をかく習慣の少ない男性はきつい臭いを発しやすくなります。
お風呂で汗を出す訓練を行うことで、そのきつい臭いを抑えることができます。
1日の疲れを癒すため、そして臭いを抑えるためにも、湯船に身体を沈め、汗をかく習慣をつけておきましょう。
また、身体を洗うボディソープや固形石鹸についてですが、加齢臭対策におすすめなのは消臭効果のある柿渋エキス、緑茶エキス、ミョウバン配合のものになります。
消臭成分が配合された固形石鹸、ボディソープを使って、臭いが気になる耳の後ろ、首すじ、わき、足などは特に念入りに、ゆっくりと丁寧に洗っていきましょう。
お風呂から出る前は、もう一度お湯を全身にかけて、お風呂で出した汗をスッキリと洗い流しておくことをお忘れなく。
洗濯したのにまだ臭う!?身近な衣類には入念なケアを
加齢臭の付着したシーツ、枕カバー、TシャツやYシャツなど、何回洗濯しても臭いが残ってしまう場合には、浸け置き洗いがおすすめです。
特に枕カバーやシーツなどの寝具は長時間肌に触れているものであるため、臭い移りする可能性が高く、こまめに洗濯する必要があります。
では、浸け置き洗いについてですが、もっとも一般的な浸け置きは熱湯を使うことです。
電気ポットややかんで沸かした湯をバケツに入れ、枕カバーやシーツを浸けこんでおきましょう。
浸けこむ時間は、臭いのきつさにもよりますが、1時間から2時間ほどでしょうか。
時間が経つと湯が冷めてきますので、冷めないうちに洗濯に出し、回しておくことをおすすめします。
あまり長時間浸けこむとバケツの中に雑菌が増え、その臭いが洗濯物に付着する恐れがありますので、注意しましょう。
続いて、市販の漂白剤を使う場合ですが、男性の加齢臭対策におすすめは、酸素系漂白剤、または塩素系漂白剤になります。
どちらのタイプも加齢臭の臭いをスッキリと落としてくれるメリットがありますが、酵素系はお湯との相性が良いので、浸け置き洗いにおすすめです。
塩素系漂白剤は白いものを真っ白にしてくれる効果をもちますので、白い枕カバーやシーツ、Tシャツにおすすめです。
家族に嫌がられないために!男性向け臭い対策グッズ
現在市販されている男性向け加齢臭対策グッズには制汗剤はじめ、ボディソープ、ボディシャンプー、石鹸、サプリメント、消臭スプレーなど、数多くの商品が売られています。
それらの中でも、加齢臭に悩む男性たちからの注目を受けるのが、耳裏専用の消臭スプレー、頭皮も身体も消臭できるデオドランドスプレーの商品です。
まず、耳裏専用の消臭スプレーですが、愛用者の方々からは、
「画期的な商品」
「耳の裏の臭いに悩まされなくなった」
「1プッシュで臭いが消えた」
「妻に嫌な顔をされなくなった」
と好評を得ているようです。
また、デオドランドスプレーについても、
「頭皮の臭いが気になり帽子を避けていたが、最近は帽子を被っても臭わないので安心だ」
「子どもから頭皮の臭いが軽減されたと言われ嬉しかった」
「効果てきめん」
「翌日会社に行くのが苦痛でなくなった」
など、嬉しい声がネットに投稿されているのを目にします。
さらに効果的な使い方として、どちらの商品も身体だけでなく、靴や帽子、衣類にも吹きかけて使っている方が多数です。
鞄や帽子に吹きかけておくことで、手や頭皮からの臭いをケアし、精神的にも落ち着いて暮らせるそうです。
制汗剤だけでは防ぎきれない臭いがあります。
そのような場合は、これらの加齢臭対策グッズを使ってみてはいかがでしょうか。
生活習慣を見直して加齢臭対策に!グッズも活用しよう
今や、加齢臭は男性だけの悩みではありません。
女性におすすめの加齢臭対策グッズが増えたことで、男性も選択肢が広がったのではないでしょうか。
加齢臭は食事、生活習慣などを見直すことで、臭いの原因を抑えることができますが、加齢臭対策グッズをプラスすればさらに効果的です。
毎日臭いに悩まされない、笑顔で暮らせる日々を手に入れましょう。