男性に多い脂性肌!毛穴の開きや黒ずみを改善する方法とは

美容 2018.09.13

男性は女性に比べると、脂性肌である方が多いです。

脂性肌は、毛穴トラブルやニキビ、ベタつきなど様々な問題があります。

これらの肌トラブルですが「自分は脂性肌だから・・・」と諦めていませんか?

実は、正しいスキンケア方法を行うことで、改善する見込みはあります。

ここでは、脂性肌についてのスキンケア方法をお伝えしていきます。

なぜ男性は脂性肌が多いのか

冒頭でもお伝えしたように、男性は女性に比べると脂性肌が多い傾向にあります。

その理由の1つに、ホルモンが影響しています。

皮脂は男性ホルモンが皮脂腺を刺激することで、分泌されます。

これは男女共にいえることではありますが、男性ホルモンが多い男性は、肌が脂っぽくなりやすいのです。

もう1つ、女性と男性は肌の水分の保有量に違いがあります。

これは個人差がありますが、女性に比べると男性の水分保有量は、半分以下といわれています。

そのため、肌が乾燥しやすい状態であり、防衛反応として皮脂を多く分泌するように働くといわれています。

よく、「脂性肌だと思っていたら実は乾燥肌だった」という話があるように、乾燥と皮脂は大きく関係しています。

もし、乾燥肌が原因で皮脂を過剰分泌している場合は、いくら皮脂を取り除いたとしても根本的な解決にはなりません。

しかし、今からでも正しいスキンケアをすることで改善していく余地は十分にあります。

その方法は後にお伝えしていきますが、まずはなぜ毛穴が開いてしまうのか、その原因について突き止めてみましょう。

 

脂性肌に多い毛穴トラブル!なぜ毛穴は開き黒くなるのか

毛穴が開いてしまう原因に、まず皮脂が過剰分泌していることが考えられます。

脂性肌の方の場合、通常よりも皮脂腺が発達しているため、毛穴が大きくなりやすいとされています。

毛穴が開いた状態になると、そこに古い皮脂や角質が溜まりやすくなり、これらが酸化を起こすと、毛穴は黒くなるのです。

そして、毛穴の開きは肌の乾燥も関係しています。

正常な肌は、肌に十分な水分量が保たれており、キメ細かくしっとりとしている状態です。

しかし、肌に合わないスキンケアや紫外線などによって肌が乾燥状態になると、肌のキメが乱れ毛穴も目立ちやすくなります。

また、脂性肌の場合ニキビができやすい傾向にあります。

このニキビを潰してしまったり、または潰れてしまうことでも毛穴の開きを招くことになります。

このように毛穴が開いてしまう原因は様々ありますが、毛穴の原因ともなる脂性肌を改善する方法はいくつかあります。

次に、その方法をご紹介していきます。

 

脂性肌のタイプは2つ!それぞれに合った洗顔料とは

脂性肌といっても、実は2つのタイプがあります。

1つが前にもお伝えしたように、乾燥によって引き起こされる脂性肌です。

もう1つが、肌の水分量は足りているのに、ホルモンバランスや生活習慣の乱れによって起こる脂性肌です。

この2つは、同じ脂性肌といっても、それぞれに合う洗顔料は異なります。

ここでは、それぞれに合った洗顔料の選び方について解説していきます。

 

●本当の脂性肌の洗顔選び

肌の水分量は足りているのに、ホルモンなどの乱れで起こる脂性肌の方の場合、余分な皮脂を落として肌を清潔に保ってくれるものを選びましょう。

皮脂が過剰分泌してしまう脂性肌の方は、通常よりもニキビなどが発生しやすい状態です。

皮脂を適度に落とし、毛穴の汚れまでしっかりと落とす洗浄力があるものが望ましいでしょう。

 

●乾燥による脂性肌の洗顔選び

反対に、乾燥によって脂性肌になってしまっている方は、皮脂を落としすぎないマイルドな洗顔料を選ぶようにしましょう。

洗顔料としては保湿成分である、コラーゲンやヒアルロン酸などが含まれているものがおすすめです。

的確なものを使うことで、肌の改善に繋がるでしょう。

 

毛穴の黒ずみを改善するための正しい洗顔方法

洗顔方法として、基本のポイントがあります。

それは皮脂を落としすぎないことと、肌に刺激を与えないようにすることです。

この2つのポイントを押さえて、毛穴の黒ずみを改善するための洗顔方法をご紹介していきます。

まず、毛穴の汚れをしっかりと落とせるように、蒸しタオルなどを使って毛穴を開くことから始めましょう。

蒸しタオルが面倒という方は、湯船の蒸気を活用してもよいです。

お風呂にゆっくり浸かり、毛穴が開いた状態で洗顔を行っていきます。

洗顔の方法としては、

1.泡立てネットなどで洗顔料をしっかりと泡立てます。

2.毛穴の開きが気になる箇所(Tゾーンやおでこ)などから泡を乗せ、泡を滑らせるようにして洗います。

3.乾燥しやすい口元や目元を最後にして、こちらも軽く泡で洗っていきます。

4.ぬるま湯でしっかりと洗い流します。

洗顔をするとき、間違った方法でやってしまいがちなことは、ゴシゴシと強く擦るように洗ってしまうことです。

肌をゴシゴシと擦るように洗っても、毛穴の汚れは落ちません。

また、擦るような洗顔方法は肌へ負担を与えてしまうことになるので、乾燥を招く原因となりさらに毛穴の開きを広げてしまうことにもなりかねません。

また、脂性肌の方でよくやってしまうのが、長時間の洗顔です。

洗顔料は顔に乗せてから、1分以内で済ませるようにしましょう。

あまりに長い間洗顔料を乗せていると、肌の必要な皮脂までも吸着し、乾燥する原因になります。

 

脂性肌を改善するスキンケア選び

洗顔後は保湿をしていきますが、やはり保湿にもそれぞれ適切なものがあり、それを使用することで改善へと向かいます。

ここでは、スキンケア「保湿」についてお話ししていきます。

 

●本当の脂性肌のスキンケア

水分量が足りているのにも関わらず、皮脂が過剰に出てしまうような脂性肌の方は、毛穴を引き締める効果のある化粧水などを選ぶとよいでしょう。

また、適度に保湿して油分のバランスを整えてあげることも大切です。

本当の脂性肌の方の場合、高保湿のクリームなどは油分の割合が多いため、ニキビなどの発生に繋がってしまいます。

適度に油分のある乳液やジェルなどを選び、スキンケアをしていきましょう。

 

●乾燥による脂性肌のスキンケア

肌の水分量が足りていないことで引き起こされる脂性肌の方は、やはり高い保湿効果のある化粧水を選ぶようにしましょう。

また、このような方は肌の水分と油分のバランスが乱れているので、アルコールなど刺激があるものの使用は避けることをおすすめします。

化粧水の後も、高保湿の乳液やクリームなどで、肌の水分を逃がさないようにしましょう。

 

脂性肌になる原因生活習慣の乱れを改善しよう

乾燥が原因で起こる脂性肌の場合は、なにより保湿が重要となりますが、ホルモンバランスや生活習慣の乱れによって起こる脂性肌の場合、これらを改善することで肌の調子を整えることにも繋がります。

脂性肌の方の中で、脂っぽい食べ物を好んで食べているという方はいませんか?

実は、食事も肌にはとても影響しているといわれています。

特に揚げ物や洋菓子などにはたくさんの油分が含まれており、皮脂の過剰分泌につながります。

その結果、毛穴の開きの原因にもなります。

また、睡眠不足やストレスなどでも皮脂を増加させる要因となります。

ストレスを抱えた状態や睡眠不足が続くと、自律神経とホルモンバランスを乱してしまい、皮脂が過剰に分泌することがあります。

改善方法としては、脂っぽい食事はなるべく避けバランスのよい食事を心がけることです。

そして、ストレスはなるべく溜めないようにリラックスできる時間を作り、睡眠環境を整えてあげることが大切です。

 

それぞれの脂性肌に合ったスキンケアを

脂性肌で悩まれている方は、まずはご自分のスキンケア方法が正しいのか、また肌に合っているのか一度確認してみましょう。

特に脂性肌の方は、肌の皮脂を取ろうと考えてしまいがちですが、洗顔料による乾燥が原因で脂性肌になっている可能性もあります。

正しいスキンケアをして、脂性肌を改善していきましょう。

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